ARDSの診断基準であるPaO2/FIO2[mmHg]はどれか。
1: 50以下
2: 100以下
3: 150以下
4: 200以下
5: 250以下
急性肺動脈血栓塞栓症について誤っているのはどれか。
1: 長期臥床が誘因となる。
2: 表在静脈瘤内の血栓が剥離して発症する。
3: Dダイマーの測定が診断に有用である。
4: 胸部造影 CT 撮影が診断に有用である。
5: 治療には抗凝固療法を行う。
急性肺血栓塞栓症について正しいのはどれか。
a: わが国では女性に多い。
b: D-ダイマーが陽性になる。
c: 血液ガス分析では呼吸性アシドーシスを呈する。
d: 肺換気シンチグラムで血栓を証明できる。
e: 下肢の動脈血栓の剥離が原因となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っている組合せはどれか。
1: 気管支拡張症 ―――― 喀痰量の増加
2: 気管支喘息 ――――― 呼気延長
3: 慢性肺気腫 ――――― 胸部エックス線の透過性亢進
4: 肺結核 ――――――― 喀血
5: 肺線維症 ―――――― 肺胞の過膨張
動脈血の pH 7.69、PCO2 28 mmHg、〔HCO3 -〕33 mEq/L の病態を示すの はどれか。
1: 呼吸性アルカローシス
2: 呼吸性アシドーシス
3: 代謝性アシドーシス
4: 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害
5: 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害
呼吸不全について誤っているのはどれか。
1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。
動脈血のpH7.60、PCO2 28mmHg、[HCO3-] 33mEq/Lの状態を示すのはどれか。
安静時の正常酸素分圧について誤っているのはどれか。ただし、FiO2=0.21、1気圧=760mmHgとする。
1: 大 気:160mmHg
2: 肺胞気:100mmHg
3: 動脈血:95mmHg
4: 混合静脈血:25mmHg
5: ミトコンドリア:2mmHg
呼吸調節について正しいのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)の低下は頚動脈洞で感知される。
b: 動脈血pHの低下は換気量を減少させる。
c: 延髄の化学受容器は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に反応しない。
d: 肺への迷走神経知覚枝を切断すると吸息が延長する。
e: 心拍出量の減少は呼吸数を増加させる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
慢性閉塞性肺疾患(COPD) の診断で通院中の患者(62歳、男性、体重50kg) が増悪して緊急入院となった。人工呼吸開始基準として誤っているのはどれか。
1: VT 100 mL
2: Vc 8mL
3: FEV 1.0 ( 1秒量 ) 400mL
4: Paco2 60 mmHg (FIo2 0.21において)
5: 呼吸数42回/分
肺におけるガス交換について正しいのはどれか。
a: 換気血流比の不均等分布はPaO2を低下させる原因となる。
b: 肺胞気動脈血酸素分圧較差は吸気酸素濃度を変えても一定値を保つ。
c: シャント率50%の患者の純酸素吸入時のPaO2は約380mmHgである。
d: 吸入気の酸素濃度を徐々に低下させるとPaCO2は徐々に上昇する。
e: 分時換気量が一定のとき肺胞死腔が増加するとPaCO2は上昇する。
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