橈骨動脈の観血式血圧モニタリングで準備する必要のないのはどれか。
1: フラッシュ装置付トランスデューサ
2: 加圧バッグ
3: エクステンションチューブ
4: ピッグテールカテーテル
5: ヘパリン入り生理食塩液
パルスオキシメータを点検した。異常なのはどれか。
1: センサの発光部から赤色の光が出ることが確認された。
2: センサ部の温度がわずかに上昇した。
3: 健常者で酸素飽和度が98%を示した。
4: 脈拍に一致した脈波が表示された。
5: 酸素飽和度下限警報の初期設定値が70%であった。
携帯型の血圧計(ABPM:ambulatory blood pressure measurement)について誤っているのはどれか。
1: 乾電池駆動の小型ポンプを内蔵している。
2: 24時間自動計測できる。
3: 早朝高血圧を診断できる。
4: 仮面高血圧を診断できる。
5: 通常就寝中には5分に一度計測を行う。
医療機器と注意すべき点との組合せで適切でないのはどれか。
1: 観血式血圧モニタ ---------------- ミクロショック
2: パルスオキシメータ --------------- 紅 斑
3: 経皮的酸案分圧測定装置 --------- 熱 傷
4: レーザー手術装置 --------------- 眼障害
5: 超音波凝固切開装置 ------------- キャビテーション
経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。
1: センサ付近の加温は体温以下にする。
2: センサの加温は装着後に行う。
3: センサの装着は血流のよい部位とする。
4: 長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。
5: 低心拍出量患者での測定が可能である。
観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。
1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。
2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。
3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。
4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。
5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。
観血式血圧モニタによる肺動脈圧モニタリングで準備する必要がないのはどれか。
1: フラッシュ装置
2: 動脈針(エラスタ針)
3: 加圧バッグ
4: スワン・ガンツカテーテル
5: へパリン入り生理食塩液
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1: 測定にはポーラログラフィを用いる。
2: 二酸化炭素分圧による補正が必要となる。
3: センサ部分は測定部位に強く密着させる。
4: センサ周辺の皮膚温度は体温より低く保つ。
5: センサ装着部位の血行不良は誤差要因となる。
観血式血圧計について正しいのはどれか。
1: トランスデューサには圧電素子が使用される。
2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。
3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。
4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。
5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。
観血式血圧測定において、「血圧のディジタル表示値がおかしい」と言われた。故障点検として適切でないのはどれか。
1: 血圧トランスデューサの高さを確認した。
2: キャリブレーションを行った。
3: 血圧波形のスケール(レンジ)を変更した。
4: ゼ口調整を行った。
5: 血圧測定ラインに逆流がないか確認した。
非観血式血圧測定について誤っているのはどれか。
1: カフ幅が狭すぎると最高血圧は高めに測定される。
2: カフの巻き方がゆるすぎると最高血圧は高めに測定される。
3: 脱気速度が速すぎると最高血圧は高めに測定される。
4: 脱気速度は一心拍につき2~3mmHgの速さで行う。
5: 測定部位が心臓より高いと最低血圧は低めに測定される。
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1: 測定にはポーラログラフィを用いる。
2: 厳密な測定には二酸化炭素分圧による補正が必要となる。
3: プローブは生体の測定部位に強く密着させる。
4: 測定時はセンサ周辺の皮膚を冷やす。
5: センサ装着部位の振動は測定誤差の要因となる。
観血式血圧測定装置の構成要素はどれか。
a: 血圧トランスデューサ
b: マンシェット
c: 水銀マノメータ
d: 超音波センサ
e: カテーテル
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
熱希釈式心拍出量測定で正しいのはどれか。
1: 末梢動脈よりカテーテルを挿入する。
2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。
3: 注入するブドウ糖液は体温に調整して使用する。
4: カテーテル係数は常に一定値に設定しておく。
5: 不整脈では測定回数を多くしてその平均値を使用する。
パルスオキシメータで正しいのはどれか。
a: 2種類の波長の光に対する吸光度を測定する。
b: 脈波の脈動成分を利用している。
c: 換気量のモニタとして用いられる。
d: センサ装着部位の指の厚みの校正を必要とする。
e: 異常ヘモグロビンは測定値に影響する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
観血式血圧計で最高血圧値が高く測定される要因はどれか。(生体計測装置学)
1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。
2: カテーテルとトランスデューサ全体の系が共振する。
3: トランスデューサドーム内に気泡が入っている。
4: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。
5: カテーテルがつまっている。
観血式血圧モニタの点検において必要ないのはどれか。
1: 漏れ電流の測定
2: ゼロバランス調整能
3: 圧力校正
4: 測定系の周波数特性の測定
5: 入力換算雑音の測定