心電図テレメータの電波が適切に受信されなかった原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池の電圧低下
2: 院内ポケットベルの使用
3: 同じチャネルの複数の送信機使用
4: 携帯電話の使用
5: 中性電極コードの断線
心電図テレメータで心電図波形のモニタリングができなくなり、電波異常の表示が出た。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機を装着した患者が病棟から出て行った。
2: 送信機の電池が消耗していた。
3: 受信チャネルの設定を間違えた。
4: 心電図波形の感度設定が低すぎた。
5: 受信アンテナケーブルのコネクタが外れかかっていた。
心電図テレメータで心電図波形の振幅が非常に小さく表示された。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池が消耗している。
2: 感度設定が低すぎる。
3: 誘導位置が不適切である。
4: 電極が外れかかっている。
5: 電極のゲルが乾燥している。
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
a: 送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。
b: 使用する専用周波数帯は各メーカ共通である。
c: 混信対策としてゾーン配置が用いられる。
d: 受信感度不足にはブースタが用いられる。
e: 空中線電力は15mW 以下である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 搬送周波数はVHF帯を使用している。
2: ゾーン配置は相互変調などによる混信を防いでいる。
3: 使用周波数帯は6つのバンドに分かれている。
4: 送信機では信号の変調のほか増幅も行っている。
5: 送信機のアルカリ乾電池は1週間程度連続使用できる。
テレメータによる心電図モニタ波形が乱れる原因として考えられないのはどれか。
1: 電波の受信不良
2: 患者の体動
3: 保護接地線の断線
4: 電極の接触不良
5: 携帯電話の使用
1: 送信機のチャネル番号は4桁の数字で表示する。
2: 専用周波数帯は1GHz帯にある。
3: ディジタル変調方式にはFSKがある。
4: ダイバーシティ方式は受信感度の安定に役立つ。
5: 同じ病棟内では同じ色ラベルの送信機を使用する。
1: 搬送周波数は400MHz帯を使用している。
2: 使用できるバンドの合計帯域幅は6MHzである。
3: チャネル帯域幅は12.5kHzである。
4: 電極リードをアンテナとして使用している。
5: 同じチャネルの他社製品の送信電波を正常に受信できる。
2: 患者の歯磨き
3: 補聴器の使用
5: 電極コードの断線
心電図用テレメータの送信機について誤っているのはどれか。
1: 2 GHz 帯の周波数が用いられる。
2: A 型のチャネル(中心周波数)の間隔は12.5 kHz である。
3: B 型はA 型よりも占有周波数帯域幅が広い。
4: チャネル番号は4 桁の数字で区別される。
5: A ?D 型の空中線電力は1 mW 以下である。
1: 送信機を装着した患者が他の病棟に行くことを禁止する。
2: 電池電圧低下の表示が出ていたらすぐに電池を交換する。
3: 電極を装着する前に皮膚をアルコール綿で拭く。
4: 病棟階が違っていても同一チャネルの送信機は使用しない。
5: 電極を装着する前に送信機の電源を入れる。
1: UHF帯の電波を利用している。
2: 心電図信号は受信機でAD変換される。
3: 送信機に使用するアルカリ乾電池の寿命は1週間程度である。
4: 3電極のうち2電極に患者測定電流を流して呼吸をモニタすることが多い。
5: A型の送信機の出力は1mW以下である。
心電図モニタ使用中に基線が急激に大きく変動した。原因として考えられないのはどれか。
1: ハムフィルタがオフになっていた。
2: 電極コードが断線した。
3: 電極コードコネクタの接触不良があった。
4: 電極が外れた。
5: 患者の体動があった。
小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 同一ゾーンに隣接するチャネル番号はない。
2: ゾーンは色ラベルで識別される。
3: 使用する周波数帯域は6つに分かれている。
4: 搬送周波数はVHF帯を使用している。
5: 4桁のチャネル番号の最初の数字はバンドを示す。
少電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 同一ゾーンに相互変調する可能性のあるチャネルはない。
2: ゾーン2に所属する送信機は赤色のラベルで識別される。
3: 4桁のチャネル番号の最初の数字はゾーンを示す。
4: 搬送周波数は420~450MHz帯を使用している。
5: 使用する周波数帯域幅によりA、B、C、D、Eの型がある。
1: チャネル3000番台の周波数は医用テレメータ以外にも使用される。
2: 心電図信号は送信機でAD変換される。
3: A型の送信機の出力は1mW以下に規定されている。
4: チャネル6001とチャネル6002は異なるゾーンで使用される。
5: 近接した他病院で使用している送信機の電波を受信することはない。
1: 単極胸部誘導を用いる。
2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3: 呼吸数をモニタできる機種がある。
4: ディスポーザブル電極を使用する。
5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。
心電図モニタ使用中に基線がゆるやかに変動した。原因として考えられないのはどれか。
1: 電極が乾燥している。
2: 室内が乾燥して静電気が発生している。
3: 呼吸により電極の接触抵抗が変化している。
4: 心電図モニタが接地されていない。
5: 患者の体動がある。
心電計の性能点検項目として適当でないのはどれか。
1: 校正電圧
2: 高周波出力
3: 同相弁別比
4: 時定数
5: 記録紙送り速度
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