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第14回国試午後63問の類似問題

国試第25回午後:第71問

人工心肺時の血液希釈で正しいのはどれか。

a:溶血量が軽減する。
b:酸素運搬能が増加する。
c:血液粘稠度が増加する。
d:膠質浸透圧が増加する。
e:組織血液を良好にする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第42問

人工心肺の操作中に誤って空気を動脈内に送った場合の処置として正しいのはどれか。

a:送血ポンプを逆回転する。
b:送血ポンプを停止する。
c:患者の頭部を低くする。
d:逆行性の上大静脈送血をする。
e:患者の体温を上げる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a:平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。
b:側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。
c:低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。
d:混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。
e:体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中のモニタリングとその対応について正しいのはどれか。

a:ACTが1000秒を超えたのでプロタミンを投与した。
b:PaO₂が目標値より高かったので人工肺吹送ガスの流量を下げた。
c:SvO₂が目標値より低かったので送血灌流量を上げた。
d:PaCO₂が目標値より高かったので人工肺吹送ガスの流量を上げた。
e:心停止中の動脈圧が100mmHgであったので血管収縮薬を投与した。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第67問

在宅酸素療法について正しいのはどれか。

1:慢性心不全に用いられる。
2:肺高血圧症に用いられない。
3:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予後を改善しない。
4:動脈血の二酸化炭素分圧の確認は不要である。
5:吸気デマンドバルブで酸素ボンベの使用時間は 10 倍に伸びる。

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1:無輸血体外循環が容易で ある。
2:血清カリウム値は高めになるよう補正する。
3:灌流圧は高めになる場合が多い。
4:利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。
5:術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1:左心補助の装置である。 
2:回路を構成する装置はECMOと同じである。 
3:開放回路型が主流である。 
4:拍動流ポンプを必要とする。 
5:使用限界は3時間である。 

国試第38回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の血液希釈の効果で正しいのはどれか。

a:溶血が軽減する。
b:輸血量が減少する。
c:組織浮腫が軽減する。
d:酸素解離曲線が右方移動する。
e:脂肪塞栓が軽減する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1:体外循環血流量
2:患者の循環血液量
3:血液温度
4:呼吸数
5:動脈血酸素分圧

国試第35回午後:第69問

人工心肺を用いた体外循環中に用いる血液濃縮器について正しいのはどれか。 

1:メインの人工心肺回路と別の並列回路を必要とする。 
2:除水量の第一の規定因子は装置を通過する血液流量である。 
3:血清カリウム濃度の低下効果は透析装置と同等である。 
4:.遠心力を用いて血球成分と血漿成分を分離する装置である。 
5:水分のみでなくアルブミンなどの血漿タンパクも除去される。 

国試第38回午後:第73問

人工心肺による体外循環離脱時に大動脈解離が疑われた場合、行う処置はどれか。

a:灌流温を下げる。
b:送血量を上げる。
c:IABPを挿入する。
d:ヘパリンを追加する。
e:経食道エコーで確認する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a:血圧の低下
b:酸素化能の低下
c:膜型肺における血液の漏出
d:血液の濃縮
e:脱血の不良
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第69問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a:冠灌流回路 --------------------- 心内圧の低減
b:血液濃縮器 --------------------- 余剰水分の排出
c:動脈フィルター ------------------ 微小気泡の除去
d:血液吸引回路 ------------------ 術野内の血液回収
e:ベント回路 --------------------- 心筋保護液の注入
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 
2:代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 
4:ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1:落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。
2:吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。
3:脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。
4:脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。
5:大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1:使用する血液量の節減に役立つ。
2:血液の酸素運搬能は低下する。
3:末梢血液循環を円滑にする。
4:常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5:血液粘度を上昇させる。

ME2第31回午後:第11問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1:静脈から脱血し、酸素加した血液を動脈に送る。
2:現在の人工肺の主流は気泡型人工肺である。
3:血液ポンプにはローラポンプと遠心ポンプがある。
4:出血を回収する吸引回路がある。
5:代謝を下げるために低体温にすることがある。

国試第24回午前:第74問

人工心肺中に脱血回路の酸素飽和良が低下した。(生体機能代行装置学)原因として考えられないのはどれか。

1:送血流量の不足
2:過度の血液希釈
3:体温の低下
4:生体肺の機能不全
5:吹送ガス酸素濃度の低下

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a:20°C以下の体温を超低体温という。
b:体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。
c:体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。
d:低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。
e:低体温中は血液の粘度は増大する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1:脱血不良時
2:大動脈遮断時
3:大動脈遮断解除時
4:復温時
5:大動脈解離発生時