第10回国試午前66問の類似問題

ME2第34回午前:第56問

ペースメーカのICHD(NBG)コードについて正しいのはどれか。

1: 1文字目は自発電位を感知する場所を示す。

2: 2文字目は刺激する場所を示す。

3: 3文字目は電池の種類を示す。

4: VVIはデマンド機能を有する。

5: VVDのリードは2本である。

国試第34回午前:第24問

心電図について誤っているのはどれか。

1: P 波は心房筋の興奮を表す。

2: PQ 時間の延長は洞結節の障害を表す。

3: QRS 波は心室筋の興奮を表す。

4: ST 部分の下降は心筋虚血の指標である。

5: T 波は心室筋が興奮から回復する時期に現れる。

ME2第30回午後:第33問

図は電気生理学的検査で心臓をペーシングして得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は100mm/sである。

img11207-33-0

1: 80

2: 100

3: 120

4: 140

5: 160

ME2第34回午後:第29問

手動式除細動器の操作として正しいのはどれか。

1: パドル誘導ではパドルの位置を逆にしても心電図波形の極性は変わらない。

2: 心室細動の治療ではR波同期機能をONにする。

3: 介助者は患者の身体を押さえる。

4: 通電電極を強く押しつけると熱傷の恐れがある。

5: 患者の酸素吸入は一時停止する。

国試第1回午後:第64問

電気メスの高周波分流による熱傷の原因となりうるのはどれか。

a: 対極板のコードを長くとり、コイル状にたるみをつける。

b: 大きな対極板を装着する。

c: 心電図電極用ペーストを対極板に使用する。

d: 肩甲骨付近に対極板を装着する。

e: 接地された金属部分に患者が接触している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第67問

DDDペースメーカについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心房ペーシングの閾値は心室ペーシングの閾値より高い。

b: 閾値は時間経過に伴い挿入時より少し低くなる。

c: 出力は閾値を少し下回る程度に設定する。

d: パルス幅は6~10msが適当である。

e: 不応期は170~500msの間で調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第59問

ICUで図のような心電図が記録された。 臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

8AM59-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ペースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第69問

誤っているのはどれか。

1: 神経、骨格筋、心筋などは電流によって刺激されると興奮する。

2: 高周波電流では周波数が高くなるほど刺激作用は減る。

3: 体表面から低周波電流を流した場合、10mA程度で心室細動が生じる。

4: 体内から心臓に低周波電流を流した場合、100μA程度で心室細動が生じる。

5: 高周波電流の加熱作用は治療にも用いられる。

国試第23回午後:第33問

ペースメーカのICHD(NBG)コードで誤っているのはどれか。

1: AAIでは心房のみでペーシングを行う。

2: VOOでは固定レートでペーシングを行う。

3: DDDでは心房と心室の両方でペーシングを行う。

4: VDDでは心室のみでペーシングを行う。

5: VVIでは心房に同期してペーシングを行う。

国試第20回午前:第67問

AED(自動体外式除細動器)について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 医療機関以外にも設置できる。

2: 医師、救急救命士以外でも使用できる。

3: 通電パッドは心電図の電極を兼ねる。

4: 心電図から心室細動を自動的に認識する。

5: 通電時に操作者は通電パッドを手で押し当てる。

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。

b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。

c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。

d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。

e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第62問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。

国試第13回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。

1: 電極回路の一方が接地されている。

2: 成人用電極の最小面積は50cm2に規定されている。

3: 心室細動の除去には150~400Jのエネルギーを使用する。

4: 心房細動の除去にはR波に同期して通電する。

5: 心房細動の除去には50~150Jのエネルギーを使用する。

国試第8回午前:第77問

次の電撃反応を起こす最少電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第29回午前:第34問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 洞不全症候群は適応症である。

b: 成人の体外通電では500 J から開始する。

c: 成人の体外通電では面積50 cm2 以上の電極を使用する。

d: ICD は右室を刺激する。

e: ICD の通電出力は500 J である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第39問

有線式心電図モニタで心電図波形に交流雑音(ハム)が混入した。

1: 心電図モニタに3P-2P変換アダプタを使用していた。

2: 患者に電気毛布を使用していた。

3: 患者に体外式ペースメーカを使用していた。

4: 電極の接触状態が不良であった。

5: ベッドアースをしていなかった。

国試第4回午後:第58問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。

国試第34回午後:第34問

植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 洞不全症候群(SSS)は適応疾患である。

b: NBG(ICHD)コードの 4 番目の文字 R は心拍応答機能を示す。

c: DDD ペースメーカの電極リードは 1 本である。

d: ニッケル水素電池が用いられる。

e: ジェネレータはチタン合金製のケースに密封されている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第77問

電撃について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 人体の反応は電流の流出入部位によって異なる。

b: His束心電図検査は、心室細動が発生しないように注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

d: 体表から受ける電撃によって起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合数μAの商用交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e