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作業療法士国家試験

大分類

内科疾患

20問表示中
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30
作業療法士専門問題 - 第53回 午後
重要度:標準 解説あり
科目:
大分類: 内科疾患
心筋梗塞に特徴的な心電図所見で正しいのはどれか。  
1
F波の出現
2
P波の増高
3
QRS波の脱落
4
PQ間隔の延長
5
異常Q波の出現

解説

心筋梗塞の心電図では、異常Q波、STの上昇、冠性T波(左右対称性の陰性T波)などの特徴的所見がみられる。異常Q波は、心筋壊死の存在を示す。

選択肢別解説

1
不正解

F波(flutter波)は鋸の刃のように規則正しくギザギザした波で、心房粗動で出現する。心筋梗塞とは関係がない。

2
不正解

P波の増高は、肺高血圧症や肺気腫、心房中隔欠損症など、右心房に負荷がかかる疾患でみられる。心筋梗塞とは関係がない。

3
不正解

QRS波の脱落は、心房の興奮が心室に伝わっていないことを意味し、MobitzⅡ型の2度房室ブロックでみられる。心筋梗塞とは関係がない。

4
不正解

PQ間隔の延長は、房室接合部の伝導速度が遅いために房室伝導に時間がかかっていることを意味し、1度房室ブロックでみられる。心筋梗塞とは関係がない。

5
正解

異常Q波は、R波の高さの25%以上の深さがあり、幅が0.04 ms以上に広がったQ波で、心筋壊死の存在を示す。これが心筋梗塞に特徴的な心電図所見である。

36
作業療法士専門問題 - 第53回 午後
重要度:低 解説あり
科目:
大分類: 内科疾患
骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍はどれか。  
1
腎癌
2
乳癌
3
肝癌
4
膵臓癌
5
胆嚢癌

解説

骨転移を生じやすい悪性腫瘍は、乳癌(79%)、前立腺癌(76.7%)、肺癌(52.7%)とされる。乳癌は乳房の近くにある腋窩リンパ節や、胸の前方中央を縦に構成する胸骨のそばの内胸リンパ節、鎖骨上のリンパ節に転移しやすい。

選択肢別解説

1
不正解

腎癌の骨転移の発生率は、15%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。

2
正解

乳癌の骨転移の発生率は、79%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍である。

3
不正解

肝癌の骨転移の発生率は、16%とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。

4
不正解

膵臓癌の骨転移の発生率は、15%以下とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。

5
不正解

胆嚢癌の骨転移の発生率は、15%以下とされる。これは骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍ではない。

