第11回国試午後38問の類似問題

国試第16回午後:第36問

組織への酸素運搬量の改善がみられるのはどれか。

a: 肺動脈喫入圧が18 mmHg から30mmHgへ上昇

b: PaCO2が40mmHgから80mmHgへ上昇

c: ヘモグロビン濃度が7g/dlから12g/dl上昇

d: 心拍出量が2L/分から4L/分へ上昇

e: SaO2が75%から95%へ上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第46問

末梢組織への酸素運搬を大きく改善する変化はどれか。(人工呼吸療法)

a: ヘモグロビン濃度が7g/dlから12g/dlになった。

b: 心拍出量が3.55L/分から5l/分になった。

c: P aO2が90mmHgから130mmHgになった。

d: P aCO2が30mmHgから40mmHgになった。

e: 動脈血ヘモグロビン酸素飽和度が75%から90%になった。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第41問

末梢組織への酸素供給量が明らかに増加するのはどれか。

a: ヘモグロビン濃度が7g/dlから10g/dlに増加

b: PaO2が200mmHgから250mmHgに増加

c: PaCO2が50mmHgから40mmHgに減少

d: SaO2(動脈血酸素飽和度)が88%から98%に増加

e: 心係数が2.0l/分/m2から3.0l/分/m2に増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第39問

末梢組織への酸素供給量が明らかに増加するのはどれか。

a: ヘモグロビン濃度が7 g/から10 g/dl に増加

b: PaO2が200mmHgから250mmHgに増加

c: PaCO2が50mmHgから40mmHgに減少

d: SaO2が88%から98%に増加

e: 心係数が2.0 l/分/m2から3.0 l/分/m2に増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第37問

組織への酸素運搬量を左右する因子はどれか。(人工呼吸療法)

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 体 温

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第69問

動脈血の酸素運搬量に直接影響する因子はどれか。

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 酸素消費量

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第44問

血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。

b: 健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。

c: 二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。

d: 安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。

e: pHは水素イオン濃度に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第21問

健常成人において正しいのはどれか。

a: 二酸化炭素産生量は2000ml/分

b: 解剖学的シャントは心拍出量の2~4%

c: 残気率は10%

d: 混合静脈血酸素分圧は46mmHg

e: 終末呼気二酸化炭素分圧は36mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第33問

肺におけるガス交換について正しいのはどれか。

a: 換気血流比の不均等分布はPaO2を低下させる原因となる。

b: 肺胞気動脈血酸素分圧較差は吸気酸素濃度を変えても一定値を保つ。

c: シャント率50%の患者の純酸素吸入時のPaO2は約380mmHgである。

d: 吸入気の酸素濃度を徐々に低下させるとPaCO2は徐々に上昇する。

e: 分時換気量が一定のとき肺胞死腔が増加するとPaCO2は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第42問

動脈血の酸素運搬量を左右する因子はどれか。

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 体温

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第65問

人工心肺を用いる体外循環時の血液希釈について正しいのはどれか。

a: 酸素運搬能が増加する。

b: 末梢組織での循環不全を防止する。

c: 血液使用量を節減する。

d: ヘマトクリット値を20%前後に保つ。

e: 血液粘度が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第67問

末梢組織の酸素需給を反映するのはどれか。

1: シャント率

2: 酸素運搬量

3: 動脈血酸素分圧

4: 呼気二酸化炭素分圧

5: 混合静脈血酸素飽和度

国試第29回午前:第88問

健常人において動脈血の酸素分圧が正常な状態であるとき、特定の末梢組織への酸素運搬量に最も影響を与えるのはどれか。

1: 肺胞換気量

2: 心拍出量

3: 動脈圧

4: 動脈血の酸素飽和度

5: 当該組織の血流量

国試第26回午後:第72問

混合静脈血酸素飽和度について誤っているのはどれか。

1: 肺動脈カテーテルで測定できる。

2: 生体の酸素消費の状態によって変化する。

3: 50%では嫌気性代謝が亢進する。

4: 80%は低心拍出量状態を意味する。

5: 人工心肺中の加温時には低下する。

国試第11回午後:第39問

人工呼吸管理において動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が上昇するのはどれか。

a: 呼吸回路の機械的死腔量の増加

b: PEEPを4cmH2Oから7cmH2Oに上昇

c: 吸気中酸素濃度の増加

d: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:1に変更

e: 分時換気量の減少

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第70問

3絶対気圧の環境で純酸素吸入をしているとき、動脈血酸素含有量(vol%)として最も近い値はどれか。ただし、ヘモグロビン量は15g/dLとする。

1: 23

2: 25

3: 27

4: 29

5: 31

国試第25回午前:第67問

大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。

1: 動脈血酸素分圧は変わらない。

2: 溶解型酸素量は変わらない。

3: 結合型酸素量は3倍に増加する。

4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。

5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。

国試第8回午後:第50問

人工呼吸中に動脈血二酸化炭素分圧(Paco2)を下げるのはどれか。

a: 一回換気量を増加させる。

b: 吸気酸素濃度を増加させる。

c: PEEP(呼気終末陽圧)を増加させる。

d: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:2から1:3へ増加させる。

e: 呼吸数を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第72問

高気圧酸素治療(高圧酸素療法)について正しいのはどれか。

1: 血液中の溶解(溶存)酸素量の増加を主な目的とする。

2: 血液中の溶解(溶存)酸素量の増加には一定の限界がある。

3: ヘモグロビンと結合する酸素量の増加には限界がない。

4: 急性の全身的低酸素症には有効だが、慢性の局所的(部分的)低酸素症には効果がない。

5: 肺からだけでなく、皮膚や粘膜などからも多量の酸素が血液中に入る。

国試第26回午前:第22問

動脈血酸素飽和度について正しいのはどれか。

a: 動脈血中の酸素の濃度を示す。

b: 動脈血中の酸素の分圧を示す。

c: 酸素と結合しているヘモグロビンの割合を示す。

d: パルスオキシメトリーは近赤外光を利用している。

e: 酸素分圧が200 mmHgでは酸素飽和度は100%を超える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e