第20回国試午前67問の類似問題

国試第9回午前:第67問

除細動について正しいのはどれか。

a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。

b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。

c: 除細動器は心房細動にも用いられる。

d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。

e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第24問

救急医療について正しいのはどれか。 

1: 一般市民は AED を使用できない。 

2: 小児は成人に比較して低酸素血症に陥りにくい。 

3: 救命処置が最優先されるトリアージタッグは黒色である。 

4: 一次救命処置は有資格者によって行われる。 

5: 二次救命処置は設備の整った施設で行われる。 

国試第1回午後:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 心臓の洞結節の部分の機能を人工的に代行する。

b: 体外式(携帯式)ペースメーカの電極リード線を取り扱う場合には、ゴム手袋を着用する。

c: ディマンド感度は常に10mV以上にしておく。

d: 体内植込み式ペースメーカには水銀電池しか使用できない。

e: 長期間使用するときには体内植込み式よりも体外式ペースメーカを用いた方が良い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第67問

植込み式心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: ICHD (Inter-society Commission on Heart Disease)コードの第1文字目は刺激部位を示す。

2: AAIはデマンド型動作をするペースメーカである。

3: 電極間抵抗は500Ωで設計してある。

4: 出力エネルギーは一刺激当たり200mJである。

5: 火葬の場合は患者から取り出す。

国試第31回午後:第44問

特定機能病院において、医療機器安全管理責任者が年に2回程度定期的に研修を行うべき医療機器はどれか。

a: 経皮的心肺補助装置

b: 電気メス

c: 消化管内視鏡

d: 自動体外式除細動器(AED)

e: 閉鎖式保育器

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第37問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: VVIモード用のペーシング電極は左心房に留置する。

2: ペーシング用リードは動脈から挿入する。

3: 低周波治療器はペーシングに影響しない。

4: 刺激電圧を徐々に下げたとき、心筋が興奮しなくなる直前の値を閾値という。

5: ペースメーカ植込み患者に対するAEDは禁忌である。

国試第16回午前:第76問

臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。

1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。

2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。

3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。

4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。

5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。

国試第10回午前:第67問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 直接通電で心室細動除去に用いるエネルギーは10~60Jである。

b: 体外通電の場合、電極は5kgf程度の力で充分に皮膚に押し付ける。

c: 直流除細動器のパルス持続時間は約5μsである。

d: 整備点検時に出カ波形を試験する場合は500Ωの負荷抵抗を使用する。

e: 体外通電で除細動を行う場合、最大エネルギーは約400Jである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 交流方式は直流方式より心筋障害が少ない。

2: 心房細動では心室細動より出力エネルギーの設定を高くする。

3: 最初の設定で除細動できなければ出力エネルギーを上げる。

4: 体内用パドルは一方を左房に他方を右房にあてる。

5: 体外用パドルは胸壁に軽くあてて通電する。

ME2第31回午前:第52問

心房細動の治療に不適切なのはどれか。

1: 除細動器

2: AED

3: ペースメーカ

4: アブレーション

5: 抗不整脈薬

国試第27回午後:第34問

植込み型心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: リチウム・ヨウ素電池が使用される。

2: 電気メスによって雑音障害を受ける。

3: DDDモードの刺激電極は1つである。

4: VVIモードは心室でセンシングとペーシングが行われる。

5: プログラミングにテレメトリーを用いる。

国試第7回午後:第56問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式ペースメーカの本体は体外におかれる。

2: 固定レート型ペースメーカは刺激頻度が一定である。

3: デマンド型ペースメーカは自発収縮があるときにぺーシングする。

4: プログラマブルペースメーカは植え込み後に刺激頻度や振幅を変更できる。

5: 植込み式多機能ペースメーカの機能はICDHコードで表示される。

ME2第31回午後:第13問

ペースメーカで正しいのはどれか。

1: VVIのペースメーカの電極は左心房に留置する。

2: 完全A-V(房室)ブロックの患者には右心房を刺激する。

3: 低周波治療器と併用してもよい。

4: 自発心電図を検出しないときに刺激を出すことをデマンド機能という。

5: 刺激電圧は1~5mV程度である。

ME2第39回午前:第57問

電気的除細動の適応外となるのはどれか。

1: 心室細動

2: 心室頻拍

3: 心房細動

4: 心静止

5: 心房粗動

国試第4回午後:第57問

植込み式ディマンド型ペースメーカの本質的な機能でないのはどれか。

a: 心室抑制型である。

b: 心室同期型である。

c: 体外からパルスレートが変えられる。

d: 頻脈が生じたとき刺激する。

e: 自発心拍が一定期間現れないとき刺激する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第57問

図のような心電図が記録された。臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

10AM57-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ぺースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第68問

ICUに常備する医療機器として適切でないのはどれか。

1: 心電計

2: 救急蘇生用具

3: 心細動除去器

4: ハイパーサーミア

5: ペースメーカ

国試第19回午前:第67問

DDDペースメーカについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心房ペーシングの閾値は心室ペーシングの閾値より高い。

b: 閾値は時間経過に伴い挿入時より少し低くなる。

c: 出力は閾値を少し下回る程度に設定する。

d: パルス幅は6~10msが適当である。

e: 不応期は170~500msの間で調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e