パーキンソン病で誤っているのはどれか。
1: 症状は左右対称性に発症する。
2: 運動開始の遅れがある。
3: 認知障害が認められる。
4: 姿勢調節障害がある。
5: 顔面の表情が乏しくなる。
パーキンソン病で転倒の原因になりにくい症状はどれか。
1: 振 戦
2: 固 縮
3: 動作緩慢
4: 突進現象
5: 前傾姿勢
パーキンソン病で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 眼振が出現する。
2: 立ち直り反応が低下する。
3: 下肢ミオクローヌスが頻発する。
4: 運動によって振戦が増悪する。
5: 初期症状は一側性に出現する。
パーキンソン病に比較して、血管性パーキンソニズムで認めにくいのはどれか。
1: 突進現象
2: 痴呆症状
3: 感情失禁
4: 高血圧
5: 虚血性心疾患
パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。
1: 発汗異常
2: 排尿障害
3: 下 痢
4: 脂漏性皮膚
5: 起立性低血圧
パーキンソン病について誤っているのはどれか。
1: 中年以降に発症する変性疾患である。
2: 4~6 Hzの安静時振戦を認める。
3: 病的反射が出現する。
4: 主たる病変部位は黒質である。
5: 抑うつなどの精神症状を呈する。
パーキンソン病について正しいのはどれか。
1: 初発年齢は70歳代である。
2: 病的反射がみられる。
3: 仮面様顔貌がみられる。
4: 企図振戦がみられる。
5: 姿勢反射は障害されない。
パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。
1: 便 秘
2: 脂 顔
3: 多 汗
4: 反射性膀胱
5: 起立性低血圧
パーキンソン病の症状と比べて脊髄小脳変性症の症状をよく表しているのはどれか。
1: 罫線の間隔に収まる文章が書けない。
2: ブザー音を合図に動き出すまでに時間がかかる。
3: 体幹の回旋運動と逆の方向に頸を回旋することが難しい。
4: 光の点滅で手を打つと反復回数に連れタイミングのずれが大きくなる。
5: ポケットから手探りで目的物をつかみ出すとき小さなものの方が容易にできる。
パーキンソン病で誤っているのはどれか。 ア.固縮イ.病的反射ウ.企図振戦エ.仮面様顔貌オ.寡動
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
神経疾患と振戦の組合せで正しいのはどれか。
1: パーキンソン病-姿勢時振戦
2: ウィルソン病-安静時振戦
3: 無酸素性脳症-羽ばたき振戦
4: 脊髄小脳変性症-企図振戦
5: ハンチントン病-運動時振戦
パーキンソン病のヤールの重症度分類で正しい組合せはどれか。
1: ステージI-立ち直り反応がみられない。
2: ステージII-日常生活に多少の障害がある。
3: ステージIII-上肢に一側性の動作障害がある。
4: ステージIV-どうにか自力で生活できる。
5: ステージV-どうにか歩ける。
図に示す立ち上がり動作手順と疾患(障害)との組合せで誤っているのはどれか。
1: 左片麻痺
2: パーキンソン病
3: 腰髄損傷(第3腰髄節まで機能残存)
4: 筋ジストロフィー
5: 小脳性失調症
パーキンソン病のヤール重症度分類で誤っている組合せはどれか。
1: ステージI- 一側症状
2: ステージII- 両側症状
3: ステージIII- ADL自立
4: ステージIV- 歩行不能
5: ステージV- 寝たきり
抗Parkinson病薬の長期投与によって生じうる症状として誤っているのはどれか。
1: 高血圧
2: on–off現象
3: 精神症状の出現
4: wearing–off現象
5: 不随意運動の増強
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 胸腺の異常を伴うことが多い。
2: Parkinson病より患者数が多い。
3: テンシロン試験で症状が悪化する。
4: 血清クレアチンキナーゼが上昇する。
5: 誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。
認知症の原因でないのはどれか。
1: パーキンソン病
2: ハンチントン舞踏病
3: 進行性核上性麻痺
4: 汎発性レビー小体病
5: 筋萎縮性側索硬化症
パーキンソン病患者の理学療法でメトロノームを用いて改善が期待されるのはどれか。
1: 振戦
2: 構音障害
3: 書字障害
4: 平衡機能障害
5: 小刻み歩行
72歳の男性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージIII。すくみ足と突進現象が目立つ。歩行練習で誤っているのはどれか。
1: 歩行開始時に姿勢を矯正する。
2: 足踏みをしてから歩く。
3: 手拍子に合わせて歩く。
4: 歩幅に合わせた横線を床上に引く。
5: 足首に重錘バンドを装着して歩く。
60歳の男性。パーキンソン病。理学療法で適切でないのはどれか。
1: 呼吸訓練
2: 伸張訓練
3: バランス訓練
4: 小文字の書字訓練
5: 台からの立ち上がり訓練