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臨床工学技士国家試験

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第20回 午前 第68問
20件の類似問題
植込み型心臓ペースメーカのペーシング不全の原因とならないのはどれか。...
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25
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:85% 類似度 80.9%
ペーシング不全の原因はどれか。
a
リード線の部分断線
b
ペースメーカ感染症
c
感染性心内膜炎
d
電極の離脱
e
電池消耗
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
67
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:53% 類似度 70.0%
植込み式心臓ペースメーカの誤作動の原因とならないのはどれか。
1
携帯電話
2
胸部エックス線撮影
3
電気毛布
4
MRI
5
コンピュータ
48
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 69.1%
体外式ペースメーカの定期点検項目として適切でないのはどれか。
1
ペーシングレート
2
電池電圧
3
パルス幅
4
電極接触インピーダンス
5
デマンド感度
56
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午後
類似度 66.2%
電気メスの患者回路連続性モニタで監視できないのはどれか。
1
対極板コードの断線
2
対極板のはがれ
3
アクティブ電極の生体への接触
4
アクティブ電極コードの断線
5
高周波漏れ電流の発生
24
第二種ME技術認定試験 - 第28回 午後
類似度 63.4%
植込み型ペースメーカに機能障害を与えないのはどれか。
1
MRI
2
電気メス
3
電子商品監視機器(盗難防止ゲート)
4
超音波診断装置
5
X線CT
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22
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 63.2%
植込み型ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1
前胸部を切開してポケットを作製する。
2
X線透視下で実施する。
3
ペーシング閾値を測定する。
4
操作者は電極リードを素手で触れてはならない。
5
ペーシング用リードは動脈から挿入する。
66
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:63% 類似度 63.2%
心臓ぺースメーカについて正しいのはどれか。
a
副作用の一つに横隔膜刺激がある。
b
体外式は内部電源機器である。
c
植込み式の内蔵電池はマンガン電池である。
d
植込み式では双極電極の方が単極電極より電気ノイズによる感知不全を起こしやすい。
e
植え込み式のリード線をマルチ・ファイラーコイルとするのは断線対策である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
45
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午後
重要度:低 正答率:78% 類似度 63.0% 解説あり
植込み型心臓ペースメーカの動作に影響する可能性があるのはどれか。
a
無線LAN
b
医用テレメータ
c
電気メス
d
エックス線 CT
e
MRI
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

植込み型心臓ペースメーカは外部電磁環境の影響(EMI)を受けると、自己心電位と誤検出して抑制される(オーバーセンシングによる一時的な非ペーシング)・不適切なモード遷移・リセットなどの不具合が起こり得る。医療機器の中では高周波電流を用いる電気メス、強力な静磁場・時間変化磁場・RFを用いるMRI、X線CT装置の高電圧スイッチングや散乱電磁ノイズ・高線量照射などが影響源となり得るため注意が必要である。一方、一般的な出力・距離条件で用いられる無線LANや医用テレメータは、機器側のEMC対策や低出力運用により影響は通常軽微で、適切な距離・運用を守れば臨床的影響はほぼ生じないと考えられる。

選択肢別解説

a
不正解

無線LANは低出力で運用され、機器・インプラント双方にEMC対策が施されている。適切な距離を保つ一般環境では、ペースメーカの動作に臨床的な影響を与える可能性は極めて低い。したがって本設問の趣旨(影響する可能性があるもの)には該当しない。

b
不正解

医用テレメータは医療施設内での使用を前提に設計され、周波数・出力管理や機器側のEMC対策が講じられている。患者近傍で使用されるが、通常の運用ではペースメーカへの影響は小さいため、影響する可能性が高い機器とはいえない。

c
正解

電気メスは数百kHz〜数MHzの高周波電流を用い、大電流が流れるため強い電磁ノイズや漏れ電流が発生する。これをペースメーカが心電信号と誤認してオーバーセンシング・抑制やノイズ抑制モード移行を起こすことがある。電気メスは影響する可能性があるため該当する。

d
正解

X線CTは回転ガントリ内のX線管高電圧スイッチングやモータ駆動に伴う電磁ノイズ、さらには高線量照射による一過性のデバイス反応などにより、稀にオーバーセンシングや動作不整を来すことが報告されている。よって影響する可能性がある。

e
正解

MRIは強力な静磁場、時間変化磁場(傾斜磁場)、RFパルスによる電磁環境を伴い、リードへの誘導加熱、オーバー/アンダーセンシング、リセット・モード変更等の重大な影響を及ぼし得る。MR対応機種で適切に条件管理しない限り、影響する可能性が高い。

