第43回午後第73問の類似問題

第37回午後:第89問

慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。  

1: 半数以上の患者が高度障害となる。

2: 血沈値の亢進がみられる。

3: 慢性で進行性である。

4: 朝のこわばりがみられる。

5: 骨・関節の破壊を生じる。

第36回午後:第86問

脳血管疾患で誤っているのはどれか。 ア.我が国では死因の第1位である。イ.糖尿病は危険因子である。ウ.視床は脳出血の好発部位である。エ.脳動脈瘤の破裂によってくも膜下出血が起こる。オ.脳梗塞の急性期ではエックス線CT所見は高吸収域を示す。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第48回午前:第91問

慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 喫煙は危険因子である。

2: 片肺に発症することが多い。

3: 静肺コンプライアンスが低下する。

4: 肺気腫は肺胞壁の破壊を特徴とする。

5: 肺の換気時の気道抵抗が低下している。

第42回午後:第71問

急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。  

1: 高血圧は危険因子である。

2: 冠動脈の閉塞で起こる。

3: 胸痛のない心筋梗塞が存在する。

4: 心電図上、異常Q波が最も早期の変化である。

5: 血中CK値が上昇する。

第49回午前:第88問

膝関節血腫を生じやすいのはどれか。  

1: 偽痛風

2: 血友病

3: 滑膜ヒダ障害

4: ジャンパー膝

5: 変形性膝関節症

第56回午後:第75問

がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 膀胱癌 ── ヘリコバクター・ピロリ菌

2: 肝細胞癌 ── B型肝炎ウイルス

3: 子宮頸癌 ── ヒトパピローマウイルス

4: 成人T細胞白血病 ── Epstein Barrウイルス

5: 慢性骨髄性白血病 ── HTLV-I

  • 答え:2 ・3
  • 解説:がんは様々な原因で発生するが、特定の病原体が原因となることもある。この問題では、がんとその原因となる病原体の正しい組み合わせを選ぶことが求められている。
  • 膀胱癌はヘリコバクター・ピロリ菌とは関係がない。ヘリコバクター・ピロリ菌は胃がんの原因となることが知られている。
  • 肝細胞癌はB型肝炎ウイルスが原因となることがある。B型肝炎ウイルスは肝臓に感染し、慢性化すると肝硬変や肝細胞癌を引き起こすことがある。
  • 子宮頸癌はヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となることがある。特定のHPVのタイプは子宮頸癌のリスクを高めることが知られており、HPVワクチンが予防策として推奨されている。
  • 成人T細胞白血病はEpstein Barrウイルスではなく、HTLV-I(ヒトT細胞白血病ウイルス)が原因となる。Epstein Barrウイルスは、伝染性単核症やバーキットリンパ腫などの原因となる。
  • 慢性骨髄性白血病はウイルスに関係しない。慢性骨髄性白血病は、染色体の異常(フィラデルフィア染色体)が原因となることが知られている。HTLV-Iは成人T細胞白血病の原因となる。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第40回午後:第49問

病変部位で誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角

2: 急性灰白髄炎(ポリオ)-脊髄後角

3: Parkinson病-中脳黒質

4: Hungtinton病-線条体

5: Alzheimer病-大脳皮質

第50回午後:第35問

糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 感覚神経障害

3: 脳梗塞後遺症

4: ケトアシドーシス

5: 閉塞性動脈硬化症