第36回国試午後78問の類似問題

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第3回午後:第45問

正しいのはどれか。

a: 血液濾過では急激な除水により不均衡症状が起こりやすい。

b: ある溶質のふるい計数が1である血液濾過器では、その溶質はまったく除去できない。

c: 血液濾過では後希釈法が現在広く用いられている。

d: ふるい計数0.5の溶質の血液濾過によるクリアランスは同一時間内の濾液量を超えない。

e: ECUMは血液濾過透析法の別名である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第75問

血液濾過器のふるい係数について正しいのはどれか。

1: 分子量が大きいほど大きな値をとる。

2: 負の値をとることがある。

3: 小分子蛋白では、治療中経時的に上昇する。

4: 小分子蛋白では、血液系より水系の方が高い値を示す。

5: クリアランスと同じ次元をもつ。

国試第2回午後:第45問

血液透析中通常、持続的にモニタしていないのはどれか。

1: 透析液の漏血

2: 透析液の浸透圧

3: 静脈側回路内圧

4: 透析液の電導度

5: 血液回路内の気泡

国試第26回午後:第74問

次の条件で透析が行われた。透析器動脈側クレアチニン濃度 16 mg/dL透析器静脈側クレアチニン濃度 2 mg/dL透析器動脈側血液流量 220 mL/min透析器入口透析液流量 500 mL/min除水速度 20 mL/minこの透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。

1: 180

2: 185

3: 195

4: 200

5: 220

国試第13回午後:第58問

血液透析濾過器の性能指標として誤っているのはどれか。

1: ダイアリザンス

2: タンパク異化率

3: マスバランスエラー

4: ふるい係数

5: 濾過係数

国試第4回午後:第44問

誤っているのはどれか。

a: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。

b: 透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。

c: 透析器の透水性はクリアランスで表される。

d: 限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。

e: 体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第59問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気混入

b: 血清カリウム濃度

c: 回路内ヘマトクリット値

d: 静脈側回路内圧

e: 透析液側への漏血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第76問

血液透析を下記の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/minただし、除水は無視できるものとする。このとき、動脈側尿素窒素濃度100 mg/dL静脈側尿素窒素濃度10 mg/dLであった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min] はどれか。

1: 140

2: 160

3: 180

4: 200

5: 220

ME2第36回午前:第52問

血液浄化法について誤っているのはどれか。

1: 腹膜透析は中分子量物質の除去能力に優れている。

2: 血液透析は小分子量物質の除去能力に優れている。

3: 血液濾過は中・大分子量物質の除去能力に優れている。

4: 血液透析ではタンパク質の喪失が少ない。

5: 血液濾過は血漿浸透圧変化が生じやすい。

国試第5回午後:第47問

血液流量200ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザおよび出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限界濾過流量は無視できるものとする。

1: 105

2: 110

3: 115

4: 120

5: 125

国試第28回午前:第75問

血液透析を行うことによって是正されるのはどれか。

a: 高カリウム血症

b: 代謝性アシドーシス

c: エリスロポエチン欠乏

d: ビタミンD欠乏

e: 低リン血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第30問

慢性糸球体腎炎で血圧160/94mmHg、血清クレアチニン値6.0mg/dL、浮腫がない第3期慢性腎不全患者の食事療法として誤っているのはどれか。

1: 蛋白の制限

2: 十分な熱量の投与

3: 食塩の制限

4: 水分の制限

5: カリウム塩の制限

国試第24回午前:第77問

血液透析を次の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/min限外濾過流量 10mL/minこのとき、動脈側尿素窒素濃度は100mg/dL透析液出口尿素窒素濃度は30mg/dLだった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。

1: 123

2: 133

3: 143

4: 153

5: 166

国試第30回午前:第16問

急性腎不全に対して透析を開始しなければならないのはどれか。

a: BUN 100 mg/dL

b: 血清HC03- 12 mEq/L

c: 血清クレアチニン8 mg/dL

d: 動脈血pH 7. 35

e: 血清K+ 5 mEq/L

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第44問

血液流量200ml/min、透析液流量500ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザ入口および出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限外濾過流量は無視できるものとする。

1: 105

2: 110

3: 115

4: 120

5: 125

国試第32回午前:第18問

慢性腎臓病の重症度を規定する因子はどれか。

a: 基礎疾患

b: 推算糸球体濾過量

c: 蛋白尿

d: 尿 量

e: 血 圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e