第17回国試午前11問の類似問題

国試第3回午前:第5問

誤っているのはどれか。

1: 濾過尿には正常でもアルブミンが含まれる。

2: 血漿の約20%が濾過尿となる。

3: 濾過尿の中にはブドウ糖が含まれる。

4: 尿細管では水分や電解質の再吸収が行われる。

5: 副腎皮質から分泌されるアルドステロンは、尿細管でのNa+の再吸収を促進する。

国試第3回午前:第35問

正しい組合せはどれか。

a: 上皮小体ホルモン(PTH)は、低カルシウム血症により分泌が刺激される。

b: 甲状腺ホルモンの分泌刺激は、自律神経失調から始まる。

c: Cushing’s症候群はアルドステロン分泌亢進によって起こる。

d: 抗利尿ホルモンの分泌が亢進すると尿崩症になる。

e: 副腎皮質からはコルチゾルが分泌される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第52問

二酸化炭素について正しいのはどれか。

a: 主として腎臓で排泄される。

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は換気量の指標である。

c: 血液中では炭酸水素イオン(重炭酸イオン)になるものが多い。

d: ヘモグロビンと結合する。

e: 炭酸は強酸である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第26問

健常人の腎臓について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第30問

糖尿病性ケトアシドーシスで正しいのはどれか。(腎臓・泌尿器学)

a: 尿ケトン体が陽性となる。

b: 動脈血pHは7.4である。

c: 血漿浸透圧が低下する。

d: 高齢者に高い。

e: インスリンの欠乏が誘因となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第7問

腎臓について正しいのはどれか。

1: 糸球体は髄質にある。

2: 近位尿細管は尿中にブドウ糖を分泌する。

3: ヘンレループは皮質の中で迂曲する。

4: 集合管の水透過性はバソプレッシンによる調節を受ける。

5: ボーマン嚢はリンパ液を含む。

国試第14回午前:第11問

腎臓について正しいのはどれか。

1: 糸球体は髄質にある。

2: 近位尿細管は尿中にブドウ糖を分泌する。

3: ヘンレループは皮質の中で迂曲する。

4: 集合管の水透過性はバソプレッシンによる調節を受ける。

5: ボーマン嚢はリンパ液を含む。

国試第6回午前:第9問

誤っているのはどれか。

1: 腎における血液の濾過は腎小体で行われる。

2: 濾過尿の再吸収は尿細管で行われる。

3: 生体内での尿の流れは腎→尿道→膀胱→尿管→排出という方向をとる。

4: 膀胱内に尿が250~300mL貯留すると尿意を感じる。

5: 尿の生成により血中老廃物の除去や浸透圧、pHの調整が行われる。

国試第8回午前:第36問

副腎から分泌されるホルモンでないのはどれか。

1: アルドステロン

2: コルチゾール

3: アンドロゲン

4: レニン

5: アドレナリン

国試第4回午後:第45問

血液透析について正しいのはどれか。

a: 尿素の除去は半透膜を介しての拡散による。

b: ナトリウムの除去は除水量に依存する。

c: 代謝性アシドーシスの是正は透析液中の乳酸による。

d: 血液中からの無機リンの除去効率は尿素よりよい。

e: カルシウムの移動は血液中のイオン化カルシウムと透析液中のカルシウムイオンとの濃度差による。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第29問

正常成人の腎について誤っているのはどれか。

a: 腎血流量は心拍出量の約1/4である。

b: 糸球体濾液量は尿量の約100倍である。

c: Na再吸収率は集合管で最も高値になる。

d: クレアチニン再吸収は近位尿細管で行われる。

e: 最終尿の尿素濃度は血漿中の濃度よりも高くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第8問

腎臓の集合管に作用するホルモンはどれか。 

a: レニン 

b: アンジオテンシンⅡ 

c: アルドステロン 

d: バソプレシン 

e: エリスロポエチン 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第32問

正しいのはどれか。

a: 成長ホルモンの分泌亢進はくる病を起こす。

b: ACTHは副腎皮質ホルモンの分泌を促す。

c: 脳下垂体のホルモン分泌は視床下部の調節を受ける。

d: 褐色細胞腫は低血圧の原因となる。

e: アルドステロンの分泌低下症をアルドステロン症という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第63問

維持透析患者の病態生理で正しい組合せはどれか。

a: 低カルシウム ―――――---上皮小体(副甲状腺)機能亢進

b: 水分過剰 ―――――――- うっ血性心不全

c: レニン分泌過剰 ――――- 血圧低下

d: 酢酸不耐症 ―――――― 血圧上昇

e: アルミニウム ―――――-- 骨軟化症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第6問

泌尿器系について誤っているのはどれか。

1: ネフロンは尿生成のための基本単位である。

2: 尿細管では生体に必要な物質が再吸収される。

3: 尿管は腎孟から膀胱へ尿を導く管である。

4: 一方の腎臓を切除しても他方の腎臓が正常であれば腎機能は維持される。

5: 尿は腎静脈を流れる血液から直接造られる。

国試第32回午後:第9問

ホルモンについて誤っているのはどれか。

a: バソプレッシンは主に腎臓の集合管に作用する。

b: 成長ホルモンは副腎より分泌される。

c: 原発性甲状腺機能亢進症では甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進する。

d: 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は糖質コルチコイドの分泌を刺激する。

e: 副甲状腺ホルモン(PTH)は血中カルシウム濃度を上昇させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第14問

腎不全で誤っているのはどれか。

1: 尿素窒素の上昇

2: 高カリウム血症

3: 低リン血症

4: アシドーシス

5: クレアチニンの上昇

ME2第30回午前:第1問

腎臓で産生されないのはどれか。

1: エリスロポエチン

2: レニン

3: 活性型ビタミンD

4: HCO3-

5: アルドステロン

国試第5回午前:第34問

正しい組合せはどれか。

a: 脳下垂体前葉・・・・・・抗利尿ホルモン

b: 甲状腺・・・・・・・・・・・・アルドステロン

c: 副腎皮質・・・・・・・・・・カルシトニン

d: 副腎髄質・・・・・・・・・・カテコールアミン

e: 膵 臓・・・・・・・・・・・・・グルカゴン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第46問

透析液について正しいのはどれか。

a: 高ナトリウム透析は血圧上昇を起こしやすい。

b: 高カルシウム透析は上皮小体 (副甲状腺) 機能 進症を起こす。

c: 酢酸透析は血圧を上昇させる。

d: 重炭酸透析は血圧を低下させる。

e: 無糖透析は低血糖を起こしやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e