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理学療法士国家試験

大分類

神経・筋系の障害と臨床医学

20問表示中
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86
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:重要
末梢神経伝導検査が診断に有用なのはどれか。
1
Parkinson病
2
手根管症候群
3
多系統萎縮症
4
筋ジストロフィー
5
閉塞性動脈硬化症
92
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午前
重要度:標準
Guillain-Barré症候群の初期症状で特徴的なのはどれか。
1
体重減少
2
激しい関節痛
3
突然の視覚喪失
4
皮膚の色素沈着
5
遠位中心の筋力低下
83
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
小脳障害でみられる症候はどれか。2つ選べ。
1
筋緊張低下
2
静止時振戦
3
ジスメトリー
4
深部感覚障害
5
病的反射陽性
86
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
多発性硬化症で正しいのはどれか。
1
男性に多い。
2
遺伝性の疾患である。
3
温熱療法が効果的である。
4
末梢神経の脱髄疾患である。
5
MRI検査が診断に有用である。
92
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
脳血管障害のうち、日本で2021年以降に発症数が最も多いのはどれか。
1
脳梗塞
2
脳出血
3
くも膜下出血
4
脳静脈血栓症
5
慢性硬膜下血腫
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93
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第60回 午後
重要度:重要
Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
1
遺伝性疾患である。
2
女性に多く発症する。
3
主に成人後に発症する。
4
感染が発症の契機となる。
5
平均寿命は約60歳である。
76
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午後
重要度:最重要
前頭葉の損傷による高次脳機能障害で生じるのはどれか。2つ選べ。
1
視覚失調
2
肢節運動失行
3
触覚失認
4
相貌失認
5
Broca失語
78
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午後
重要度:重要
Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
1
学童期に発症する。
2
心筋障害はまれである。
3
下肢に伸展拘縮をきたす。
4
常染色体劣性遺伝である。
5
筋形質膜にジストロフィン蛋白がみられる。
91
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第59回 午後
重要度:重要
筋萎縮性側索硬化症における典型的な筋電図検査所見で正しいのはどれか。
1
運動神経伝導検査における遠位潜時延長
2
感覚神経伝導検査における伝導ブロック
3
針筋電図検査における線維束攣縮の電位出現
4
反復刺激試験における漸減現象〈Waning〉
5
反復刺激試験における漸増現象〈Waxing〉
77
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:最重要
末梢神経の脱髄がみられるのはどれか。
1
多発性硬化症
2
de Quervain病
3
進行性核上性麻痺
4
腰部脊柱管狭窄症
5
Guillain-Barré症候群
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84
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午前
重要度:標準
ASIAの評価対象はどれか。
1
意識レベル
2
運動失調
3
眼球運動
4
肛門感覚
5
深部腱反射
82
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
脳卒中患者の歩行自立と関連が最も少ないのはどれか。
1
半側空間無視
2
両側性片麻痺
3
深部覚障害
4
注意障害
5
失語症
83
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄節まで機能残存)の上肢機能で可能なのはどれか。2つ選べ。
1
小指の外転
2
母指の内転
3
手関節の背屈
4
肘関節の屈曲
5
中指DIP関節の屈曲
84
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:最重要
痙縮が出現し得るのはどれか。
1
筋強直性ジストロフィー
2
Guillain-Barré症候群
3
多発性筋炎
4
多発性硬化症
5
腕神経叢麻痺
90
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
脳梗塞で正しいのはどれか。
1
脳動脈瘤の合併が多い。
2
我が国の死因の第1位である。
3
心房細動は脳塞栓の原因となる。
4
くも膜下出血に比べ、発症後の死亡率は高い。
5
原因に関わらず抗血小板薬の投与が行われる。
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95
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第58回 午後
重要度:重要
大動脈解離の続発症で誤っているのはどれか。
1
腎不全
2
脳梗塞
3
脊髄障害
4
三尖弁閉鎖不全
5
心タンポナーデ
82
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:最重要 解説あり
ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。  
1
C5 ── 肘関節屈筋群
2
C6 ── 肘関節伸筋群
3
C7 ── 小指外転筋
4
L2 ── 膝関節伸筋群
5
L3 ── 足関節背屈筋群

解説

ASIAの評価法では、脊髄髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価する際に重要な役割を果たしています。この問題では、脊髄髄節とkey muscleの正しい組み合わせを選ぶことが求められています。

