超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。
1: 先端は5~10mmの振幅で振動する。
2: 25kHz前後の振動を用いる。
3: 対極板が必要である。
4: 生理食塩液は不要である。
5: 骨切開に有用である。
超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。
1: ブレードは 1 MHz で振動する。
2: 対極板が必要である。
3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。
4: 比較的太い動脈の凝固切聞が可能である。
5: 凝固温度はレーザメスよりも高温である。
超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。
1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。
2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。
3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。
4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。
5: 肝腫瘍手術に用いられる。
超音波吸引器で正しいのはどれか。
a: 超音波トランスデューサでプローブ先端を振動させる。
b: 超音波によってプローブ先端を加熱し、組織を凝固する。
c: 微小血管だけでなく太い血管も凝固する。
d: 肝切除術によく使用される。
e: 乳化した組織を吸引する機能をもつ。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
次の組合せで誤っているのはどれか。
1: 電気メスの搬送周波数 -- 400kHz
2: マイクロ波メスの周波数 -- 300MHz
3: 低温常圧型冷凍手術装置の冷却最低温度 -- -196℃
4: 超音波吸引手術装置の先端チップ振動振幅 -- 150μm
5: CO2レーザメスの発振波長 -- 10.6μm
超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 周波数が20~30MHzの超音波が用いられる。
b: 先端チップを1~3μmの振幅で振動させ、組織を破砕する。
c: 破砕組織を生理食塩液とともに吸引する。
d: 電気メスより切開速度が遅い。
e: 皮膚の切開に適している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波吸引手術器について正しいのはどれか。
1: 金属メスと同様に鋭利な切開が可能である。
2: 太い血管まで破砕・吸引する。
3: プローブ先端は伸縮振動する。
4: 整形外科において骨切り用として多用されている。
5: 電気メスより迅速な切関速度が特徴である。
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
1: 発生するミストは感染性を持つことがある。
2: 電気メスに比べ周辺組織への熱損傷が少ない。
3: アクティブブレードのみのプローブ先端がある。
4: 長時間の使用でブレードが熱くなることがある。
5: 凝固組織の周辺が炭化する。
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。
b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。
c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。
d: バースト波とは連続した正弦波である。
e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。
超音波吸引手術装置について誤っているのはどれか。
1: 電歪素子にPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。
2: プローブ先端のチップが機械振動して組織を破砕する。
3: 使用周波数は24~35kHz程度である。
4: プローブ先端の振動振幅は100~300μmである。
5: 術野洗浄用に蒸留水が用いられる。
超音波吸引器について誤っているのはどれか。
a: 超音波による振動で除去したい組織を乳化する。
b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d: 主に肝臓の手術に用いられる。
e: 除去したい組織は生理食塩水とともに吸引される。
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
1: 切開作用には断続波を用いる。
2: 対極板はアクティブ電極である。
3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。
4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。
5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。
超音波治療器について誤っているのはどれか。
1: 機械的振動を応用した治療器である。
2: 1MHz程度の振動数が用いられることが多い。
3: 水晶またはセラミック振動子が用いられることが多い。
4: 温熱効果よりも麻痺作用を狙ったものが多い。
5: 回復不能の障害を生じる超音波のエネルギー密度は約0.1W/cm2である。
電気メスについて誤っているのはどれか。
1: 術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。
2: 対極板の面積は広いほうが安全である。
3: 引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。
4: 対極板は接地しなければならない。
5: ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。
超音波吸引装置について誤っているのはどれか。
1: 磁歪形素子にはニッケルが用いられる。
2: プローブ本体は蒸留水で冷卻する。
3: メス先振動の振幅は100~300μmである。
4: メス先の振動数は200~300kHzである。
5: 乳化・細分化された組織を吸引除去する。
電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。
b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。
c: 切開にはバースト波が用いられる。
d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。
e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。
電気メスについて誤っている組合せはどれか。
1: 凝固用波形 バースト波
2: 患者の対地インピーダンスの低下 高周波分流
3: バイポーラ方式 微細手術
4: ペースメーカ誤作動 デマンド機構
5: 熱傷 対極板面積過大
1: 高周波電流を使用する。
2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。
3: 切開にはバースト波を使用する。
4: 凝固には連続正弦波を使用する。
5: 対極板は能動電極ともいう。
超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。
1: 超音波振動を直接組織に与える。
2: 摩擦熱を利用する。
3: 組織温度は800°C前後になる。
4: 切開と凝固を同時に行える。
5: 内視鏡手術に使用できる。
a: 摩擦熱を利用する。
b: 切開部の組織温度は300°C程度になる。
c: 動脈よりも静脈の止血に適する。
d: 切開と凝固が同時にできる。
e: 電気メスと比べて凝固に時間がかかる。
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