麻酔の過去問


ME2第30回午後:第50問

麻酔器の安全機構ではないのはどれか。

1: 低酸素防止装置

2: 余剰ガス濃度測定装置

3: 気道内圧警報装置

4: 酸素以外のガス遮断装置

5: 停電警報装置

ME2第30回午後:第43問

麻酔器の保守点検について誤っているのはどれか。

1: 酸素ボンベとの接続部にグリースを使用した。

2: 充填前にソーダライムの細粉を除去した。

3: 始業点検としてリークテストを行った。

4: 流量計の精度は表示値の±10%以内であることを確認した。

5: 酸素フラッシュ弁作動時の流量は35L/min以上であることを確認した。

ME2第30回午後:第22問

麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。

2: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

3: 二酸化炭素吸収剤が変色していないことを確認した。

4: ポップオフ弁を開いて呼吸回路のリークテストをした。

5: 酸素供給圧が一定値以下になると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。

ME2第29回午後:第47問

麻酔器の保守点検をした。異常なのはどれか。

1: 酸素濃度計のセンサを空気にさらし、酸素濃度が21%であった。

2: 酸素ガスの供給を止めると、亜酸化窒素ガスが遮断された。

3: 補助酸素ボンベの内圧が10MPaであった。

4: 炭酸ガス吸収剤が紫色であった。

5: 酸素フラッシュ流量が40l/分で、あった。

ME2第29回午後:第18問

麻酔器の構成要素でないのはどれか。

1: 流量計

2: 気化器

3: ポップオフ弁(APL:Adjustable Pressure Limiting弁)

4: 呼吸バッグ

5: 窒素吸着筒

国試第15回午前:第39問

全身麻酔に含まれるのはどれか。

a: 表面麻酔

b: 吸入麻酔

c: 静脈麻酔

d: 脊椎麻酔

e: 硬膜外麻酔

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第13回午前:第41問

全身麻酔器について誤っているのはどれか。

1: ボンベからガスを得るときは6.5~7.5kgf/cm2に減圧する。

2: 酸素流量計の位置は各流量計の最左端(向かって右側)に規定されている。

3: ソーダライム100gは大気圧・室温で15~20lのCO2を吸収する。

4: 気化器をバイパスして大量の酸素ガスを直接呼吸回路へ供給する機能がある。

5: 酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。

国試第12回午前:第41問

ガス麻酔薬はどれか。

1: 亜酸化窒素(笑気)

2: セボフルラン

3: イソフルラン

4: エンフルラン

5: ハロタン

国試第11回午前:第40問

麻酔薬について誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素(笑気)の通常使用濃度は3%である。

2: セボフルランは揮発性麻酔薬である。

3: プロポフォールは静脈麻酔薬である。

4: スキサメトニウム(SCG)は筋弛緩薬である。

5: リドカインには抗不整脈作用がある。

国試第11回午前:第39問

麻酔薬について正しいのはどれか。

a: サイオペンタールは長時間作用性の静脈麻酔薬である。

b: ベクロニウムブロマイドは局所麻酔薬である。

c: フェンタニールは関心術の麻酔に使用されている。

d: ハロタンの副作用として肝障害がある。

e: イソフルランの体内代謝率は小さい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第70問

麻酔器の安全機構と関連する機器はどれか。

a: 酸素供給圧警報装置

b: ガス遮断安全装置

c: APL弁(ポップオフ弁)

d: パルスオキシメータ

e: 回路外気化器

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第46問

麻酔中のモニタで誤っている組合せはどれか。

1: 心電図 ――――――――――――― 心筋の変力作用

2: パルスオキシメータ ―――――――-- 動脈血酸素飽和度

3: 肺動脈楔入圧 ―――――――――― 左心機能

4: 誘発筋電図 ――――――――――― 筋弛緩薬の作用

5: カプノグラフ ――――――――――-- 空気塞栓症

国試第7回午前:第45問

麻酔器について正しいのはどれか。

a: 笑気はボンベ内では気体である。

b: ソーダライムは二酸化炭素を吸収する。

c: 笑気が単独では流れない安全装置がある。

d: 回路内には一方向弁がある。

e: 半閉鎖式回路では10l/分以上のガスが必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第44問

麻酔器について正しいのはどれか。

a: 笑気はボンベ内では液体として存在する。

b: ソーダライムは炭酸ガスを吸収する。

c: 閉鎖式よりも半閉鎖式の方が供給ガス量を節約できる。

d: 炭酸ガス吸収装置は回路外に取り付けるべきものである。

e: 気化器は回路内に直列に連結すべきものである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第44問

正しいのはどれか。

1: 硬膜外麻酔はバランス麻酔ともいう。

2: ソーダライムは酸素発生器である。

3: パルスオキシメータは脈拍数測定器である。

4: ライトレスピロメータで換気量測定ができる。

5: カプノグラフで動脈血酸素飽和度を測定する。

国試第5回午前:第43問

正しいのはどれか。

1: 笑気は吸入麻酔薬の一つである。

2: ケタミンは吸入麻酔薬の一つである。

3: イソフルレンは局所麻酔薬の一つである。

4: チオバルビタールは吸入麻酔薬の一つである。

5: サクシニルコリンは脊椎麻酔に用いる。

国試第2回午前:第44問

正しいのはどれか。

a: ハロセンは全身麻酔薬である。

b: コカインは局所麻酔薬である。

c: ニトログリセリンは子宮収縮薬である。

d: リドカインは抗消化性潰瘍薬である。

e: ベンゾジアゼピンは呼吸促進薬である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第40問

麻酔について誤っているのはどれか。

1: チオバルビタールは、全身麻酔の導入にしばしば用いられる。

2: 吸入麻酔用のガスが有する物理的特性は、麻酔、覚醒の速さに影響を与える。

3: バランス麻酔は、手術台の傾きを変えて麻酔範囲を調節する脊椎麻酔である。

4: 硬膜外麻酔は局所麻酔の一種である。

5: 腕神経叢ブロックは伝達麻酔の一種である。

国試第32回午前:第21問

麻酔に必要な要素でないのはどれか。

1: 鎮 静

2: 鎮 痛

3: 筋弛緩

4: 有害反射の抑制

5: 消化管運動の抑制