第28回国試午後64問の類似問題

国試第18回午後:第44問

血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。

b: 健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。

c: 二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。

d: 安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。

e: pHは水素イオン濃度に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第39問

大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 760×2-40×2-47×2

2: 760×2-40×2-47

3: 760×2-40-47×2

4: 760×2-40-47

5: 760×2-40

国試第25回午後:第68問

高気圧酸素治療環境で正しいのはどれか。

a: 燃焼率が増加する。

b: 燃焼速度が増加する。

c: 発火温度が上昇する。

d: 不燃物は発火しない。

e: 酸素の支燃性が高くなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第67問

高気圧酸素治療の安全対策について正しいのはどれか。

a: 治療前に患者の衣類を確認する。

b: 使い捨てカイロを装置内へ持ち込ませない。

c: 治療開始前に耳抜きを指導する。

d: 治療開始直前に装置内をアルコールで清拭する。

e: 減圧を毎分1.0kgf/cm2の速度で行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第47問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 第1種装置は1名の患者を収容する装置である。

b: 第1種装置3台を同時に操作する場合は2名以上の操作職員が必要である。

c: 治療開始後の患者監視は5~10分間隔で行う。

d: 治療装置内に持ち込み可能なものに湯タンポがある。

e: 治療開始後耳が痛くなる場合にはアメをなめることができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第21問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。

b: 大多数の患者は高血圧を合併する。

c: 常に呼吸困難を自覚している。

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。

e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第41問

血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。

b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。

c: 窒素はすべて物理的に溶解している。

d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。

e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第66問

減圧症とその治療について誤っているのはどれか。 

1: 長時間の深い深度での潜水作業後に発症する。 

2: 組織内に溶解した酸素が気泡化することで発症する。 

3: 神経症状、呼吸器症状、皮膚症状などを呈する。 

4: 高気圧酸素治療により、不活性ガスの体外への排出を促進する。 

5: 標準的治療方法は、約5時間の高気圧酸素治療である。 

国試第34回午後:第67問

在宅酸素療法について正しいのはどれか。

1: 慢性心不全に用いられる。

2: 肺高血圧症に用いられない。

3: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予後を改善しない。

4: 動脈血の二酸化炭素分圧の確認は不要である。

5: 吸気デマンドバルブで酸素ボンベの使用時間は 10 倍に伸びる。

国試第16回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応はどれか。

a: ガス壊疽

b: 潰瘍性大腸炎

c: 気 胸

d: 腹膜炎

e: 脳空気塞栓症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。

2: 第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。

3: 第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。

4: 第2種装置は酸素で加圧する。

5: 第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。

ME2第36回午後:第12問

吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。

1: アミノ珪酸塩を使用する。

2: 濃度90%以上の酸素を取り出せる。

3: 空気中の酸素を吸着する。

4: 圧縮吸着の過程がある。

5: 減圧脱着の過程がある。

国試第4回午後:第61問

肺機能と血液性状とが正常な患者に3絶対気圧の高気圧酸素治療を行ったとき、その患者の動脈血の全酸素含有量(vol%)として最も近いのはどれか。

1: 21

2: 24

3: 27

4: 30

5: 33

国試第12回午後:第68問

高気圧酸素治療の適応はどれか。

a: イレウス

b: 一酸化炭素中毒

c: 十二指腸潰瘍

d: 高血圧

e: 気管支喘息

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第68問

高気圧酸素治療の適応疾患はどれか。

a: 一酸化炭素中毒症

b: イレウス

c: 空気塞栓

d: 胃潰瘍

e: 高血圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第31問

在宅酸素療法用の吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。

1: 加湿には蒸留水を用いる。

2: 吸着剤で窒素を吸着させる。

3: 約90%の高濃度酸素ガスが得られる。

4: 濃縮した酸素ガスをボンベに貯める。

5: クラスⅡの機器は家庭用2Pコンセントが使える。

国試第28回午前:第64問

吸着型酸素濃縮装置で誤っているのはどれか。

a: 酸素供給量は最大で 15 L/分 程度である。

b: 100 % の濃度の酸素を供給できる。

c: アルミケイ酸塩で窒素を吸着する。

d: サージタンクに貯蔵してから供給する。

e: 加圧空気を流して吸着剤に窒素を吸着させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第66問

高気圧酸素治療の適応でないのはどれか。

1: 減圧症

2: ガス塞栓

3: 酸素中毒

4: ガス壊疽

5: コンパートメント症候群

国試第16回午前:第89問

大気圧で比重が空気の1.5倍以上ある医療ガスはどれか。

a: 酸素

b: 亜酸化窒素(笑気)

c: 二酸化炭素

d: 窒素

e: ヘリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第38問

酸素運搬能の改善に効果があるのはどれか。

a: 肺内シャント率が3%から10%ヘ増加

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が40mmHgから60mmHgへ増加

c: ヘモグロビンが7g/dlから12g/dlへ増加

d: 心拍出量が3l /minから4.5l / minへ増加

e: ヘモグロビンの酸素飽和度が85%から98%ヘ増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e