30
作業療法士専門問題 - 第52回 午前
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。  
1
深い呼吸
2
喉の渇き
3
手の震え
4
皮膚の乾燥
5
筋緊張の亢進
36
作業療法士専門問題 - 第52回 午前
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
上肢にリンパ浮腫がある乳癌術後患者に対する生活上の指導として最も適切なのはどれか。  
1
日光浴をする。
2
患肢の挙上を避ける。
3
高い温度で温浴をする。
4
アームスリングで保護する。
5
正常なリンパ節へ向けてマッサージを行う。
2
作業療法士実地問題 - 第52回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
72歳の男性。以前から心電図異常を指摘されていた。心電図を示す。正しいのはどれか。 
Y_qj9JzbUOZitvLpBA_E4
1
心房細動
2
心房粗動
3
WPW症候群
4
洞不全症候群
5
Ⅰ度房室ブロック
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10
作業療法士実地問題 - 第52回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
68歳の男性。慢性呼吸器疾患。「最近、入浴すると息切れがする」との訴えがある。入浴指導として正しいのはどれか。  
1
片手で髪を洗う。
2
首まで湯につかる。
3
短いタオルで背中を洗う。
4
吸気に合わせて動作を行う。
5
長座位で膝を立てて足を洗う。
12
作業療法士実地問題 - 第52回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
80歳の男性。体重70 kg。介護者は腰痛のある70歳の妻で体重39 kg。誤嚥性肺炎による1か月の入院後、下肢の廃用性の筋力低下をきたしている。端座位保持は可能であるが、立ち上がりは手すりを把持しても殿部が挙上できずに全介助である。立位は手すりを把持して保持できるが、足踏み動作は困難である。車椅子への移乗介助に使用する福祉用具の写真を示す。妻の腰痛を助長しないことを優先して選択する用具として適切なのはどれか。 
HGXqYlLljP0i_orMWWWJp
1
2
3
4
5
32
作業療法士専門問題 - 第52回 午後
重要度:低
科目:
大分類: 内科疾患
糖尿病性ケトアシドーシスに関連する呼吸はどれか。  
1
下顎呼吸
2
起坐呼吸
3
Biot呼吸
4
Kussmaul呼吸
5
Cheyne-Stokes呼吸
33
作業療法士専門問題 - 第52回 午後
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
排痰法はどれか。2つ選べ。  
1
Mendelsohn手技
2
体位ドレナージ
3
スクイージング
4
口すぼめ呼吸
5
Jakobson法
11
作業療法士実地問題 - 第51回 午前
科目:
大分類: 内科疾患
72歳の男性。肺癌の末期。意識障害はなく見当識良好で在宅生活を行っている。骨転移があり左肩と背部の疼痛を訴え、痛みのため歩行困難と食欲低下がある。まず行うべき対応はどれか。  
1
嚥下訓練
2
疼痛管理
3
肩のROM訓練
4
経管栄養の開始
5
下肢筋力強化訓練
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22
作業療法士専門問題 - 第51回 午前
重要度:低
科目:
大分類: 内科疾患
自覚症状から判断する心不全の重症度評価はどれか。  
1
Killip分類
2
NYHA分類
3
Fontaine分類
4
Forrester分類
5
Hugh-Jones分類
5
作業療法士実地問題 - 第51回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
72歳の男性。心筋梗塞後の心電図を示す。この心電図にみられるのはどれか。 
ySlUaVO3tCwMsBPxn8Y22
1
F波
2
異常Q波
3
δ波
4
PQ延長
5
ST低下
8
作業療法士実地問題 - 第51回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
70歳の男性。肺癌末期だが意識は清明で四肢筋力も保たれている。感覚障害や四肢の浮腫もない。最近徐々に嗄声が出現した。原因として最も考えられるのはどれか。  
1
反回神経麻痺
2
Raynaud現象
3
Pancoast腫瘍
4
上大静脈症候群
5
Lambert-Eaton症候群
13
作業療法士実地問題 - 第50回 午前
科目:
大分類: 内科疾患
62歳の男性。閉塞性動脈硬化症。著しい感染を伴った下肢壊疽に対して大腿切断術が施行され短断端となった。糖尿病性末梢神経障害を合併している。この患者の術直後の断端管理で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
断端の色調を観察する。
2
断端の自動運動を行う。
3
切断部の温熱療法を行う。
4
ギプスソケットを装着する。
5
切断側股関節を外転位に保持する。
6
作業療法士実地問題 - 第50回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。胸部エックス写真を示す。正しいのはどれか。 
U1daFTIdZ0zJNWATh-r0E
1
肺透過性低下
2
肺の過膨張
3
胸水貯留
4
肺水腫
5
心拡大
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7
作業療法士実地問題 - 第50回 午後
科目:
大分類: 内科疾患
74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。エックス線写真を示す。この患者の1回換気量は500 mL、予備吸気量は1,700 mL、予備呼気量は800 mLであった。1秒量はどれか。 
pLpL9g0nD1JIUeg9TsPQB
1
900 mL
2
1,500 mL
3
1,800 mL
4
2,100 mL
5
2,400 mL
34
作業療法士専門問題 - 第50回 午後
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
合併症のない急性心筋梗塞の患者において、厚生省「循環器疾患のリハビリテーションに関する研究班(平成8年度)」のリハビリテーションプログラムに基づき、次のステージへの進行が可能であるのはどれか。  
1
動悸の出現
2
心室細動の出現
3
0.5 mVのST低下
4
運動時心拍数150/分
5
運動時収縮期血圧の10 mmHg上昇
35
作業療法士専門問題 - 第50回 午後
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  
1
高血圧症
2
感覚神経障害
3
脳梗塞後遺症
4
ケトアシドーシス
5
閉塞性動脈硬化症
37
作業療法士専門問題 - 第50回 午後
重要度:標準
科目:
大分類: 内科疾患
がん患者の遺族が行うのはどれか。  
1
Assertion(アサーション)
2
Grief work(グリーフワーク)
3
Validation(バリデーション)
4
Living will(リビングウィル)
5
Narrative approach(ナラティブアプローチ)
6
作業療法士実地問題 - 第49回 午前
科目:
大分類: 内科疾患
70歳の男性。急性心筋梗塞を発症した。心電図を示す。所見として考えられるのはどれか。2つ選べ。 
tfZuWVr2AFI2CKQCllzJz
1
PQ延長
2
ST上昇
3
冠性T波
4
異常Q波
5
心室期外収縮
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