第13回国試午前67問の類似問題

ME2第38回午後:第28問

植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激電極面積を大きくすると刺激閾値は小さくなる。

2: 出力パルス幅は0.5s程度である。

3: シングルチャンバペースメーカはAVディレイを設定する必要がある。

4: リード被膜が破損するとリード抵抗が小さくなる。

5: 双極リードはペースメーカ本体を不関電極とする。

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第3回午後:第63問

植込み式多機能ペースメーカの機能を示すICHDコードについて誤っているのはどれか。

a: 1文字目はペーシングの部位を示す。

b: 2文字目はセンシングの部位を示す。

c: 3文字目はペーシングモードを示す。

d: Tは自己心拍によってペーシングが抑制されることを示す。

e: Vは心房を示す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第35問

ペースメーカの操作について誤っているのはどれか。

1: DDD型では心房と心室に電極を留置した。

2: 双極電極のdistal(先端部)をプラス側出力端子に接続した。

3: 心筋梗塞発症直後、一時的に体外式を使用した。

4: 植込み型を患者に植え込んだ後、パルス幅を体外から変更した。

5: 体外式の操作パネルを調整した後、カバーをした。

国試第10回午前:第77問

電撃に対する人体の反応について誤っているのはどれか。

1: 電流の流出入部位によって異なる。

2: 最小感知電流の10~20倍の電流で行動の自由を失う。

3: 50kHz付近で最も感じやすい。

4: 1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。

5: 心室細動は最小感知電流より小さい電流によっても誘発される。

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。

b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。

c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。

d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。

e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第47問

心臓ペースメーカで誤っているのはどれか。

1: VVIには心房用と心室用のそれぞれに電極が必要である。

2: 左心室と右心室を同時にペーシングして同期させ心機能の改善を図ることができる。

3: 植込み後にペーシングモードの設定を変更することができる。

4: VVIは一定時間内に自発心電図を検出すると心室を刺激しない。

5: 植込み型除細動器は通常心臓ペースメーカの機能をあわせ持っている。

国試第9回午前:第66問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: VVI型はデマンドペースメーカの一種である。

b: DDD型は心房と心室とを連続的にペーシングすることができる。

c: レート応答型は身体要求度を検出しぺーシングレートを変える。

d: 植込み式はプログラム機能がない。

e: 高頻度ぺーシングは300/分程度のぺーシングレートを用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第56問

ペースメーカのICHD(NBG)コードについて正しいのはどれか。

1: 1文字目は自発電位を感知する場所を示す。

2: 2文字目は刺激する場所を示す。

3: 3文字目は電池の種類を示す。

4: VVIはデマンド機能を有する。

5: VVDのリードは2本である。

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。

b: 電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。

c: 心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。

d: 電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。

e: 体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第54問

心房と心室の両方に心内リード電極を入れなければならないのはどれか。ただし、記号はICHDコード(NBGコード)を表している。

1: AAI

2: VVI

3: VVT

4: VOO

5: DDD

国試第8回午前:第59問

ICUで図のような心電図が記録された。 臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

8AM59-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ペースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第73問

電撃について正しいのはどれか。

a: 人体の反応は電流の流出入部によって異なる。

b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み心室細動が発生しないよう注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリ感じる。

d: 体対表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合、数μAの商用交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第69問

誤っているのはどれか。

1: 神経、骨格筋、心筋などは電流によって刺激されると興奮する。

2: 高周波電流では周波数が高くなるほど刺激作用は減る。

3: 体表面から低周波電流を流した場合、10mA程度で心室細動が生じる。

4: 体内から心臓に低周波電流を流した場合、100μA程度で心室細動が生じる。

5: 高周波電流の加熱作用は治療にも用いられる。

国試第8回午前:第54問

正しいのはどれか。

a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。

b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。

c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。

d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。

e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第73問

電撃について正しいのはどれか。 

a: 人体の反応は電流の流入出部によって異なる。

b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

d: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合、数μAの交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第48問

2相性除細動器について正しいのはどれか。

1: 出力の片側は接地されている。

2: 放電回路にインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約50msである。

4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。

5: 心房細動には使用できない。

ME2第29回午後:第9問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激パルスは正弦波交流である。

2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。

3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。

4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。

5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。