図において生体組織の比誘電率の周波数特性はどれか。
正しいのはどれか。
1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。
2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
図の導体 A を静電シールドする場合、正しい方法はどれか。
100Hzにおける生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか。
1: 脂肪<血液<骨格筋
2: 脂肪<骨格筋<血液
3: 骨格筋<血液<肝臓
4: 骨格筋<肝臓<脂肪
5: 肝臓<血液<脂肪
イヌの骨格筋に10kHzの交流を通電して下表の結果を得た。表中のAの値として考えられるのはどれか。
1: $2.0×10^1$
2: $2.0×10^0$
3: $2.0×10^{-1}$
4: $2.0×10^{-2}$
5: $ 2.0×10^{-3}$
a: 1cm2の細胞膜の抵抗は0.5~10kΩである。
b: 細胞内液、外液の抵抗率は20~300kΩ・cmである。
c: 体表筋電図の振幅は1~3Vである。
d: 頭皮脳波の振幅は1~300μVである。
e: 体表心電図の振幅は1~3mVである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか。
a: 導電率は周波数とともに増加する。
b: a 分散は水分子の緩和現象に起因する。
c: 皮下脂肪の導電率は筋組織よりも高い。
d: 骨格筋は異方性を示す。
e: インピーダンスは非線形性を示す。
生体組織の導電率の大きさの順で正しいのはどれか。
1: 骨 > 脂肪 > 筋肉 > 血液
2: 2. 骨 > 筋肉 > 脂肪 > 血液
3: 筋肉 > 血液 > 骨 > 脂肪
4: 血液 > 筋肉 > 脂肪 > 骨
5: 血液 > 脂肪 > 筋肉 > 骨
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。
2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。
3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。
4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。
5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。
1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。
2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。
3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。
4: α分散はイオンの集散に起因する。
5: β分散は約20GHzで生じる。
生体組織や細胞の電気的特性について誤っているのはどれか。
1: 低周波での導電率は高周波での導電率より高い。
2: 血液の導電率は骨格筋の導電率より高い。
3: 低周波での誘電率は高周波での誘電率より高い。
4: 肝臓の誘電率は骨の誘電率より高い。
5: 細胞内液の導電率は細胞膜の導電率より高い。
表はCF形装着部に対する漏れ電流の規定の一部である。AからCまでに入る数値の組合せで正しいのはどれか。
1: A = 0.0B = 0.5 C = 0.1
2: A = 0.1 B = 1.0 C = 0.1
3: A = 0.1 B = 0.5 C = 0.05
4: A = 0.5 B = 1.0 C = 0.05
5: A = 0.5 B = 0.5 C = 0.05
生体組織の電気特性で正しい組合せはどれか。
a: α分散 --------------- 数十kHz
b: β分散 --------------- 電解質イオン
c: β分散 --------------- 数MHz
d: γ分散 --------------- 水分子
e: γ分散 --------------- 数十MHz
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 陽子線は電磁放射線である。
2: c 線はマイナスの電荷をもつ。
3: a 線はⅩ線より組織到達深度が大きい。
4: 心筋は生殖腺より放射線感受性が高い。
5: 中性子線は陽子線より組織透過力が大きい。
図に示す電流の測定で正しいのはどれか。
a: 1:接地漏れ電流
b: 2:患者漏れ電流
c: 3:患者測定電流
d: 4:外装漏れ電流
e: 5:外装漏れ電流
電磁波の周波数と筋への相対吸収エネルギーとの関係を図に示す。 Aの関係を示す周波数(MHz)で正しいのはどれか。
1: 1MHz
2: 10MHz
3: 100MHz
4: 1000MHz
5: 10000MHz
生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 活動電位の発生は生体の能動特性である。
2: 組織によっては異方性を示す。
3: 低周波では導電率が大きい。
4: 高周波では誘電率が小さい。
5: β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。
生体の電気特性について正しいのはどれか。
a: α分散は水分子の分極に起因する。
b: β分散は組織の構造に起因する。
c: 脂肪の導電率は筋肉よりも低い。
d: 骨格筋の異方性は弱い。
e: 有髄神経の髄鞘は高い導電性を示す。