増幅器について正しいのはどれか。
1: 電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。
2: 生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。
3: 入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。
4: ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。
5: 利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。
電力A の信号に電力B の雑音が重畳しているとき、SN 比[dB] はどれか。
1: 10log10 (B/A)
2: 20log10 (B/A)
3: log(A/B)
4: 10log10 (A/B)
5: 20log10 (A/B)
差動増幅器の2つの入力端子間に振幅100mVの同相信号と振幅10mVの逆相信号 を同時に入力した。このとき出力では同相信号が10mVに減衰し、逆相信号は1Vに増幅されていた。この増幅器のCMRR(同相除去比)はどれか。(電子工学)
1: 20dB
2: 40dB
3: 60dB
4: 100dB
5: 300dB
100回の加算平均を行うと、不規則雑音に埋もれた周期的な信号の信号対雑音比(S/N)はもとの何倍になるか。
1: 0.01
2: 0.1
3: 10
4: 50
5: 100
図の回路は、電圧増幅度 26 dB、入力抵抗 100 kΩ の増幅回路である。抵抗 R1と R2 の組合せはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器で、log10 2 = 0.3 とする。
1: R1 = 5 kΩ、 R2 = 100 kΩ
2: R1 = 100 kΩ、 R2 = 1 MΩ
3: R1 = 100 kΩ、 R2 = 2 MΩ
4: R1 = 200 kΩ、 R2 = 4 MΩ
5: R1 = 200 kΩ、 R2 = 6 MΩ
図の電圧増幅回路について正しいのはどれか。ただし、オペアンプは理想的なものとする。
a: 反転増幅回路である。
b: 電圧利得は20dBである。
c: 負帰還が用いられている。
d: a-b間の電圧は入力電圧に等しい。
e: 入力インピーダンスは11kΩである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
差動増幅器の2入力端子間に2mVを入力したら1Vが出力された。次に入力端子を短絡し、アースとの間に1Vを入力したら0.5Vが出力された。この差動増幅器のCMRRは何dBか。
1: 20
2: 40
3: 60
4: 80
入力電圧が200μVのときに出力電圧が2Vになる増幅回路の電圧利得はいくらか。
4: 80dB
5: 100dB
信号と雑音について正しいものはどれか。 (生体計測装置学)
a: 信号対雑音比(dB)を振幅で表すと20log10(S/N)である。
b: 熱雑音は外来雑音である。
c: 非周期信号はフーリエ級数で表すことができる。
d: 1/f雑音は高周波で大きい。
e: 正弦波信号の山と谷との差をpeak-to-peak値という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
同相入力雑音電圧が 100mVの環境下で 1mVの心電図を入力したとき、同相雑音出力は1mV、心電図信号出力は100mVになった。同相除去比(CMRR) [dB] はどれか。
差動増幅器の入力端子間に 2mV を入力したとき、4V の出力が得られた。この入力端子を短絡し、入力端子とアースの間に 1V を入力したとき、200mV の出力が得られた。この差動増幅器の同相除去比(CMRR) [dB]はどれか。
正しいのはどれか。
a: 2進法の0101は10進法の9を表す。
b: 入力がX=0、Y=0のOR回路の出力は1である。
c: 入力がX=1、Y=0のNAND回路の出力は1である。
d: 100倍の電圧増幅度をデシベル単位で表すと40dBである。
e: 1000倍の電力増幅度をデシベル単位で表すと100dBである。
a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。
b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。
c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。
d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。
e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。
音のエネルギー変化で20 dB に相当する倍率はどれか。(医用機械工学)
1: 2倍
2: 10倍
3: 20倍
4: 100倍
5: 200倍
信号源の電圧Vbを図の増幅回路(増幅度K)で計測するとき、出力VO ≒ KVbとなる条件はどれか。ただし、増幅回路の入力インピーダンスをZin、信号源の内部インピーダンスをZb、リード線のインピーダンスをZeとする。
1: Zin = Zb
2: Zin ≫ (Zb + Ze)
3: Zin ≪ (Zb + Ze)
4: Zin = Ze
5: Zin = 0
電圧増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。
a: 入力信号の周波数に依存する。
b: センサのもつインピーダンスに対して充分低い必要がある。
c: 出力電圧と入力電圧との比である。
d: 単位にはデシベルを用いる。
e: 入力電圧と入力電流の波形からその位相特性がわかる。
雑音に関して誤っているのはどれか。
1: SN比を改善するために計測の周波数帯域幅を広くする。
2: 増幅器の最小入力信号レベルは雑音によって規定される。
3: AD変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。
4: 熱雑音は電子など荷電粒子の不規則振動に起因する。
5: 白色雑音の電力は計測の周波数帯域幅に比例する。
雑音中の信号検出でSN比が10倍となる加算平均回数はどれか。(情報処理工学)
1: 10
差動増幅器の入力端子間に0.1mVを入力したとき、1.0Vの出力が得られた。この入力端子を短絡し、入力端子とアースとの間に100mVを入力したとき、1.0Vの出力が得られた。この差動増幅器のCMRR(同相除去比)はどれか。
1: 40dB
2: 60 dB
3: 80 dB
4: 100 dB
5: 120dB
不規則雑音を含む繰り返し信号を100回加算平均した。正しいのはどれか。
1: 信号成分は10倍になる。
2: 信号成分は$\frac{1}{10}$になる。
3: 雑音成分は$\frac{1}{100}$になる。
4: 雑音成分は$\frac{1}{10}$になる。
5: S/Nは100倍になる。
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