第8回国試午前89問の類似問題

国試第10回午前:第87問

心電図モニタで感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまずとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 製造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 配電盤を点検する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 漏れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第40問

着脱不可能な保護接地線を持つ医用電気機器で、電源プラグの接地ピンから機器外装までの抵抗値のJTSにおける許容範囲はどれか。(医用機器安全管理学)

1: 0.02Ω以下

2: 0.1Ω以下

3: 0.2Ω以下

4: 1Ω以下

5: 2Ω以下

国試第8回午前:第71問

電気メス使用について正しいのはどれか。

a: 凝固には低周波電流モードを用いる。

b: 対極板の接触面積を大きくする。

c: 対極板コードはできるだけ短いものにする。

d: 高周波分流が大きいと熱傷の危険がある。

e: 熱傷は対極板以外の部位では発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第89問

正しいのはどれか。

1: 手に感じられない電流値でもミクロショックは起きる。

2: 手に30mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。

3: 人体は50~100Hzの交流に最も感じにくい。

4: 心室細動を誘発するマクロショックとミクロショックの電流値の比は10,000:1である。

5: 0.3mA程度の商用交流ではミクロショックを起こさない。

ME2第32回午後:第57問

電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。

1: 患者の背部にたまった薬液を拭き取る。

2: 対極板を筋肉質の部分に貼る。

3: 心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。

4: 体位変換時に対極板部を点検する。

5: フローティング形電気メスを使う。

国試第28回午前:第41問

機器の分類について正しいのはどれか。

a: 患者装着部のF (floating) は患者への外部電圧の印加に対する防護手段である。

b: クラスIのME機器を内蔵バッテリーで駆動すると内部電源ME機器となる。

c: BF形装着部はミクロショック対策がされている。

d: クラスEのME機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

e: 内部電源ME機器は保護接地が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第84問

単一故障状態はどれか。(医用機器安全管理学)

a: 強化絶縁の絶縁破壊

b: 電源導線の両側ヒューズの断線

c: 信号入力部に外部の電圧が現われること

d: 保接接地線の断線

e: F型絶縁装着部に外部の電圧が現われること

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e