49
第二種ME技術認定試験 - 第31回 午後
類似度 62.6%
除細動器による熱傷の原因として考えられないのはどれか。
1
電極接触インピーダンスの上昇
2
通電時の強い電極押し付け
3
小児用電極の使用
4
絆創膏の上からの通電
5
電極ペースト量の不足
37
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午後
類似度 62.4%
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
1
VVIモード用のペーシング電極は左心房に留置する。
2
ペーシング用リードは動脈から挿入する。
3
低周波治療器はペーシングに影響しない。
4
刺激電圧を徐々に下げたとき、心筋が興奮しなくなる直前の値を閾値という。
5
ペースメーカ植込み患者に対するAEDは禁忌である。
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77
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:85% 類似度 62.1%
ME機器と、起こり得る問題との組合せで考えられないのはどれか。
1
心内圧モニタ装置 ----------- ミクロショックによる心室細動
2
IABP ---------------------- 駆動ガスの漏れによる塞栓症
3
人工心肺装置 -------------- 回路のはずれによる大量出血
4
超音波診断装置 ------------ キヤビテーションによる血管損傷
5
電気メス ------------------- 高周波分流による熱傷
24
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 61.8%
心電図テレメータの電波が適切に受信されなかった原因として考えられないのはどれか。
1
送信機の電池の電圧低下
2
院内ポケットベルの使用
3
同じチャネルの複数の送信機使用
4
携帯電話の使用
5
中性電極コードの断線
34
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 61.8%
体外式ペースメーカの取扱いについて誤っているのはどれか。
1
電極のdistal(遠位)端子を本体のマイナス端子に接続した。
2
ゴム手袋をしてカテーテル電極端子の接続操作を行った。
3
出力電流を徐々に下げながらペーシング閾値を決めた。
4
感度をセンシング閾値の1/3の電圧値に設定した。
5
出力をペーシング閾値の1/3の電流値に設定した。
45
臨床工学技士国家試験 - 第29回 午前
重要度:低 正答率:71% 類似度 61.8% 解説あり
植込み型心臓ペースメーカに影響を及ぼすのはどれか。
a
EAS機器
b
RFID読取り機器
c
PHS端末
d
無線LAN機器
e
電磁調理器
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

植込み型心臓ペースメーカは外部電磁界により過感知(オーバーセンシング)や出力抑制、モード切替などの誤作動を生じ得る。特にゲート型の電子商品監視装置(EAS)やRFID読取り機器は比較的強い電磁界を放射・漏洩する場合があり、近接・接触・長時間の滞在でリスクが高まる。また電磁調理器(IH)は誘導加熱に伴う強い低周波磁界が発生し、胸部が近づく姿勢では干渉の恐れがある。これらは影響を及ぼし得るため注意が必要である。一方、PHS端末や無線LAN機器は低出力で通常使用距離において影響は生じにくいとされ、一般的には特段の制限を要しない。従って、影響を及ぼすのはEAS機器、RFID読取り機器、電磁調理器である。

選択肢別解説

a
正解

正しい(影響を及ぼし得る)。EAS(Electronic Article Surveillance)ゲートは低周波磁界やRFを用いる方式があり、強い電磁界がゲート付近で形成される。ペースメーカの誤感知や一過性抑制が報告されており、ゲートに寄りかからない・立ち止まらない・通路中央を速やかに通過するなどの回避策が推奨される。

b
正解

正しい(影響を及ぼし得る)。RFID読取り機器はタグ通信のために電波を放射する。特にゲート型・据置型・高出力読取器の近傍では電界・磁界強度が高く、植込み部への近接で過感知等のリスクがある。設置環境では機器に近づき過ぎない、身体(植込み部)を直接かざさない等の配慮が必要である。

c
不正解

誤り(影響を及ぼさないと判断)。PHS端末は低出力(1.9GHz帯)で、通常の使用距離では植込み型心臓ペースメーカへの影響は生じにくいと評価されている。一般的な注意として植込み部位に密着させない等に留意すれば、特段の制限は不要とされる。

d
不正解

誤り(影響を及ぼさないと判断)。無線LAN機器(2.4/5GHz帯)は低出力であり、日常環境での通常使用距離ではペースメーカへの有意な干渉は報告されにくい。植込み部への密着など不自然な近接を避ければ、特別な制限は通常不要とされる。

e
正解

正しい(影響を及ぼし得る)。電磁調理器(IH)はコイルに大電流を流して誘導加熱を行うため、調理面近傍に強い低周波磁界が発生する。胸部がコンロに近づく姿勢をとると過感知や出力抑制の恐れがあるため、植込み部を近づけない・無理な前屈や接触を避ける等の注意が必要である。

30
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 61.4%
心電図モニタで心拍数の誤検出の原因となりにくいのはどれか。
1
高振幅T波
2
筋電図の混入
3
ペースメーカ刺激電圧
4
低振幅R波
5
低振幅P波
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57
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午後
類似度 61.0%
電磁妨害(EMI) が生じる原因で誤っているのはどれか。
1
電気メスの放射電磁界
2
心電図テレメータの電波
3
静電気放電
4
電源電圧の変動
5
電源ラインのインパルス雑音
34
臨床工学技士国家試験 - 第27回 午後
重要度:低 正答率:86% 類似度 60.9% 解説あり
植込み型心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1
リチウム・ヨウ素電池が使用される。
2
電気メスによって雑音障害を受ける。
3
DDDモードの刺激電極は1つである。
4
VVIモードは心室でセンシングとペーシングが行われる。
5
プログラミングにテレメトリーを用いる。

