運動時の変化について正しいのはどれか。
1: 脳の血流量が増加する。
2: 皮膚血流量が減少する。
3: 内臓血管の拡張が起こる。
4: 骨格筋の血管収縮が起こる。
5: 心臓への静脈還流量が増加する。
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 発 汗
2: 頻 脈
3: 高血圧
4: 低血糖
5: 四肢の疼痛
対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。
1: 頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する。
2: 統合する中枢は大脳にある。
3: 立直り反応の一つである。
4: 生後4か月で出現する。
5: 生後10か月で消失する。
末梢神経損傷で誤っているのはどれか。
1: 筋萎縮
2: 異常感覚
3: 発汗異常
4: 腱反射亢進
5: 筋線維束攣縮
寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。
1: 筋組織の代謝の増大
2: 毛細血管透過性の増大
3: γ神経線維の伝導速度の低下
4: δ神経線維の伝導速度の低下
5: 筋紡錘からの求心性放電の増大
心臓について正しいのはどれか。
1: 冠動脈の血流は収縮期に増加する。
2: 左心房と左心室は同時に収縮が始まる。
3: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。
4: 心筋の収縮はH+の細胞内流入により生じる。
5: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加させる。
三叉神経が関与するのはどれか。
1: 咽頭反射
2: 角膜反射
3: 咳反射
4: 前庭眼反射
5: 対光反射
循環生理で正しいのはどれか。
1: Valsalva(バルサルバ)試験中は一回拍出量が増加する。
2: Aschner(アシュネル)試験では心拍数が増加する。
3: 頸動脈洞マッサージでは心拍数が増加する。
4: 右心房への静脈還流は吸気時に増加する。
5: 臥位と立位では静脈還流に大きな変化はない。
排尿で正しいのはどれか。
1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。
2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。
3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は随意制御できる。
5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。
冠血流を減少させる要因はどれか。
1: 収縮期の血圧の低下
2: 心拍数の低下
3: 大動脈弁狭窄
4: 心房中隔欠損
5: 僧帽弁狭窄
骨格筋について正しいのはどれか。
1: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。
2: 伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である。
3: 筋に単一刺激を加えると強縮が生じる。
4: 神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する。
5: 筋小胞体から放出されたNa+がトロポニンに結合する。
心臓で正しいのはどれか。
1: 収縮期に冠血管の血流は増加する。
2: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。
3: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。
4: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。
5: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生じる。
膀胱の神経支配について正しいのはどれか。
1: 下腹神経は副交感神経である。
2: 骨盤神経は交感神経である。
3: 陰部神経は体性神経である。
4: αアドレナリン受容体は膀胱体部に多い。
5: βアドレナリン受容体は膀胱底部に多い。
交感神経の機能で正しいのはどれか。
1: 膵液分泌を促進する。
2: 心収縮力を減少させる。
3: 直腸平滑筋を収縮させる。
4: 水晶体の厚さを減少させる。
5: 肝臓でのグリコーゲン合成を促進する。
ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。
1: アナフィラキシー反応
2: 血管迷走神経反射
3: 重症熱傷
4: 大量出血
5: 敗血症
神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。
1: 下垂体前葉
2: 下垂体後葉
3: 甲状腺
4: 副腎皮質
5: 副腎髄質
立位から椅子へゆっくり座るときに起こる大殿筋の筋収縮はどれか。
1: 求心性収縮
2: 遠心性収縮
3: 等尺性収縮
4: 相動性収縮
5: 静止性収縮
正しいのはどれか。
1: 瞳孔散大は副交感神経の作用である。
2: 視細胞の錐状体は明暗感覚に関与する。
3: 視神経乳頭部は視力の最も良い部分である。
4: 内側膝状体は視覚伝導路に含まれる。
5: 左視野の視覚情報は右後頭葉に入力する。
立位での全身浴で、頸部までつかったときの生体反応で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 利尿作用
2: 静脈還流量の減少
3: 肺活量の増加
4: 1回心拍出量の減少
5: リンパ循環の促進
脳神経の中で副交感神経線維を含まないのはどれか。
1: 動眼神経
2: 三叉神経
3: 顔面神経
4: 舌咽神経
5: 迷走神経