第18回国試午前80問の類似問題

国試第22回午前:第41問

医用電気機器の漏れ電流の許容値で正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流の単一故障状態は正常状態の10倍である。

2: 外装漏れ電流は装着部の種類によらず正常状態で0.1mAである。

3: CF形装着部の患者漏れ電流-Iの交流値は直流値の10倍である。

4: 患者漏れ電流-IIはBF形装着部の単一故障状態で定義されている。

5: CF型装着部の患者漏れ電流-IIIは正常状態で0.01mAである。

国試第2回午後:第73問

医用電気機器の装着部の形別分類について正しいのはどれか。

a: BF形装着部は体表にのみ適用できる。

b: BF形装着部ではミクロショックを防止することができない。

c: CF形装着部の許容患者洩れ電流はBF形装着部のそれの1/10以下である。

d: 直接心臓に適用できる装着部としてB形がある。

e: 体表にのみ適用する機器の許容患者洩れ電流は最少感知電流の1/100以下である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第41問

交流無停電電源(UPS)で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 地絡による停電対策が主目的である。

b: コンセント外郭の色は緑色でもよい。

c: 瞬時特別非常電源に含まれる。

d: 一般非常電源と組合せて使用する。

e: 人工透析室には設けなければならない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第41問

機器の分類について正しいのはどれか。

a: 患者装着部のF (floating) は患者への外部電圧の印加に対する防護手段である。

b: クラスIのME機器を内蔵バッテリーで駆動すると内部電源ME機器となる。

c: BF形装着部はミクロショック対策がされている。

d: クラスEのME機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

e: 内部電源ME機器は保護接地が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第77問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: 絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。

2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。

3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。

4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。

5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第15回午前:第82問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主たる設備目的は感電防止である。

b: 人工透析室に必要な設備である。

c: 電路の片側と大地との絶縁を監視している。

d: 非常電源と連動した設備である。

e: 使用する絶縁変圧器の電源容量は大きい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第77問

クラスⅠ機器について誤っているのはどれか。

7PM77-0

a: 保護接地として基礎絶縁がとられる。

b: 追加保護手段として補強絶縁がとられる。

c: 電源プラグは医用接地極付き3極プラグである。

d: 示した図記号は正しい。

e: 病院電気設備は医用接地方式を必要とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第57問

手術中に非接地配線方式の絶縁監視装置のアラームが鳴った。対応として正しいのはどれか。

1: 停電の危険があるので手術を中止した。

2: 感電の危険があるので手術を中止した。

3: 手術を中断し、室内の機器の漏れ電流を測定した。

4: 手術は続行し、手術後に室内の機器の漏れ電流を測定した。

5: 安全性は確保されているので術中・術後に何もしなかった。

国試第27回午後:第40問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 設備の主たる目的は感電防止である。

b: 集中治療室に必要な設備である。

c: 電路の片側と大地との絶縁を監視している。

d: 非常電源と連動した設備である。

e: 使用する絶縁変圧器の電源容量には制限がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第38問

非接地配線方式について正しいのはどれが。

a: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流は10μA以下である。

b: 絶縁監視装置の表示値が1mAを超えると警報が発生する。

c: 地絡発生時における電源供給の確保が主目的である。

d: 多数のME機器を使用すると絶縁監視装置の警報が発生する可能性がある。

e: 保護接地設備は必要ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第84問

CF形装着部を有する機器の洩れ電流の試験成績のうち、危険と考えられるのはどれか。

1: 単一故障状態における接地漏れ電流 :0.7mA

2: 正常状態における外装漏れ電流 :0.006mA

3: 単一故障状態における外装漏れ電流 :0.41mA

4: 正常状態における患者漏れ電流 :0.005mA

5: 単一故障状態における患者漏れ電流 :0.062mA

国試第12回午前:第80問

病院の電気設備で誤っているのはどれか。

1: 等電位接地はミクロショック防止のシステムである。

2: 非接地配線方式にはアイソレーションモニタが必要である。

3: 非接地配線方式に使用する絶縁変圧器は電源容量が大きいほどよい。

4: ME機器を使う医用室には医用3Pコンセントが必要である。

5: 人工透析室では非接地配線方式が必要である。

国試第14回午前:第84問

絶縁物で覆われている機器の外装漏れ電流を測定する場合、外装に密着させる金属箔の大きさはどれか。

1: 2cm×5cm

2: 5cm×5cm

3: 10×20cm

4: 20×20cm

5: 外装全体

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1: 絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。

2: 2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。

3: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。

4: 絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。

5: 電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。

ME2第34回午後:第53問

JIS T 0601-1における医用機器の安全手段について誤っているのはどれか。

1: クラスⅠ機器の電源コード内の保護接地線の抵抗は0.5Ω以下である。

2: クラスⅠ機器には接地極付2極プラグが必要である。

3: クラスⅡ機器の追加保護手段は補強絶縁である。

4: クラスⅡ機器には使用上の設備による制限はない。

5: 内部電源機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器として働く。

ME2第33回午後:第51問

非接地配線設備について誤っているのはどれか。

1: 一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給を確保する。

2: 配線用遮断器の動作や商用電源の停電には効果がない。

3: 家電機器を接続すると絶縁監視装置の警報が鳴ることがある。

4: 絶縁変圧器の漏れ電流は10μA以下と規定されている。

5: 絶縁監視装置は2mAの表示で警報が鳴る。

国試第10回午前:第81問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主たる目的はマクロショックの防止である。

b: 設備側に絶縁変圧器を設ける。

c: 非接地式電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。

d: ME機器を用いる全ての医用室に設備しなければならない。

e: 停電を防止できるので非常電源の代わりになる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第43問

単一故障状態(保護接地線断線)での接触電流(外装漏れ電流)を測定するとき、測定用器具(MD)を入れる間(位置)として正しいのはどれか。

28AM43-0

1: A - B 間

2: B ? C 間

3: C - D 間

4: D - E 問

5: E - A 間

国試第32回午前:第43問

クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うとき、図のクランプ部分に挟むのはどれか。

32AM43-0

1: 保護接地線

2: 機能接地線

3: 2本の電源導線

4: 2本の電源導線と保護接地線

5: 2本の電源導線のいずれか1本