第12回国試午前73問の類似問題

国試第21回午前:第72問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 超音波集束による衝撃波を利用する。

2: 非接触的に凝固切開する。

3: 血管の凝固切開が可能である。

4: 鋭利な切開能力を特徴とする。

5: 電気メスとの併用は禁忌である。

国試第22回午前:第36問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1: 超音波振動を直接組織に与える。

2: 摩擦熱を利用する。

3: 組織温度は800°C前後になる。

4: 切開と凝固を同時に行える。

5: 内視鏡手術に使用できる。

ME2第29回午前:第50問

次の組合せで誤っているのはどれか。

1: 電気メスの搬送周波数 -- 400kHz

2: マイクロ波メスの周波数 -- 300MHz

3: 低温常圧型冷凍手術装置の冷却最低温度 -- -196℃

4: 超音波吸引手術装置の先端チップ振動振幅 -- 150μm

5: CO2レーザメスの発振波長 -- 10.6μm

国試第28回午後:第35問

超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。

1: ブレードは 1 MHz で振動する。

2: 対極板が必要である。

3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

4: 比較的太い動脈の凝固切聞が可能である。

5: 凝固温度はレーザメスよりも高温である。

国試第26回午後:第37問

超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。

a: 摩擦熱を利用する。

b: 切開部の組織温度は300°C程度になる。

c: 動脈よりも静脈の止血に適する。

d: 切開と凝固が同時にできる。

e: 電気メスと比べて凝固に時間がかかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第35問

マイクロ波手術器について正しいのはどれか。

a: 使用する波長は1~2mmである。

b: 組織中の水に発生するジュール熱を利用する。

c: モノポーラ型針電極を使用する。

d: 凝固作用が中心である。

e: 他の医療機器に対する電磁的影響は少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第31問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 電気メスに比べて切開部位の組織温度は高くなる。

2: 非接触で凝固できる。

3: 凝固と切開はフットスイッチで切り替える。

4: 煙が発生するため視野が悪くなる。

5: 内視鏡下手術に用いられる。

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。

2: 対極板を必ず使用する。

3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。

4: マグネトロン発振管が使用される。

5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

ME2第34回午前:第54問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。

2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。

3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。

4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。

5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第24回午後:第33問

マイクロ波手術装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 電子レンジと同じ周波数のマイクロ波が用いられる。

b: マイクロ波の発生にはマグネトロンが用いられる。

c: 手術電極に付着した組織を解離させるために直流電流を流す。

d: 大きな面積の対極板が必要である。

e: 鋭利な切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第60問

超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。

a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。

b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。

c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。

d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。

e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第36問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 酸素吸入中の使用は禁忌である。

2: 人工呼吸器と併用可能である。

3: 連続使用は過剰水分吸収の危険性がある。

4: 超音波を伝達するために精製水を使用する。

5: 超音波で変質する薬剤がある。

ME2第37回午前:第51問

超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。

1: 発生するミストは感染性を持つことがある。

2: 電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。

3: アクティブブレードのみのプローブ先端がある。

4: 長時間の使用でブレードが熱くなることがある。

5: 凝固組織の周辺が炭化する。

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第34問

マイクロ波手術器で正しいのはどれか。

a: 用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。

b: モノポーラ電極を利用する。

c: マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。

d: 切開より凝固に適している。

e: 対極板による電流の回収が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e