生体情報の計測の過去問


国試第36回午後:第25問

心電図の計測で商用交流雑音対策に用いられるのはどれか。 

a: 移動平均処理 

b: 加算平均処理 

c: 差動増幅器 

d: ハムフィルタ 

e: ACラインフィルタ 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第26問

トランスデューサと変換する物理量との組合せで正しいのはどれか。 

1: 差動トランス  温度 

2: CdS    磁場 

3: ホール素子  放射線 

4: ストレインゲージ  光 

5: 圧電素子   振動

国試第34回午後:第61問

生体時系列信号の解析手法と用途の組合せで正しいのはどれか。

1: ローパスフィルタ      聴覚誘発電位の検出

2: FFT 周波数分析

3: 微分法           基線動揺の除去

4: 加算平均法         平滑化

5: 移動平均法         波形パターンの認識

国試第34回午前:第26問

トランスデューサが備えるべき特性でないのはどれか。

1: 測定対象に対する選択性が良いこと。

2: 測定すべき範囲内で直線性が保たれていること。

3: 測定対象のもつ信号の応答速度に対応できること。

4: 生体に結合したとき低侵襲であること。

5: 信号対雑音比を小さくできること。

ME2第40回午後:第23問

心電図モニタ用ディスポーザブル電極について誤っているのはどれか。

1: 電極を装着する前に皮膚をアルコール綿で拭く。

2: 角質層が厚い場合は擦り取ってから電極を装着する。

3: 患者の状況に応じて電極の装着位置はずらしてもよい。

4: 同じ患者であれば再使用してもよい。

5: 双極誘導法では電極は3ヶ所に装着する。

ME2第40回午前:第41問

生体計測に用いられるセンサと物理量の変換関係で誤っているのはどれか。

1: ホール素子:磁 場→電 圧

2: ピエゾ素子:力→電気抵抗

3: サーミスタ:温 度→電気抵抗

4: CdS素子:光→電気抵抗

5: 熱電対:温 度→電 圧

ME2第39回午後:第23問

皮膚から導出する誘発筋電図記録について誤っているのはどれか。

1: 刺激電極は水をしみ込ませたフェルトを用いる。

2: 単極の刺激電極を用いる。

3: 目的の神経を刺激できているかは波形で確認する。

4: 神経伝導速度は近位・遠位部の2点間の電位検出の時間差から算出する。

5: 導出には導電性ペーストを塗布した銀-塩化銀電極を用いる。

ME2第39回午後:第21問

図は心電計の校正波形を示している。AとBはそれぞれ標準感度の何倍か。

img39782-21-0

1: (A)1/2 -- (B)1

2: (A)1 -- (B)2

3: (A)2 -- (B)4

4: (A)1 -- (B)1/2

5: (A)2 -- (B)1

ME2第38回午前:第55問

生体情報を測定するのに生体外から生体にエネルギーを加える必要がないのはどれか。

1: MRI装置

2: X線CT装置

3: NIRS(Near Infrared Spectroscopy)装置

4: 脳磁図計

5: 超音波診断装置

ME2第38回午前:第47問

睡眠時無呼吸症候群の診断に用いられないのはどれか。

1: 脳 波

2: 筋電図

3: 心音図

4: 動脈血酸素飽和度

5: 鼻または口における気流波形

ME2第38回午前:第45問

生体計測用電極について誤っているのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは小さい。

2: 電極面積を小さくしても電極電位は変わらない。

3: 異種の金属電極の使用は電極電位の影響を増大させる。

4: 電極インピーダンスは周波数の増加とともに大きくなる。

5: 新品の再使用型金属電極はエージングを行う。

ME2第37回午後:第34問

心電図電極について誤っているのはどれか。

1: 再使用型電極の表面をやすりで磨く。

2: 再使用型電極に導電性クリームを塗布する。

3: 装着部の皮膚角質層をガーゼで擦り落とす。

4: 装着部の皮脂をアルコール綿で拭く。

5: 心臓カテーテル室ではカーボン電極を使用する。

ME2第37回午前:第54問

接触インピーダンスが最も低い電極はどれか。

1: 除細動器のパドル電極

2: 心電国モニタのディスポ電極

3: 電気メスの導電型対極板

4: 体外式ペースメーカのカテーテル電極

5: 脳波計の針電極

ME2第37回午前:第53問

生体計測用電極について正しいのはどれか。

1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは大きい。

2: 電極面積が大きいほど交流雑音の影響が大きい。

3: 電極面積が大きいほど電極電位が大きい。

4: 同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。

5: 電極インピーダンスは周波数とともに増加する。

ME2第37回午前:第52問

トランスデューサの備えるべき条件で誤っているのはどれか。

1: 測定すべき範囲内で直線性を保っている。

2: 測定対象がもつ周波数成分を十分カバーできる。

3: SN比が十分に小さい。

4: 十分な測定感度を有している。

5: 再現性が保たれている。

ME2第37回午前:第41問

心電計で振れ幅2mVの心電図波形を標準感度で記録した場合、記録紙上で振れ幅は何mmになるか。

img12875-41-0

1: 2

2: 5

3: 10

4: 20

5: 40

ME2第36回午後:第36問

心音計測について誤っているのはどれか。

1: Ⅰ音の主な成分は僧帽弁の閉鎖する時相に生じる。

2: Ⅱ音の主な成分は大動脈弁が開放する時相に生じる。

3: 心電図と同時記録を行う。

4: 測定時に呼吸を停止させる。

5: 心音、心雑音の成分は20~800Hz程度である。

ME2第36回午後:第35問

筋電図測定についての組合せで誤っているのはどれか。

1: 針電極 -- 神経伝導速度

2: 電気刺激 -- 誘発反応

3: 誘発電位 -- 同期加算

4: 電位変化 -- 10μV~10mV

5: 周波数成分 -- 1~10,000Hz

ME2第36回午後:第33問

心電図電極の取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 再使用型金属電極はエージングを行う。

2: 再使用型金属電極に生理食塩液を含んだガーゼを装着する。

3: 電極装着部の皮膚角質層を除去する。

4: 電極装着部の皮膚をアルコール綿で拭く。

5: 心臓カテーテル室では金属製電極を使用する。

ME2第36回午後:第13問

脳波測定と関係ないのはどれか。

1: 10/20電極配置法

2: 皿電極

3: 差動増幅器

4: フラッシュ刺激

5: ゴールドバーガー誘導