網膜光凝固装置で正しいのはどれか。
a: 近赤外レーザ光を用いて病変部位を熱凝固させる。
b: 使用するレーザ出力は10~100Wである。
c: 1回の照射時間は0.2~1.0秒である。
d: 眼底鏡と組み合わせて使用する。
e: 網膜細動脈瘤の治療に適用できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体の光学的特性について誤っているのはどれか。
1: 可視光は皮膚表面でほとんど反射する。
2: 光は波長が長いほど皮膚深部に到達する。
3: 血流量が多いほど組織の光吸収は大きい。
4: 波長が長いほどメラニンの吸収係数は大きい。
5: 血液の分光特性は酸素飽和度によって異なる。
誤っているのはどれか。
a: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。
b: 生体の高分子物質は紫外線をよく吸収する。
c: 可視領域では血液の光透過率はほぼ一定である。
d: ヘモグロビンは近赤外線をよく吸収する。
e: 遠赤外線の生体作用は熱的作用が主である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
レーザ手術装置の使用について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: レーザ光の出射方向は水平方向とする。
b: レーザ光の照射は術者自身が行う。
c: 補助者も保護眼鏡を着用する。
d: 照射部位周囲の組織をレーザ光から防護する。
e: レーザ光出射端と術者の目の高さとを合わせる。
Nd:YAGレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1: 可視光である。
2: 止血・凝固作用に優れている。
3: 組織内での光散乱が大きい。
4: 石英光ファイバを通して体腔内に導入できる。
5: 保護メガネを着用する。
生体の光特性について誤っているのはどれか。
1: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。
2: タンパク質は紫外線を吸収しやすい。
3: 血液の光吸収率は可視領域でほぼ一定である。
4: メラニンは可視光線を吸収しやすい。
5: 生体の水分子は遠赤外線を吸収しやすい。
生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。
1: 可視光は皮膚での散乱が大きい。
2: 血液の光散乱は大きい。
3: UVAは真皮まで到達する。
4: 水の赤外光の吸収は小さい。
5: 眼球内の可視光の吸収は小さい。
光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。
1: 吸収によって光強度が減衰する。
2: 散乱によって光ビームが拡がる。
3: 反射によって透過光は減少する。
4: 屈折によって光の方向が変わる。
5: 光速は生体中の方が空気中より高い。
レーザの生体作用について誤っているのはどれか。
1: 光解離作用 鎮 痛
2: 光音響的作用 熱弾性効果
3: 光化学的作用 光感受性物質
4: 光機械的作用 結石破砕
5: 光熱的作用 タンパク質の凝固
正しいのはどれか。
1: 太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。
2: ホトダイオードは光信号を電気信号に変える。
3: 半導体レーザは位相のそろった光を電気信号に変える。
4: 発光ダイオードは半導体レーザの一種である。
5: 光電子増倍管は光を増幅して高エネルギーの光を発生する。
炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1: 主に切開用として使用する。
2: 多関節ミラーで導光する。
3: 使用する赤外光の波長は10.6μmである。
4: 組織深部に到達する。
5: 出力光はガラスを透過しない。
生体の光学特性について誤っているのはどれか。
a: 血液の光吸収はヘマトクリット値に依存する。
b: 皮膚に照射された UVc は真皮まで到達する。
c: ヘモグロビンは青色光よりも近赤外光をよく吸収する。
d: メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する。
e: 水は可視光よりも赤外光をよく吸収する。
石英ガラスファイバで導光できないレーザはどれか。
1: Arイオンレーザ
2: He-Neレーザ
3: Nd:YAGレーザ
4: Ho:YAGレーザ
5: CO2レーザ
生体の光特性で正しいのはどれか。
1: UVAはUVCよりDNAの損傷を引き起こしやすい
2: 遠赤外線の生体作用は電離作用である
3: 水は赤外光より可視光の吸収が大きい
4: メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい
5: デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外線の吸収が大きい
網膜光凝固装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
1: 紫外線レーザ光が使用される。
2: 使用するレーザ出力は100~1000mW程度である。
3: レーザ光を網膜上で結像し目的部位を熱凝固させる。
4: スリットランプ顕微鏡と組み合わせて使用する。
5: 糖尿病性網膜症に適応可能である。
光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。
2: ホトダイオードを用いると光信号を電気信号に変えることができる。
光が生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。
5: 光速は生体中では空気中より大きい
炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。
1: 石英ファイバで導光する。
2: 切開専用である。
3: 低出力の炭酸ガスレーザ光をガイド光として利用する。
4: 光熱作用を用いる。
5: フラッシュランプ励起により発振する。
レーザ治療装置で導光路に石英ガラスファイバが使用できないのはどれか。
1: Nd:YAGレーザ
2: Ho:YAGレーザ
3: 半導体レーザ
4: CO2
5: Dyeレーザ
誤っている組合せはどれか。
1: 組織切開作用 -------------------- レーザー光の収束性
2: 止血作用 ------------------------ レーザー光の干渉性
3: 光解離作用 ---------------------- 光子エネルギー
4: 光音響・機械作用 ---------------- パルスレーザー
5: 光化学作用 --------------------- 光活性物質
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