第21回国試午前67問の類似問題

国試第11回午前:第66問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 蓄積エネルギーと出力エネルギーとは同じ値である。

b: 心室細動にはR波同期で除細動を行う。

c: BF形機器またはCF形機器に分類される。

d: 整備点検には50Ωの負荷抵抗を用いる。

e: 成人用体外電極の面積は50cm2である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第58問

適切でない組合せはどれか。

1: 心臓ペースメーカ・・・・・・・完全房室ブロック

2: 除細動器・・・・・・・・・・・・・・直流方式

3: マイクロ波治療器・・・・・・・ハイパーサーミア

4: レーザメス・・・・・・・・・・・・・炭酸ガス

5: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・凍結療法

ME2第32回午後:第50問

電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。

1: マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。

2: 心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。

3: 手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。

4: 直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。

5: 100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。

国試第8回午前:第77問

次の電撃反応を起こす最少電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第4回午後:第59問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

b: コンデンサに蓄えたエネルギーを短時間に放出する。

c: 通電時間は数ミリ秒(ms)である。

d: 体外通電では術者はゴム手袋をはめてはならない。

e: 体外通電では電極部に熱傷は起きない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第73問

電撃に対する人体の反応に対して誤っているのはどれか。

1: 電流の流出入部によって異なる。

2: 最小感知電流の10倍の電流で行動の自由を失う。

3: 50kHz付近で最も感じやすい。

4: 1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。

5: 感じられない電流により心室細動が誘発される。

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。

b: 電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。

c: 心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。

d: 電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。

e: 体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第62問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 除細動器といえば一般には交流除細動器を指す。

b: 心細動の除細動にはタイミングをとる必要がない。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

d: 体外通電の電圧は数百Vである。

e: 通電時間は数秒である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第32問

マイクロ波手術装置で正しいのはどれか。

a: ISM周波数を使用する。

b: 同軸ケープルを使用する。

c: 渦電流損で発熱する。

d: 対極板を使用する。

e: 組織を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第33問

治療機器について正しい組合せはどれか。

1: 心臓ペースメーカ --------------- マイクロ波

2: 電気メス ---------------------- 高周波電流

3: レーザメス -------------------- 電子線

4: ESWL ------------------------- 赤外線

5: IABP ------------------------- 音波

ME2第34回午後:第31問

ペースメーカのDDDモードについて誤っているのはどれか。

1: センシングは心房と心室で行う。

2: 心房と心室を順次ペーシングできる。

3: 自己心拍が出た場合はペーシングを抑制できる。

4: 使用するリードは1本である。

5: 完全房室ブロックの不整脈に適応される。

国試第1回午後:第74問

電撃について正しいのはどれか。

1: 人体の反応は流れる電流の周波数には無関係である。

2: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。

3: 皮膚に0.01mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

4: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

5: ミクロショックの場合数μAの交流電流でも危険である。

国試第1回午前:第68問

低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。

a: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA

b: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA

c: 体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA

d: 体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA

e: 体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第33問

心電計を点検した。正常でないのはどれか。

1: 入力インピーダンス(電極間):10MΩ

2: 周波数特性:0.05~150Hz(-3dB)

3: 標準紙送り速さ:25mm/s

4: 最小検知電圧:50μVpp(50μVp-v)

5: 入力換算雑音:30μVpp(30μVp-v)

国試第6回午後:第63問

電気メス使用時の注意事項として誤っているのはどれか。

1: 対極板コードの断線

2: 電気ショック

3: 雑音障害

4: 爆発事故

5: 気道閉塞

ME2第37回午後:第13問

植込み型除細動器について正しいのはどれか。

1: 放電回路はインダクタを含む。

2: 二次電池を内蔵している。

3: R波同期通電の機能がある。

4: 植込みは全身麻酔下で行う。

5: 電極リードは左心室に留置する。

国試第19回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。

b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。

c: 出力パルス幅は20~50msである。

d: 出方電圧は最大数kVである。

e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第21問

心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 記録紙は感熱紙を使用する。

2: 患者にアース線を接続する。

3: 金属ベッドを接地する。

4: 誘導コードと電源コードを離す。

5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。

ME2第30回午後:第24問

誘発筋電図の電気刺激について誤っているのはどれか。

1: パルス幅が0.1~1msの短形のパルスを用いる。

2: 定電圧刺激と定電流刺激がある。

3: 針電極を使用する。

4: 皮下脂肪の多い人には強い刺激が必要である。

5: 感覚神経伝達時間の測定は刺激に同期して加算平均を行う。

ME2第39回午後:第28問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: ジェネレータの交換後はペーシング閾値が上昇する。

2: 慢性心房細動の患者はVVIモードでペーシングする。

3: VVIモードでは電磁干渉によりペーシングが抑制される。

4: センシング感度はR波高の1/2~1/3程度とする。

5: 心室電極は右心室に留置される。