第33回国試午後76問の類似問題

国試第4回午後:第50問

尿素クリアランスについて正しいのはどれか。

a: 血液透析では限外濾過流量に依存しない。

b: 血液透析では透析流量を増すと減少する。

c: 血液透析では血流量を越えることはない。

d: 血液濾過では濾過流量にほぼ等しい。

e: 活性炭を直接用いた直接血液潅流ではほとんど零に等しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第57問

血液透析器の性能指標で誤っているのはどれか。

1: クリアランス

2: 限外濾過率

3: 総括物質移動係数

4: KT/V

5: ふるい係数

国試第6回午後:第50問

血液透析器の透水性を示す指標はどれか。

a: クリアランス (CL)

b: 濾過係数 (Lp)

c: 限外濾過率 (UFRP)

d: 膜間圧力差 (TMP)

e: ふるい係数 (SC)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第76問

血液透析で流量[mL/min]の単位をもつ性能指標はどれか。

1: ふるい係数

2: 濾過係数

3: 限外濾過率

4: 除去率

5: 総括物質移動面積係数

国試第14回午後:第52問

濾過がないとき、クリアランスを計算するのに必要な値はどれか。

a: 血液流量

b: 中空糸内径

c: 膜面積

d: 入口血液中の溶質濃度

e: 出口血液中の溶質濃度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第61問

濾過があるときダイアライザのクリアランスを求めるのに必要な値はどれか。(人工腎臓装置)

a: 出口側血流量

b: 膜面積

c: 中空糸内径

d: 透析液温度

e: 血液入口側溶質濃度

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: ふるい係数は透水性を表す指標である。

2: 血流量が増加するとクリアランスは減少する。

3: 導入初期には溶質除去効率の優れたものが使われる。

4: 小児にはプラィミング量が少ない方がよい。

5: 中空糸型では血液は透析器の中心部よりも外周部の方が流れやす い。

国試第13回午後:第61問

血液透析器の溶質除去性能が最大になるのはどれか。

1: 血液と透析液を同じ方向に流す。

2: 血液と透析液を反対方向に流す。

3: 血液と透析液を交差させて流す。

4: 血液の一部を再循環する。

5: 透析液の一部を再循環する。

国試第5回午後:第54問

有効面積1.5㎡の透析器を用い、血流量200ml/min、膜間圧力差200mmHgで3分間ECUMを行い120mlの濾液が得られた。限界濾過率(ml/hr/mmHg)として正しいのはどれか。

1: 6

2: 8

3: 12

4: 13.3

5: 20

国試第1回午後:第40問

正しいのはどれか。

a: 陰圧で限外濾過をかけるときは血液回路の陽圧は無視できる。

b: ECUM法(Extra corporeultrafiltration method)では血清浸透圧の変化が少ないので血圧が安定している。

c: 現在我が国で用いられている血液濾過法は後希釈法である。

d: 血液濾過のクレアチニンクリアランスは1分間の濾過量に等しい。

e: 活性炭を用いる血液吸着ではクレアチニンの除去効率が低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第8問

ある物質Aの血漿中濃度が30 mg/dL、1分間の尿中排泄量が11mgであった。糸球体濾過量が120mL/分のとき、物質Aは濾過されたうちのおよそ何%が排泄されているか。ただし、物質Aは血中で代謝を受けず糸球体で自由に濾過されるものとする。

1: 0.1

2: 0.3

3: 0.5

4: 0.7

5: 0.9

国試第25回午前:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: 限外濾過率は透水性を表す指標である。

2: クリアランスは血流量の影響を受けない。

3: ふるい係数が大きい溶質は膜透過しにくい。

4: 透析液は中空糸束の中心部ほど流れやすい。

5: 膜面積が大きいと不均衡症候群は起きにくい。

国試第35回午後:第75問

市販されている血液透析用の透析液中の溶質濃度で正しいのはどれか。 

a: ブドウ糖濃度100mg/dL 

b: 重炭酸イオン濃度25mEq/L 

c: カリウムイオン濃度2mEq/L 

d: マグネシウムイオン濃度0mEq/L 

e: ナトリウムイオン濃度154mEq/L 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第49問

血液透析液について正しいのはどれか。

a: アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。

b: Na濃度は130~140mEq/lである。

c: K濃度は2mEq/lである。

d: Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。

e: Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第43問

有効膜面積2.0m2の透析器(ダイアライザ)の濾過係数をECUM法(Extracorporeal ultrafiltration method)によって測定した。血流量を200ml/min、膜間圧力差(TMP:transmembrane pressure)を200mmHgとし、6分間で240mlの濾液が得られた。濾過係数〔ml/(hr・m2・mmHg)〕として正しいのはどれか。

1: 6

2: 20

3: 30

4: 120

5: 360

国試第8回午後:第67問

クリアランスについて正しいのはどれか。

a: 血液透析(HD)における小分子溶質は血流量に等しい。

b: 血液透析(HD)における大分子溶質では透析液流量に依存しない。

c: 血液濾過(HF)における小分子溶質では濾液流量に等しい。

d: 血液漉過(HF)における大分子溶質では濾液流量が多いほど増加する。

e: 血液透析濾過(HDF)における大分子容質では透析液流量と濾液流量との和に等しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第75問

血液濾過器のふるい係数について正しいのはどれか。

1: 分子量が大きいほど大きな値をとる。

2: 負の値をとることがある。

3: 小分子蛋白では、治療中経時的に上昇する。

4: 小分子蛋白では、血液系より水系の方が高い値を示す。

5: クリアランスと同じ次元をもつ。

国試第18回午後:第60問

市販血液透析液の組成と濃度との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: ナトリウム 140mmol/L(mEq/L)

b: カリウム 2.0mmol/L(mEq/L)

c: ブドウ糖 150mg/dl

d: リ ン 4.0mg/dl

e: マグネシウム 1.5mmol/L(3.0mEq/L)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第19問

ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。

a: その物質の血漿中濃度

b: その物質の尿中濃度

c: 尿量

d: 腎血漿流量

e: 糸球体濾過量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e