酸化エチレンガス(EOG)滅菌について正しいのはどれか。
1: 滅菌時の温度は60℃程度である。
2: 滅菌時の湿度は10%程度である。
3: 滅菌時間は5分程度である。
4: EOGは引火・爆発性が低い。
5: エアレーションは不要である。
操作者に対し毒性物質の危険がある消毒滅菌法はどれか。
1: 濾過滅菌
2: 乾熱滅菌
3: 高圧蒸気滅菌
4: ホルムアルデヒド消毒
5: 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
120℃以上に加熱して微生物を死滅させるのはどれか。
1: 高圧蒸気滅菌
2: 放射線滅菌
3: 電子線滅菌
4: EOG滅菌
5: 紫外線殺菌
滅菌後にエアレーション処理が必要なのはどれか。
3: エチレンオキサイドガス滅菌
4: ガンマ線照射滅菌
5: 過酸化水素ガスプラズマ滅菌
レーザ手術装置について正しいのはどれか。
a: ハンドピースはオートクレーブで滅菌する。
b: ファイバ先端の汚れはアルコールガーゼで拭きとる。
c: 術者は使用レーザに適応した保護メガネを着用する。
d: 照射野からの拡散反射光も危険である。
e: 手術野からの煙霧の排除は医療ガス設備の吸引を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液透析器(ダイアライザ)の滅菌に用いられるのはどれか。
a: 高圧蒸気
b: クロールヘキシジン
c: 紫外線
d: ガンマ線
e: エチレンオキサイドガス(EOG)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高圧蒸気滅菌の対象医療機器として正しいのはどれか。
1: 内視鏡スコープ
2: 気管内吸引チューブ
3: 鉗 子
4: 酸素マスク
5: プラスチック製シリンジ
汚染物の処理について正しいのはどれか。
a: 救急室の汚染は次亜塩素酸ナトリウム液で清拭する。
b: 水でぬらせない器具はガス滅菌する。
c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)で汚染された器具のエタノール消毒は無効である。
d: 使用後の注射針は不燃物の一般廃棄物として処理する。
e: ディスポーザブルガウンは可燃物の一般廃棄物として処理する。
エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌について正しいのはどれか。
a: 引火・爆発の危険がない。
b: 作業環境の換気は必要ない。
c: 高圧蒸気滅菌より低温で行える。
d: 滅菌後に清浄空気によるエアレーションが必要である。
e: EOGは水に溶かすと無害になる。
消毒について正しいのはどれか。
a: MRSAにはポピドンヨードは無効である。
b: 病原体プリオンには3%ドデシル硫酸ナトリウムを用いる。
c: B型肝炎ウィルスにはグルタールアルデヒドを用いる。
d: インフルエンサウィルスには病室の消毒は必要ない。
e: O - 157にはアルコールは無効である。
過酸化水素プラズマ滅菌の原理で正しいのはどれか。
1: 電離によるフリーラジカルの生成
2: ガスによるタンパク質アルキル化
3: 熱によるタンパク質凝固
4: 水分蒸発による細胞乾燥
5: 電子線によるDNA損傷
コバルト60を利用する滅菌法はどれか。
1: ガンマ線滅菌
2: 電子線滅菌
3: プラズマ滅菌
4: 高圧蒸気滅菌
5: 酸化エチレンガス滅菌
正しい組合せはどれか。
a: 乾熱滅菌 ――――――――--------- 窒素ガス
b: 煮沸滅菌 ――――――――--------- エチルアルコール
c: エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌 ―― エアレーション
d: 放射線滅菌 ―――――――--------- コバルト60
e: 高圧蒸気滅菌 ――――――--------- 真空工程
放射線滅菌について正しいのはどれか。
a: コバルト60のべータ線を用いる。
b: 院内使用に適している。
c: ディスポーザブル製品に適用している。
d: 材質劣化の恐れがある。
e: 包装を取り除く必要がある。
エチレンオキサイドガス滅菌について正しいのはどれか。
1: エチレンオキサイドガスは常温、常圧では液体である。
2: エチレンオキサイドガスは爆発性ではない。
3: 非滅菌材料は始終よく乾燥させておく。
4: エチレンオキサイドに窒素が混入すると滅菌力は失われる。
5: 滅菌後の材料は、清浄空気で洗浄(エアレーション)されなければならない。
高圧蒸気滅菌法に適しているのはどれか。(臨床医学総論)
1: 軟性気管支鏡
2: 血液透析回路
3: 超音波プローブ
4: プラスチック製シリンジ
5: コッヘル
高圧蒸気滅菌について正しいのはどれか。
a: 蛋白質の熱変性が作用原理である。
b: 滅菌操作直後に滅菌物を使用できる。
c: リネン類に使用する。
d: 同一温度では乾熱滅菌より殺菌カは弱い。
e: 芽胞に対して無効である。
誤っているのはどれか。
a: 湿熱滅菌の高圧蒸気温は約130°Cである。
b: 乾熱滅菌の高熱空気温は160~180°Cである。
c: ガス滅菌時の温度は40~55°Cである。
d: 放射線照射滅菌では加熱を併用する。
e: 紫外線照射滅菌では一方向より照射する。
1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。
2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。
3: インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。
4: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
5: 新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。
標準的な条件で、最も短い時間で滅菌できるのはどれか。
5: ホルマリンガス滅菌
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