選択肢別解説

1
正解

C5のkey muscleは上腕二頭筋と上腕筋であり、肘関節屈筋群に属しているため、正しい組み合わせです。

2
不正解

C6のkey muscleは長短橈側手根伸筋であり、手関節伸筋に属しているため、誤りです。肘関節伸筋群(上腕三頭筋)はC7のkey muscleです。

3
不正解

C7のkey muscleは上腕三頭筋であり、肘関節伸筋群に属しているため、誤りです。小指外転筋はT1のkey muscleです。

4
不正解

L2のkey muscleは股関節屈筋群であり、膝関節伸筋群ではないため、誤りです。膝関節伸筋群(大腿四頭筋)はL3のkey muscleです。

5
不正解

L3のkey muscleは膝関節伸筋群(大腿四頭筋)であり、足関節背屈筋群ではないため、誤りです。足関節背屈筋群(前脛骨筋)はL4のkey muscleです。

84
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:重要 解説あり
前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。  
1
感覚は正常である。
2
尺骨神経の分枝である。
3
肘部管のTinel徴候が陽性である。
4
中・環・小指の伸展動作が困難である。
5
母指と示指のつまみ動作が困難である。

解説

前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺は、感覚が正常である点が共通しています。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、それぞれ異なる神経から分岐しています。

選択肢別解説

1
正解

感覚は正常であるのは、前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺の共通点であり、正しい選択肢です。

2
不正解

尺骨神経の分枝ではありません。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、この選択肢は間違いです。

3
不正解

肘部管のTinel徴候が陽性ではありません。前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺はどちらも肘部管のTinel徴候が陰性であるため、この選択肢は間違いです。

4
不正解

中・環・小指の伸展動作が困難であるのは、後骨間神経麻痺のみの症状であり、前骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。

5
不正解

母指と示指のつまみ動作が困難であるのは、前骨間神経麻痺のみの症状であり、後骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。

90
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:最重要 解説あり
脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。  
1
Broca領域 ── 遂行機能障害
2
右小脳半球 ── 左上下肢の運動失調
3
右内包後脚 ── 左上下肢の運動麻痺
4
左前頭葉 ── 左半側空間無視
5
左放線冠 ── 感覚性失語

解説

脳梗塞の発生部位によって出現する症状は異なります。この問題では、それぞれの部位における症状を正確に理解することが求められています。

選択肢別解説

1
不正解

Broca領域は運動性失語の症状が現れる部位であり、遂行機能障害は前頭葉で見られるため、この選択肢は誤りです。

2
不正解

右小脳半球では、右(同側)上下肢の運動失調が見られるため、この選択肢は誤りです。小脳半球の症状には、同側上下肢の運動失調や筋緊張の低下が含まれます。

3
正解

右内包後脚では、左上下肢の運動麻痺が見られるため、この選択肢は正しいです。

4
不正解

左前頭葉では非流暢性失語が見られるため、この選択肢は誤りです。左半側空間無視は、右頭頂葉後部で見られる症状です。

5
不正解

左放線冠は部位によって様々な症状が現れますが、感覚性失語はWernicke領域で見られるため、この選択肢は誤りです。

91
理学療法士・作業療法士共通問題 - 第57回 午前
重要度:標準 解説あり
筋電図検査について正しいのはどれか。  
1
針筋電図の神経原性変化では低振幅・短持続電位波形が出現する。
2
軸索変性がある場合、活動電位の振幅は低下しない。
3
脱髄病変では神経伝導速度が低下する。
4
感覚神経の伝導速度は測定できない。
5
筋疾患では神経伝導速度が低下する。

解説

筋電図検査は、筋肉や神経の機能を評価するための検査であり、神経原性変化や筋原性変化などの特徴的な波形が観察される。この問題では、筋電図検査に関する正しい記述を選ぶことが求められている。

選択肢別解説

1
不正解

選択肢1は間違いです。針筋電図の神経原性変化では、高振幅・長持続電位波形が出現します。低振幅・短持続電位波形は筋原性変化で観察される現象です。

2
不正解

選択肢2は間違いです。軸索変性がある場合、活動電位の振幅は低下します。軸索変性は神経細胞の軸索が損傷されることで、神経信号の伝達が低下するため、活動電位の振幅も低下します。

3
正解

選択肢3は正解です。脱髄病変では、神経の髄鞘が損傷されることで神経伝導速度が低下します。髄鞘は神経信号の伝達を助ける役割を果たしているため、その損傷により神経伝導速度が低下するのです。

4
不正解

選択肢4は間違いです。感覚神経の伝導速度は、手指や足趾を用いて測定することができます。筋電図検査では、感覚神経の機能も評価することが可能です。

5
不正解

選択肢5は間違いです。筋疾患では、筋肉自体が影響を受けますが、神経伝導速度は低下しません。筋疾患の場合、筋原性変化が観察されることが一般的です。

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