酸素療法について正しいのはどれか。
a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。
b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。
c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。
d: 在宅では液化酸素を利用することができない。
e: 副作用として酸素中毒に注意する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ベンチュリーマスクの設定で総流量が45 L/min となるのはどれか。
a: 酸素濃度24%、酸素流量4L/min
b: 酸素濃度28%、酸素流量4L/min
c: 酸素濃度35%、酸素流量8L/min
d: 酸素濃度40%、酸素流量8L/min
e: 酸素濃度50%、酸素流量10L/min
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
室温が27℃で15MPaに充填された酸素ボンベの保管場所の温度が57℃へ上昇したとき、ボンベ内の圧力変化[kPa]はおよそいくらか。
1: 150
2: 500
3: 1000
4: 1500
5: 2000
医療用酸素の設備・取扱いについて正しいのはどれか。
1: 高圧ガス取締法ではボンベの色は灰色と規定されている。
2: ボンベの初期充填内圧は150kgf/cm2である。
3: 配管内圧は通常2気圧である。
4: 医療ガス配管設備のJISでの表示色は黒である。
5: ボンベ内の残量はボンベ重量から計算する。
人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。
1: 100
2: 200
3: 300
4: 400
5: 500
満充填された内容積3.5Lの酸素ボンベから取り出せるガス量はおよそ何Lか。
1: 35
2: 140
3: 350
4: 500
5: 1000
麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。
1: 配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。
2: 酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。
3: 酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。
4: 酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。
5: 酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。
流量が0L/minのときに、図1の状態となる酸素流量計で流量を図2のように調整した。このときの酸素流量は何L/minか。
1: 3.0
2: 2.8
3: 2.6
4: 2.4
5: 2.2
JIS T 7101「医療ガス配管設備」で正しいのはどれか。
1: CEシステムの満量は予想使用量の10日分以上である。
2: マニフオールドでは予想使用量の3日分以上を貯蔵する。
3: 吸引供給装置は吸引ポンプを4基以上設置する。
4: 緊急用の酸素貯蔵量は予想使用量の1日分以上を確保する。
5: 静止圧状態の標準圧力は酸素の方が亜酸化窒素より約0.3MPa高い。
a: 病態により動脈血酸素分圧(PaO2)の目標値は異なる。
b: ベンチュリーマスクは吸気酸素濃度を調節できる。
c: ベンチュリーマスク使用時には酸素の流量を少なくする。
d: 吸気酸素濃度は機器によらず50%以上にできる。
e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が高い場合は低い酸素濃度から換気を開始する。
高圧ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 二酸化炭素ボンベは横にして使用する。
2: 亜酸化窒素の残量は重量でわかる。
3: 立てた状態で貯蔵する。
4: 完全に充填された酸素ボンベの内圧は約15MPaである。
5: ヨーク形ではピンインデックスで誤接続が防止される。
医療ガス配管端末器での酸素の供給圧はおよそ何kPaか。
3: 400
4: 600
5: 800
人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)
1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。
3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。
4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。
5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。
高圧ガス容器(ボンベ)について誤っているのはどれか。
1: ガスの種類が刻印されている。
2: ガスの種類によって塗色区分がされている。
3: 酸素と亜酸化窒素のバルブ(充填口)の形状は異なる。
4: 二酸化炭素は容器内の液体重量から残量が算出できる。
5: 気密性の高い場所で保管する。
酸素療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 酸素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
2: 酸素ボンベは表面の1/2以上が黒色である。
3: 二酸化炭素ボンベは表面の1/2以上が緑色である。
4: 二酸化炭素ボンベは40℃以下で保管する。
5: 亜酸化窒素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。
1: 酸素の流量が5L/minであった。
2: 酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。
3: 酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。
4: 二酸化炭素吸収剤が紫色であった。
5: 呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。
亜酸化窒素(笑気)ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 圧力調整器は使用中に冷たくなる。
2: ボンベ内圧はその温度における蒸気圧を示す。
3: 残量はボンベの重量から求める。
4: ボンベの色は緑である。
5: 液化充填されている。
酸素ボンベの取扱について誤っているのはどれか。
a: ボンベは重くて細長いため倒して保存する。
b: 引火事故を防ぐために赤く塗ったボンベを使用する。
c: ボンベの周囲2m以内に火気を置かない。
d: ボンベは40°C以下の環境で保存する。
e: 麻酔器との接続部の洩れに対してパッキングを用いる。
高圧ガス容器(ボンベ)の取扱いで不適切なのはどれか。
1: 換気の良い場所に保管する。
2: 圧力調整器との接続部にグリースを用いる。
3: バルブの開閉は静かに行う。
4: 使用時には周囲5m以内では火気厳禁である。
5: 亜酸化窒素ボンベは立てて使用する。
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