エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌について誤っているのはどれか。
1: 高熱に耐えられない器具に用いられる。
2: 微生物蛋白のアルキル化を阻止する。
3: 高圧蒸気滅菌より長時間を要する。
4: EOGの人体への毒性は弱い。
5: 滅菌後はエアレーションを行う。
2: 傲生物たんぱくのアルキル化を阻止する。
3: 高圧蒸気滅菌よりも長時間を要する。
医用材料が通常、備えるべき条件として正しいのはどれか。
a: 難加工性である。
b: 生体に対する毒性がない。
c: 血液成分を破壊しない。
d: 発癌性がない。
e: 150°C以上の耐熱性がある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医用材料の滅菌で正しいのはどれか。
a: EOG滅菌は室温で行われる。
b: 濾過滅菌は微生物を除去する。
c: 乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。
d: 電子線滅菌はα線滅菌より透過性が高い。
e: 高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 高圧蒸気滅菌法は耐熱性のない材料に適している。
b: ガンマ線は包装後の滅菌に適している。
c: エチレンオキサイドガス(EOG)は硬性鏡の滅菌に適している。
d: グルタールアルデヒドは手術室の滅菌に適している。
e: エチルアルコールは細菌芽胞の滅菌に適している。
医用材料について誤っている組合せはどれか。(生体物性材料工学)
1: 人工血管 ポリエチレンテレフタレート
2: 人工弁 ポリグリコール酸
3: 人工肝臓 多孔性ポリマービーズ
4: 人工肺 多孔質ポリプロピレン
5: 人工食道 ポリエチレン
人工臓器とその材料に要求される性質との組合せで適切でないのはどれか。
1: 人工弁 ――――――――― 抗血栓性
2: 人工関節 ―――――――― 耐摩耗性
3: 透析膜 ――――――――― 選択透過性
4: 人工血管 ―――――――― 耐熱性
5: ぺースメーカ ――――――- 耐腐食性
医療材料について誤っている組合せはどれか。
1: 感作性試験 ------- 皮膚の組織反応
2: 刺激性試験 ------- 目の組織反応
3: 慢性毒性試験 -------- 染色体の変異
4: トキシコキネティクス ------ 化学物質の体内動態
5: 血液適合性試験 ------- 溶血反応
医用材料の滅菌について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 再生セルロース膜には乾熱滅菌が用いられる。
2: ガラス器具には乾熱滅菌は不向きである。
3: ポリスルホン膜には高圧蒸気滅菌が用いられる。
4: ポリテトラフルオロエチレンにはガンマ線が用いられる。
5: EOG滅菌後の医療器具は直ちに使用しなければならない。
体内埋込用医用材料としての不可欠条件はどれか。(生体物性材料工)
a: 可滅菌性
b: 機能性
c: 非毒性
d: 耐熱性
e: 難燃性
体内埋込用医用材料としての不可欠条件はどれか。(生体物性材料工学)
医用材料の基本要件はどれか。
a: 生体適合性
b: 表面弾力性
c: 生体結晶性
d: 医用腐食性
e: 医用機能性
人工臓器に利用される材料で正しい組み合わせはどれか。(生体物性材料工学)
a: 人工食道 ポリエチレン
b: 人工弁 アルミナ
c: 人工肝臓 メタクリル酸誘導体ポリマー
d: 人工血管 ポリテトラフルオロエチレン
e: 人工腎臓 再生セルロース
1: 電子線滅菌の処理時間は数時間である。
2: 乾熱滅菌は高分子材料の滅菌に用いられる。
3: 高圧蒸気滅菌はタンパク質を変性させる。
4: EOG 滅菌の処理温度は 80℃程度である。
5: 濾過滅菌はウイルスの除去に用いられる。
医用材料の安全性試験で誤っているのはどれか。
1: 無菌性を評価する。
2: 溶出物を用いて評価する。
3: 製品個々について評価する。
4: 機械的な特性を評価する。
5: 接触部位に応じて評価する。
医用材料に対する生体反応と関連する物質との組合せで誤っているのはどれか。
1: カプセル化 ------ コラーゲン
2: 補体活性化 ------ アナフィラトキシン
3: 石灰化 ---------- リン酸カルシウム
4: 血栓形成 -------- エラスチン
5: 炎 症 ---------- ヒスタミン
a: 放射線滅菌はプラスチック材料を劣化させない。
b: 医用材料は生体適合性と医用機能性とを備えていなければならない。
c: 医用材料の安全性は材料側と生体側との両方から考える必要がある。
d: 血小板保存用バッグの素材では酸素透過性が重要である。
e: セラミックスは生体活性材料として使用されている。
金属系生体材料について誤っているのはどれか。
a: ニッケルはアレルギーの原因になることがある。
b: ニッケルチタン合金は血管内ステントに用いられる。
c: チタンはステンレス鋼に比べ加工性に優れている。
d: SUS316はニッケルクロム合金である。
e: チタン合金は人工股関節に用いられる。
膜型人工肺の膜材料に求められる性能として誤っているのはどれか。
1: 機械的強度
2: 酸素透過性
3: 界面疎水性
4: 生体適合性
5: 血漿透過性