巻数20回のコイルを貫く磁束数が3秒間に0.5 Wbから2.0Wbまで一定の割合で変化した。コイルに発生する電圧[V]はどれか。
1: 8.3
2: 10
3: 40
4: 75
5: 90
α線、β線、γ線について正しいのはどれか。
1: 電離作用はα線が最も弱い。
2: β線は磁界中を直進する。
3: セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。
4: γ線は電離作用がない。
5: γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。
図のような一様電界中の点Aに+q〔C〕の電荷がある。この電荷をAからBへ動かすときの仕事〔J〕はどれか。ただし、電界の強さをE〔V/m〕、BC間の距離をx〔m〕、CA間の距離をy〔m〕とする。(電気工学)
1: qEx
2: qEy
3: qEx+qEy
4: qEx/sinθ
5: qEx/cosθ
図の四端子法によって被測定線Rの抵抗を測定した。電流系の指針が0.25A、内部抵抗1MΩの電圧計の指針が0.05Vであった。被測定線Rの抵抗値はどれか。ただしr1~r4は測定リードの抵抗および接続部の接触抵抗である。
1: 0.1Ω
2: 0.2Ω
3: 0.3Ω
4: 0.4Ω
5: 0.5Ω
図のような1回巻きコイルに向けて磁石を急速に動かした後に停止した。コイルに流れる電流について正しいのはどれか。
1: 流れない。
2: 磁石が動いている間、ABCの方向に流れる。
3: 磁石が動いている間、CBAの方向に流れる。
4: 磁石が停止するとABCの方向に流れる。
5: 磁石が停止するとCBAの方向に流れる。
巻数20回のコイルを貫く磁束が3秒間に0.5Wbから2.0Wbまで一定の割合で変化した。コイルに発生する電圧[V]はどれか。
1: 5
電気メスのメス先電極を組織と接触させて0.5秒間通電したところ、メス先の組織で1.0kJのジュール熱が発生した。電極部組織抵抗を500Ωとしたとき、流れた高周波電流は何Aか。
1: 0.25
2: 0.5
3: 1.0
4: 2.0
5: 2.5
糸に円形磁石を取り付けて振り子を作り、その振り子の支点の真下に円形コイルを水平に置いた。磁石の上面はN極、下面はS極であり、磁石の直径はコイルの直径と同程度とする。振り子2往復分のコイルの端子電圧波形はどれか。
静電界中の導体について誤っているのはどれか。
a: 導体内部に電界が存在する。
b: 導体表面に電荷が存在する。
c: 電気力線は導体表面に垂直である。
d: 導体の表面は等電位面である。
e: 導体にうず電流が流れる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
図のような電流Iがコンデンサに流れた。蓄えられる電荷の量はどれか。
1: 4C
2: 5C
3: 6C
4: 7C
5: 8C
+1C-1Cの点電荷の間に働く引力は、電荷間の距離が2×10^-2mのとき、1×10^-2mの場合に比べて何倍となるか。
1: 2
2: 1
3: 1/2
4: 1/4
5: 1/8
図のようにA点に電気量Q、B点とC点に電気量2Qの点電荷が正方形の各頂点に固定してある。A点の点電荷にはたらく静電気力がつり合うとき、X点の電気量はどれか。ただし、Q>0ある。
1: Q
2: -Q
3: 2√2Q
4: -2√2Q
5: -4√2Q
図のように誘電体を挟んだ平行平板導体に電圧を加えた。正しいのはどれか。
a: 平行導体板間の静電容量は100μFである。
b: 誘電体中に分極が生じる。
c: 誘電体を取り除くと静電容量は1/5になる。
d: 誘電体中の電界の強さは1000V/mである。
e: 誘電体を取り除いたときの電界の強さは500V/mである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図の四端子法によって被測定線R の抵抗を測定した。電流計の指針が0.25A、内部抵抗1MΩ の電圧計の指針が0.05V であった。被測定線R の抵抗値[Ω] はどれか。ただし、r1-r4 は測定リードの抵抗および接続部の接触抵抗である。
1: 0.1
2: 0.2
3: 0.3
4: 0.4
5: 0.5
シールドについて正しいのはどれか。
1: 磁力線を遮断するに誘電体が適している。
2: 真空は電気力線を遮断する。
3: 静電界をシールドするには誘電率の小さい材料が適している。
4: 電波をシールドするには導電率の大きい材料が適している。
5: 透磁率の小さい材料は磁気シールドに適している。
定格10AのME機器の電源プラグの接地刃と金属外装との間にJIS T 0601-1の試験法に基づく電流を流し、その間の電位差を測定したところ3.0Vであった。接地線抵抗[mΩ]はいくらか。
1: 100
2: 120
3: 150
4: 200
5: 300
帯電している導体球が真空中におかれている。正しいのはどれか。ただし、導体には電流は流れておらず、すべての電荷が静止しているものとする。
1: 導体表面は等電位面である。
2: 導体内部には一様な電荷が存在する。
3: 導体内部には同心円状に電界が存在する。
4: 導体内部から放射状に電気力線が出入りする。
5: 導体球に帯電体を近づけると導体内部に電位差が生じる。
導体A、B、Cが図のように配置されている。導体Aに正電荷を付与するとき、正しいのはどれか。ただし、各導体間は絶縁されている。
a: 導体Cに静電誘導が生じる。
b: 導体C内に電界が生じる。
c: 導体Bの表面に負の電荷が誘起される。
d: 導体Cの電位が変化しても導体Bの電位は変化しない。
e: 導体Cを接地すると導体Bが静電シールドされる。
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