第29回国試午後77問の類似問題

国試第18回午後:第66問

血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: 透析アミロイドーシス 活性炭

b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維

c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ

d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート

e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第53問

血液浄化法で血液の体外循環回路がないのはどれか。

1: 血液透析

2: 腹膜透析

3: 血液濾過

4: 血漿交換

5: 血漿吸着

ME2第31回午前:第56問

血液浄化療法について正しい組合せはどれか。

1: 拡 散:濃度差による溶媒の移動

2: 浸 透:濃度差による溶質の移動

3: 濾 過:圧力差による溶液の移動

4: 吸 着:圧力差による溶質の移動

5: 吸 収:物質間の親和力による物質の移動

国試第35回午後:第79問

患者血液をカラムに直接灌流する治療はどれか。 

a: 石油ピッチ系活性炭を用いた薬物吸着 

b: ポリミキシンBを用いたエンドトキシン吸着 

c: トリプトファンを用いた抗アセチルコリンレセプタ抗体吸着 

d: デキストラン硫酸を用いたLDL吸着 

e: 酢酸セルロースビーズを用いた顆粒球除去 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第76問

血液浄化療法の原理はどれか。

a: 濾 過

b: 吸 着

c: 分 泌

d: 再吸収

e: 拡 散

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第50問

血液浄化療法に用いられる原理で適切な組み合わせはどれか。

a: 拡散 ―――――― 溶質の可逆的な移動

b: 濾過 ―――――― 溶質の濃度差による推進力

c: 浸透 ―――――― 溶媒の移動

d: 吸着 ―――――― 吸着剤との親和力

e: 透析 ―――――― 半透膜を介した拡散分離操作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第74問

オンライン血液透析濾過で正しいのはどれか。

1: 透析液とは別にバッグに入った置換液が必要である。

2: 透析困難症とアミロイドーシスに保険適応疾患が限られる。

3: わが国では前希釈法が主流である。

4: エンドトキシン捕捉フィルタは不要である。

5: 血液浄化器には血液透析と同じダイアライザが使用される。

国試第28回午前:第76問

血球成分除去療法の適応で正しいのはどれか。

1: エンドトキシン血症

2: 透析アミロイド症

3: 閉塞性動脈硬化症

4: 重症筋無力症

5: 潰瘍性大腸炎

国試第12回午後:第64問

血液浄化療法とその特徴との組合せで正しいのはどれか。

a: CAPD―――――――――――体外循環が不要

b: 血液濾過法――――――――――透析液が必要

c: 持続動静脈血液濾過――――人工透析膜が不要

d: 二重濾過血漿分離交換法―――遠心分離装置が必要

e: 冷却濾過法―――――――へパリン投与が必要

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第30問

血液濾過法が通常の血液透析に優る点はどれか。

a: 大量補充液が不要である。

b: 補体を活性化しやすい。

c: 中分子物質の除去効率がよい。

d: 低血圧症例に有利である。

e: 透析困難症例に有利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第79問

血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。

a: 小さな膜面積のダイアライザを使用する。

b: 高張液を返血側回路から投与する。

c: 透析時間を短くする。

d: 抗凝固薬の投与量を増量する。

e: 血流量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第65問

血液浄化療法用吸着材と適応疾患との組合せで正しいのはどれか。

a: 活性炭 ―――――-------- 急性薬物中毒

b: デキストラン硫酸結合多孔質ビーズ ――---- 敗血症

c: ポリミキシンB固定化線維 ―――------- 高脂血症

d: フェニルアラニン固定化ポリビニルアルコールゲル――― 悪性関節リウマチ

e: トリプトファン固定化ポリビニルアルコールゲル――― 重症筋無力症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第79問

単純膜濾過血漿交換法に用いるのはどれか。

1: 血漿分画器

2: 血漿吸着器

3: 血漿冷却器

4: 遠心分離器

5: 血漿分離器

ME2第34回午後:第3問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 主に中空糸型のダイアライザを用いる。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧差により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 尿毒素は主として限外濾過で除去する。

国試第28回午前:第75問

血液透析を行うことによって是正されるのはどれか。

a: 高カリウム血症

b: 代謝性アシドーシス

c: エリスロポエチン欠乏

d: ビタミンD欠乏

e: 低リン血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第66問

単純膜濾過血漿交換法に用いられるのはどれか。

1: 血漿分画器

2: 血漿吸着器

3: 血漿冷却器

4: 遠心分離器

5: 血漿分離器

国試第25回午後:第79問

血液浄化療法中に体内に空気が流入した際の対処法で誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入を行う。

2: 血管拡張薬を注射する。

3: 血液ポンプを停止する。

4: 高気圧酸素治療を検討する。

5: 左側臥位にして頭を低くする。

国試第15回午後:第60問

直接血液吸着(灌流)療法に用いられる吸着材はどれか。

a: 多孔質シリカ

b: 活性炭

c: ポリミキシンB固定化線維

d: ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

e: デキストラン硫酸固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第49問

血漿交換について正しいのはどれか。

1: 二重濾過法の2本目の濾過器により血液成分とアルブミンを分離する。

2: 二重濾過法の1本目の濾過器に入る血液は生理食塩液を用いて希釈する。

3: 二重濾過法では疾患の原因となるグロブリン分画を除去する。

4: 単純濾過法では置換液に濃厚赤血球を用いる。

5: 単純濾過法では抗凝固薬としてヘパリンを用いることはできない。