第32回国試午前78問の類似問題

国試第30回午前:第17問

慢性腎不全の長期透析患者に認められる合併症はどれか。

a: 悪性腫瘍

b: サルコイドーシス

c: 副甲状腺機能低下症

d: 貧 血

e: 腎嚢胞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第75問

腎不全でみられる血液検査の異常で誤っているのはどれか。

1: 代謝性アルカローシス

2: 高リン血症

3: 低カルシウム血症

4: 高カリウム血症

5: 低ヘモグロビン血症

国試第16回午前:第28問

慢性腎不全患者の血清中で上昇しないのはどれか。

1: リン値

2: HC03-濃度

3: Mg2+濃度

4: 尿素窒素

5: K+濃度

国試第12回午前:第27問

慢性糸球体腎炎について正しいのはどれか

a: 原因は急性糸球体腎炎の慢性化が最も多い。

b: 腎機能悪化の防止にはカルシウム制限が必須である。

c: 高血圧の併存が腎機能の予後を悪くする。

d: 腎機能悪化の抑制には食事中の蛋自制限が有効である。

e: ネフローゼ症候群を呈する場合がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第57問

慢性透析の目的はどれか。(人工腎臓装置)

a: 体内不要物質の除去

b: LDLの除去

c: サイトカインの除去

d: 除 水

e: 電解質バランス異常の是正

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第65問

腎性骨異栄養症の発症に関係するのはどれか。

a: 血清抗利尿ホルモン(ADH)濃度上昇

b: 血清カリウム濃度上昇

c: 血清リン濃度上昇

d: 血清カルシウム濃度低下

e: 赤血球数減少

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第29問

非透析慢性腎不全患者にみられるのはどれか。

a: 高ナトリウム血症

b: 二次性副甲状腺機能亢進症

c: 代謝性アシドーシス

d: 腎性骨異栄養症

e: 甲状腺機能亢進症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第77問

腎性貧血の治療薬として用いられるのはどれか。

1: 活性型ビタミン D

2: カルシウム拮抗薬

3: カルシウム受容体作動薬

4: 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン

5: アンジオテンシン変換酵素阻害薬

国試第20回午後:第64問

我が国で慢性透析療法が導入される症例で、最も多い原疾患はどれか。(人工腎臓装置)

1: 腎硬化症

2: 慢性糸球体腎炎

3: 多発性嚢胞腎

4: 糖尿病性腎症

5: 膠原病

国試第5回午前:第41問

血液浄化法の適応として誤っているのはどれか。

1: 腎不全

2: 肝不全

3: 薬物中毒

4: 代謝異常

5: 再生不良性貧血

国試第27回午後:第17問

慢性腎臓病の原因となる疾患でないのはどれか。

1: 糖尿病

2: 胃・十二指腸潰瘍

3: 高尿酸血症

4: アミロイドーシス

5: 全身性エリテマトーデス

ME2第38回午前:第10問

腎臓について誤っているのはどれか。

1: 体液の浸透圧を調節する。

2: ビタミンDを活性化させる。

3: 糸球体で濾過が行われる。

4: 原尿の約60%は尿細管で再吸収される。

5: 原尿の再吸収には抗利尿ホルモンが関係する。

国試第27回午前:第78問

透析治療において二次性副甲状腺機能亢進症の発症に関係があるのはどれか。

a: 血清リン濃度の低下

b: 活性型ビタミッDの欠乏

c: 血清カルシウム濃度の低下

d: 抗利尿ホルモンの分泌抑制

e: 副甲状腺ホルモンの分泌抑制

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第29問

長期透析の合併症で正しいのはどれか。

a: 手根管症候群

b: 再生不良性貧血

c: 低血糖

d: 腎性骨異栄養症

e: 異所性石灰化

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第64問

透析患者の高リン血症の管理で正しいのはどれか。

a: 低リン食の食事療法

b: 炭酸カルシウムの服用

c: 塩酸セベラマーの服用

d: アルミニウムゲルの服用

e: 活性化ビタミンDの服用

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第18問

慢性腎臓病(CKD)の重症度分類に用いられるのはどれか。 

a: 血圧 

b: 年齡 

c: 尿タンパク定量 

d: eGFR 

e: 血中尿素素值 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第78問

透析療法の合併症で正しいのはどれか。

1: 消化管出血があるときはヘパリンを使用する。

2: 感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。

3: アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。

4: 高血圧の大部分はレニン依存性である。

5: 体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。

国試第35回午前:第20問

血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。 

a: ナファモスタットメシル酸塩 

b: 免疫抑制薬 

c: エリスロポエチン 

d: 活性型ビタミンD 

e: 副腎皮質ステロイド 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第11問

腎臓と尿の生成について誤っているのはどれか。

1: アルドステロンはカルシウムイオン(Ca2+)の排泄量を調節する。

2: 抗利尿ホルモン(ADH)は体液の浸透圧を調節する。

3: 重炭酸イオン(HCO3-)は体液のpH調節に関与する。

4: 尿細管の対向流系は尿の濃縮に重要である。

5: レニン・アンギオテンシン系は血圧を調節する。

国試第5回午前:第30問

慢性糸球体腎炎で血圧160/94mmHg、血清クレアチニン値6.0mg/dL、浮腫がない第3期慢性腎不全患者の食事療法として誤っているのはどれか。

1: 蛋白の制限

2: 十分な熱量の投与

3: 食塩の制限

4: 水分の制限

5: カリウム塩の制限