第39回午前第72問の類似問題

第39回午前:第24問

50歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症後5年経過し、歩行は自立しているが、更衣、入浴動作に介助が必要である。この時期の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.高負荷での筋力増強訓練イ.頸椎固定装具の作製ウ.電動車椅子の操作エ.呼吸筋群の強化訓練オ.上肢の関節可動域訓練  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午前:第60問

脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節の異所性骨化─急性期からストレッチ

2: 自律神経過反射-下肢挙上位で経過観察

3: 急性期の骨脱灰-牛乳の飲用

4: 褥 瘡-車椅子上で徐圧動作

5: 作業中の失禁-留置導尿

第50回午前:第33問

肩手症候群に対する治療介入で誤っているのはどれか。  

1: 温熱療法を併用する。

2: 肩関節の可動域訓練を行う。

3: 手指と手関節との可動域訓練を行う。

4: 肩関節亜脱臼にアームスリングを使用する。

5: 手指に発赤を認めた場合は可動域訓練は禁忌である。

第40回午前:第51問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-腸腰筋短縮

2: ファーレンテスト-正中神経圧迫

3: ヤーガソンテスト-肩関節拘縮

4: スパーリングテスト-神経根圧迫

5: アドソンテスト-血管圧迫

第37回午前:第88問

大腿義足の異常歩行とその原因との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 義足側立脚相の短縮-ソケット内壁の適合不良

2: 義足側外転歩行-初期内転角の不足

3: 義足側分回し歩行-義足が長すぎる場合

4: 外側ホイップ-過度の膝軸外旋

5: フットスラップ-ヒールバンパー軟化

第50回午前:第42問

等尺性運動で誤っているのはどれか。  

1: 関節運動を伴わない筋収縮である。

2: 等張性運動に比べて血圧が上昇しやすい。

3: 等運動性運動に比べて筋力の増強効果が小さい。

4: 等張性運動に比べて収縮時の筋血流は減少する。

5: 等張性運動に比べて筋持久力の増強効果が大きい。

第34回午前:第53問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の理学療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.漸増抵抗運動イ.関節可動域訓練ウ.呼吸訓練エ.座位保持装置による側弯予防オ.装具を用いた歩行訓練  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第50回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と基本軸の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上 - 両側の肩峰を結ぶ線

2: 肩内旋 - 肘を通る矢状面への垂直線

3: 手伸展 - 尺骨

4: 股外旋 - 両側の上前腸骨棘を結ぶ線

5: 足屈曲(底屈) - 脛骨への垂直線

第39回午後:第84問

正しいのはどれか。  

1: 変形性肘関節症では前腕の回内制限が著しい。

2: 変形性膝関節症は男性に多い。

3: 変形性股関節症の多くは一次性である。

4: 変形性頸推症は第3、4頸椎に生じやすい。

5: 腰椎変形性後弯症は女性の農業従事者に多い。

第40回午前:第55問

関節リウマチの作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 日常生活指導は対象者と家族に対して実施する。

2: 痛みのある時にはスプリントの使用を避ける。

3: 日内変動に配慮してプログラムを遂行する。

4: 疲労によって痛みが増悪するため休憩をとる。

5: 筋力強化には等尺性収縮を利用した運動を用いる。

第55回午後:第26問

Danielsらの徒手筋力テストで、検査する筋の段階と開始肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 菱形筋群の段階4―――肘関節伸展位

2: 上腕三頭筋の段階4――肩関節屈曲位

3: 大殿筋の段階3――――膝関節伸展位

4: 大腿四頭筋の段階2――股関節屈曲位

5: 後脛骨筋の段階2―――足関節底屈位

第46回午後:第54問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋 — 下殿神経

2: 縫工筋 — 閉鎖神経

3: 膝窩筋 — 脛骨神経

4: 後脛骨筋 — 総腓骨神経

5: 短指屈筋 — 内側足底神経

第40回午前:第45問

片麻痺の患側立脚相での膝関節過伸展に注意すべき項目で適切でないのはどれか。  

1: 大腿四頭筋の筋力低下

2: 足関節底屈筋の筋力低下

3: 尖足拘縮

4: 固有感覚障害

5: 骨盤の後退

第35回午後:第94問

誤っている組合せはどれか。  

1: ベネット骨折-第1中手骨基部骨折

2: デュピュイトラン骨折-内・外果骨折

3: モンテギア骨折-尺骨中枢脱臼と橈骨骨幹部骨折

4: コットン骨折-内・外果および脛骨後方骨折

5: コーレス骨折-橈骨遠位端骨折

第38回午前:第33問

図のような大腿義足歩行の原因はどれか。 

38_0_33

1: 健側大腿四頭筋の筋力低下がある。

2: 患側股関節屈曲筋の筋力低下がある。

3: 断端の外転拘縮がある。

4: ソケットの初期屈曲角度が少ない。

5: 義足の長さが長すぎる。

第36回午前:第63問

コッドマン体操について誤っているのはどれか。  

1: アイロン体操とも呼ばれる。

2: 棘下筋に負担のかからない挙上位が可能である。

3: 重さによって肩関節周囲組織へ牽引を加える。

4: 烏口肩峰アーチ下での上腕骨大結節のスムーズな運動が可能である。

5: 関節可動域制限の改善を目的とする。

第38回午後:第44問

肩関節の内転に作用しないのはどれか。  

1: 棘上筋

2: 烏口腕筋

3: 大円筋

4: 大胸筋

5: 肩甲下筋

第57回午後:第13問

65歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節痛に対して後方侵入法で人工股関節置換術を受けた。術後のエックス線写真を示す。手術後3週までの患側の理学療法で正しいのはどれか。 

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1: 立ち上がり動作は股関節内旋位で行う。

2: 術後翌日から等尺性筋力増強練習を開始する。

3: 術後3日間はベッド上安静とする。

4: 術後2週は股関節を45度以上屈曲しない。

5: 術後3週は免荷とする。

第49回午後:第88問

絞扼性神経障害と神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 梨状筋症候群 ― 坐骨神経

2: 肘部管症候群 ― 正中神経

3: Guyon管症候群 ― 尺骨神経

4: 円回内筋症候群 ― 尺骨神経

5: Hunter管症候群 ― 大腿神経

第35回午前:第89問

神経麻痺と装具との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 橈骨神経麻痺-トーマススプリント

2: 正中神経麻痺-対立スプリント

3: 尺骨神経麻痺-逆ナックルベンダー装具

4: 大腿神経麻痺-リングロック付膝装具

5: 総腓骨神経麻痺-プラスチック短下肢装具