第10回国試午後64問の類似問題

ME2第34回午後:第3問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 主に中空糸型のダイアライザを用いる。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧差により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 尿毒素は主として限外濾過で除去する。

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第76問

血漿交換療法について正しいのはどれか。

a: 自己免疫疾患の治療に用いられる。

b: 血小板は血漿分離膜を通過する。

c: 血漿を冷却すると濾過率が上昇する。

d: 単純血漿交換療法では置換補充液にリンゲル液を用いる。

e: 二重濾過血漿分離交換法は血漿成分分画器を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第75問

血液浄化について正しい組合せはどれか。

a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。

b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。

c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。

d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。

e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第49問

血漿交換について正しいのはどれか。

1: 二重濾過法の2本目の濾過器により血液成分とアルブミンを分離する。

2: 二重濾過法の1本目の濾過器に入る血液は生理食塩液を用いて希釈する。

3: 二重濾過法では疾患の原因となるグロブリン分画を除去する。

4: 単純濾過法では置換液に濃厚赤血球を用いる。

5: 単純濾過法では抗凝固薬としてヘパリンを用いることはできない。

国試第15回午後:第64問

腹膜透析について正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午後:第74問

腹膜透析で正しいのはどれか。

a: 生体膜による血液浄化法である。

b: 溶質除去は拡散による。

c: 除水は浸透圧差による。

d: 尿素クリアランスは一定である。

e: 腹腔内透析液量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第79問

単純膜濾過血漿交換法に用いるのはどれか。

1: 血漿分画器

2: 血漿吸着器

3: 血漿冷却器

4: 遠心分離器

5: 血漿分離器

国試第3回午後:第46問

正しいのはどれか。

a: 腹膜潅流における単位時間当たりの尿素の除水量は増加する。

b: CAPDで液の貯留時間を延長すると単位時間あたりの除水量は増加する。

c: CAVHは長時間にわたって行われるため心臓の負担が大きい。

d: CAPDでは不均衡症状は起こりにくい。

e: 二重濾過液將交換法はアルブミン回収を目的として改良された血液交換法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第58問

血液透析で用いられる血液からの老廃物除去原理はどれか。(人工腎臓装置)

a: 浸透圧差

b: 拡 散

c: 限外濾過

d: 能動輸送

e: 逆浸透

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第52問

中空糸型を用いる血液透析の標準的回路構成で重要なポンプはどれか。

a: ヘパリン注入ポンプ

b: 血液希釈ポンプ

c: 置換液注入ポンプ

d: 透析液再循環ポンプ

e: 血流供給ポンプ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第66問

単純膜濾過血漿交換法に用いられるのはどれか。

1: 血漿分画器

2: 血漿吸着器

3: 血漿冷却器

4: 遠心分離器

5: 血漿分離器

国試第19回午後:第65問

血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加

b: 高ナトリウム透析液の使用

c: 血液流量の増加

d: 使用透析器膜面積の拡大

e: 透析液温の低下(低温透析)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第21問

血液透析について誤っているのはどれか。

1: 中空糸型の透析膜が使用されている。

2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液には重炭酸が添加されている。

4: ローラポンプが使用されている。

5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。

国試第22回午後:第76問

血液浄化器の選択で正しいのはどれか。

1: 体外限外濾過法には透水性の低いものがよい。

2: 中・高分子量物質除去には高透水性膜がよい。

3: 再生セルロース膜は合成高分子膜より生体適合性が優れている。

4: 小児にはプライミング量が多い方がよい。

5: 導入初期では高効率血液浄化器がよい。

国試第24回午前:第76問

正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液透析膜は触媒によって物質を除去する。

b: 血液透析の目的は病因物質の除去である。

c: 血液透析器には中空糸型と積層型とがある。

d: 血液透析膜はグロブリンを透過させない。

e: 逆浸透膜はエンドトキシンを透過させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第79問

血液透析の導入期にみられる不均衡症候群を予防する対策として誤っているのはどれか。

a: 小さな膜面積のダイアライザを使用する。

b: 高張液を返血側回路から投与する。

c: 透析時間を短くする。

d: 抗凝固薬の投与量を増量する。

e: 血流量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第50問

血液浄化に用いられる原理はどれか。

a: 蒸留

b: 透析

c: 濾過

d: 吸着

e: 吸収

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e