第21回国試午前50問の類似問題

国試第17回午前:第52問

雑音に関して誤っているものはどれか。

1: 熱雑音は電子などの荷電粒子の不規則振動に起因する。

2: ダイナミックレンジを決定する最小信号レベルは雑音によって規定される。

3: AD変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。

4: 白色雑音の電力は計測する周波数帯域に比例する。

5: SN比を改善するために計測の周波数帯域を広くする。

国試第15回午前:第50問

雑音に関して誤っているのはどれか。

1: 熱雑音は電子など荷電粒子の不規則振動に起因する。

2: ダイナミックレンジを決定する最小信号レベルは雑音によって規定される。

3: A/D変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。

4: 白色雑音の電力は計測の周波数帯域幅に比例する。

5: S/N比を改善するために計測の周波数帯域幅を広くする。

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第25問

雑音について誤っているのはどれか。

1: 熱雑音は電子の不規則な運動によって発生する。

2: ショット雑音は半導体内部で発生する。

3: ハム雑音は商用交流によって発生する。

4: クリック雑音は回路の接点で発生する。

5: フリッカ雑音は周波数に比例して大きくなる。

国試第18回午前:第50問

信号と雑音について正しいものはどれか。 (生体計測装置学)

a: 信号対雑音比(dB)を振幅で表すと20log10(S/N)である。

b: 熱雑音は外来雑音である。

c: 非周期信号はフーリエ級数で表すことができる。

d: 1/f雑音は高周波で大きい。

e: 正弦波信号の山と谷との差をpeak-to-peak値という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第60問

AD変換で誤っているのはどれか。

1: 連続信号を離散信号に変換する。

2: 信号に含まれる周波数の最大値によってサンプリング周波数を決める。

3: エイリアシングとは実際には存在しない周波数成分が観測されることである。

4: 量子化された信号を符号化する。

5: 量子化雑音は信号のSN比が低い場合に大きくなる。

国試第32回午前:第63問

AD変換について誤っているのはどれか。

1: 標本化した信号を量子化する。

2: 標本化周波数は信号に含まれる最高周波数の2倍以上必要である。

3: 標本化周波数が低すぎると折り返し雑音が起こる。

4: 量子化の分解能を上げるには量子化ビット数を増やす。

5: 量子化雑音を低減するには標本化周波数を高くする。

国試第31回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。

2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。

3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。

4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。

5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第1回午後:第7問

信号対雑音比(S/N)を向上させるために、不規則雑音を含む繰り返し信号を100回加算平均した。結果に含まれる雑音の振幅はもとの何倍になるか。

1: 0.01

2: 0.02

3: 0.1

4: 1

5: 10

国試第10回午後:第22問

信号対雑音比(S/N)を向上させるために、不規則雑音を含む繰り返し信号を100回加算平均した。 結果に含まれる雑音の振幅はもとの何倍になるか。

1: 0.01

2: 0.02

3: 0.1

4: 1

5: 10

国試第17回午後:第26問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 50Hzの雑音を除去するには遮断周波数25Hzの高域(通過)フィルタを用いる。

b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。

c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとの1/√1000になる。

d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。

e: 時系列信号のAD変換では標本化の前に量子化を行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第79問

雑音対策で正しいのはどれか。

a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。

b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。

d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。

e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 電源線から混入する雑音の除去にラインフィルタが使われる。

2: 商用交流雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 周波数の低い雑音の除去には移動平均が使われる。

4: 信号の入力導線にはシールド線が使われる。

5: 不規則雑音の除去には加算平均が使われる。

ME2第37回午前:第35問

AD変換について誤っているのはどれか。

1: 不必要な周波数成分を除去するため、前処理としてフィルタをかける。

2: サンプリングの後で量子化の処理を行う。

3: サンプリング周波数は必要となる信号周波数の2倍より高くする。

4: サンプリング周波数がナイキスト周波数より低いとエイリアシングが起こる。

5: 12ビットの量子化は8ビットの量子化に比べ量子化誤差が1/4になる。

国試第7回午後:第27問

不規則雑音を含む繰り返し信号を100回加算平均した。正しいのはどれか。

a: 信号成分は10倍になる。

b: 信号成分は不変である。

c: 雑音成分はになる。

d: 雑音成分は不変である。

e: S/Nは不変である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第78問

生体情報計測での雑音対策で正しいのはどれか。

a: 電源線から混入する伝導雑音を除去するためにラインフィルタが使われる。

b: B型心電計では通常、左足リード線が接地されている。

c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算平均することにより1/nになる。

d: 商用交流による雑音を除くために差動増幅器を用いる。

e: 脳波検査では商用交流障害を除く目的でシールドルームを使うことがある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第44問

生体電気現象計測用増幅器の入力インピーダンスが高い理由はどれか。

1: 外乱雑音を軽減するため

2: 周波数特性をよくするため

3: 増幅器雑音を少なくするため

4: 信号源インピーダンスが高いため

5: 増幅器のオフセット電圧を低くするため

国試第18回午後:第23問

不規則雑音中の周期的な信号の検出においてSN比を15倍改善したい。同期加算平均回数の最小値はどれか。(情報処理工学)

1: 15

2: 45

3: 100

4: 225

5: 450

国試第1回午後:第5問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 心電図をA/D変換するには、0.1Hzのサンプリング(標本化)周波数で十分である。

b: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

c: 計算機内のデータをペンレコーダに描かせるにはD/A変換が必要である。

d: A/D変換を行うと一般に信号対雑音比(S/N)が向上する。

e: 高速フーリエ変換(FFT)を行うと信号対雑音比が向上する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e