解説

植込み型心臓ペースメーカの基本知識を問う問題。電源は長寿命・自己放電が少ないリチウム・ヨウ素電池が標準的に用いられる。ペースメーカは微小電位を感知するため、電気メスなどの高周波機器による電磁干渉で過感知・抑制などの雑音障害を受け得る。モードはNBGコードで表し、DDDは心房・心室の双方でセンシングとペーシングを行うデュアルチャンバで、通常は心房用と心室用の2本のリードを要するため、「刺激電極は1つ」は誤りである。VVIは心室でセンシング(V)し、抑制応答(I)で心室ペーシング(V)を行うシングルチャンバ。植込み後の設定確認や変更は体外のプログラマと本体間のテレメトリー(誘導・RF)で非侵襲的に行う。

選択肢別解説

1
不正解

正しい。植込み型ペースメーカの主電源にはリチウム・ヨウ素電池が広く用いられ、低自己放電・高信頼性により長期の作動が可能である。実使用寿命は設定や負荷に依存するが、長期運用を前提としている。

2
不正解

正しい。電気メスは高周波電流を用いるため、ペースメーカのリードに誘導されると過感知や抑制などの雑音障害を生じ得る。周術期はバイポーラ電気メスの使用、ディスパッド配置の工夫、必要時の非同期設定などで対策する。

3
正解

誤り。DDDモードは心房・心室の双方でセンシング/ペーシングを行うため、通常は心房用と心室用の2本のリード(各リードは多くが双極電極)を用いる。単一本リードで心房を感知し心室をペーシングするVDDという方式はあるが、これは心房ペーシングができずDDDではない。

4
不正解

正しい。VVIモードは心室でセンシング(2文字目V)し、自己心拍を感知した場合は抑制(3文字目I)し、必要時に心室へペーシング(1文字目V)を行うモードである。通常1本の心室リードで実現する。

5
不正解

正しい。植込み後の設定確認・プログラム変更・心内心電図の取得などは、体外プログラマと本体間のテレメトリー(誘導結合やRF通信)で非侵襲的に行う。

62
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:81% 類似度 60.8%
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。
a
電極のペーストが不足していた。
b
対極板をつけ忘れていた。
c
術者がゴム手袋をしていなかった。
d
R波同期出力装置が不良で作動しなかった。
e
電極ケーブルが断線していた。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
65
臨床工学技士国家試験 - 第20回 午前
正答率:57% 類似度 60.2% 解説あり
装置と問題点との組合せで誤っているのはどれか。
1
超音波凝固切開装置 — キャビテーション
2
電気メス — 電磁障害
3
人工呼吸器 — 圧損傷
4
心臓ペースメーカ — 熱傷
5
高気圧治療装置 — 減圧症

解説

誤りの組合せは「心臓ペースメーカ — 熱傷」。ペースメーカの出力はパルス電圧が数V、電流が数mA、パルス幅が数百µs〜1ms程度で、1拍あたりのエネルギーは極めて小さく、組織に臨床的な熱傷を生じさせる水準ではない。これに対し、超音波凝固切開装置では先端周囲でキャビテーションが生じ得る、電気メスは高周波電流による電磁障害を引き起こし得る、人工呼吸器は過大な圧や容量により圧損傷(気胸など)を来し得る、高気圧治療装置は減圧を急ぐと減圧症を誘発し得る、いずれも妥当なリスクである。

選択肢別解説

1
不正解

超音波凝固切開装置は数十kHzの機械振動で組織を凝固・切開する。高い音響エネルギーが液体中で作用すると先端周囲でキャビテーション(気泡の生成・崩壊)が生じ、組織損傷や微小出血の一因となり得るため、組合せは適切。

2
不正解

電気メスは数百kHz〜数MHzの高周波電流を用い、機器・配線・空間結合を通じて電磁ノイズを発生させる。心電図モニタの飽和やアラーム誤作動、植込み機器の誤作動など電磁障害の原因となるため、組合せは適切。

3
不正解

人工呼吸器で過大な一回換気量や高い気道内圧、低い呼気終末陽圧管理不良などは肺胞の過伸展を招き、気胸や縦隔気腫などの圧損傷(バロトラウマ)を起こし得る。したがって組合せは適切。

4
正解

心臓ペースメーカの刺激出力はパルス電圧がおおむね1〜10V、電流が数mA、パルス幅が約0.2〜1ms程度で、1拍あたりのエネルギーはごく小さい。通常の作動で組織の熱傷を生じることは想定されないため、「熱傷」との組合せは不適切(本問の誤り)。なお電気メスやMRIなど外部エネルギー併用時にリード先端の加熱が問題となるのは別の事象である。

5
不正解

高気圧治療装置は加圧・減圧を管理するが、減圧を急ぐと体内で気泡が発生し減圧症を誘発し得る。適切なプロトコルでは緩徐な減圧を行う必要があり、減圧症は管理不良時の代表的リスクである。組合せは適切。

66
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:82% 類似度 60.2%
電気メスについて誤っている組合せはどれか。
1
凝固用波形 バースト波
2
患者の対地インピーダンスの低下 高周波分流
3
バイポーラ方式 微細手術
4
ペースメーカ誤作動 デマンド機構
5
熱傷 対極板面積過大
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