第38回ME2午後28問の類似問題

ME2第39回午後:第23問

皮膚から導出する誘発筋電図記録について誤っているのはどれか。

1: 刺激電極は水をしみ込ませたフェルトを用いる。

2: 単極の刺激電極を用いる。

3: 目的の神経を刺激できているかは波形で確認する。

4: 神経伝導速度は近位・遠位部の2点間の電位検出の時間差から算出する。

5: 導出には導電性ペーストを塗布した銀-塩化銀電極を用いる。

ME2第36回午後:第50問

電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1: 体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。

2: 心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。

3: 流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。

4: 周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。

5: 直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。

ME2第32回午後:第50問

電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。

1: マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。

2: 心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。

3: 手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。

4: 直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。

5: 100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。

ME2第40回午後:第11問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 二相性出力が主流である。

2: 出力電圧のピーク値は二相性より単相性出力のほうが大きい。

3: 単相性出力の場合、出力回路にインダクタが使われる。

4: 植込み型除細動器の出力は100J以上である。

5: 植込み型除細動器にはペースメーカの機能が内蔵されている。

国試第22回午後:第33問

除細動器で正しいのはどれか。

1: 心室細動にはR波同期で除細動を行う。

2: AEDはバイフェージック波形を用いる。

3: 直接心臓に通電する場合は出力を体外通電時の半分程度に下げる。

4: 出力端子の片側は接地されている。

5: 植込み式では100~300Jのエネルギーで通電する。

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

ME2第30回午後:第13問

交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電電流のパルス幅は数msである。

2: 試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。

3: 最大出力電圧は数kVである。

4: 充電回路にダイオードが挿入されている。

5: 出力波形はバースト波である。

国試第12回午前:第54問

電極について正しいのはどれか。

a: 体表面電極のペースト充填構造は皮膚-電極間インピーダンスを安定させる。

b: 銀-塩化銀電極は分極電圧が小さい。

c: 接触インピーダンスの主な成分はペースト-電極間のインピーダンスである。

d: オフセット電圧は計測装置の増幅器に直接入力されない。

e: 発汗によってオフセットドリフトが生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第41問

体外式ペースメーカの刺激パルス幅を点検する際に必要なのはどれか。

1: パルス発生器

2: ディジタルテスタ

3: メガー

4: インピーダンスメータ

5: オシロスコープ

国試第8回午前:第69問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 最大出力エネルギーは約400 J(ジュール)である。

b: 電極にぺーストを塗ってはならない。

c: 除細動にはAC(交流)通電が適する。

d: 併用する心電計は保護回路が入っていないものが適する。

e: 体外通電では術者はゴム手袋をはめて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第77問

電撃に対する人体の反応について誤っているのはどれか。

1: 電流の流出入部位によって異なる。

2: 最小感知電流の10~20倍の電流で行動の自由を失う。

3: 50kHz付近で最も感じやすい。

4: 1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。

5: 心室細動は最小感知電流より小さい電流によっても誘発される。

国試第1回午後:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

a: コイルに充電した数千ボルトのエネルギーをコンデンサを介して生体に放出する。

b: 通電時間は数ミリ秒である。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を使用する。

d: 電極にはペーストを十分に塗り、また出力フローティングを確保する。

e: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第35問

除細動器について正しいのはどれか。

a: AEDは院外環境で許可を受けた者が使用する。

b: AEDの放電パルスは単相性波形が用いられる。

c: 心室細動に対する除細動ではR波の同期が必要である。

d: 開胸下での通電出力は体外通電時の1 /10程度に設定する。

e: ICD植込み時には心室細動を発生させて除細動できることを確認する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第57問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストの主な役割は皮膚と電極との間のインピーダンスを下げることである。

b: 電極と電解質との界面で電極電位が発生し基線が変動する原因となる。

c: 脳波は針電極を用いるより皿電極を用いた方が雑音の少ない測定ができる。

d: 不分極電極を用いると、通常の電極を用いた場合より信号振幅が小さくなる。

e: 双極導出とは基準電極との電位差を差動増幅器を用いて測定する方法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e