第8回国試午前89問の類似問題

ME2第35回午後:第5問

接地が防止対策にならないのはどれか。

1: ミクロショック

2: マクロショック

3: 電気メスによる熱傷

4: 心電図への交流雑音(ハム)

5: 静電気による電子部品の破壊

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。

b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。

c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。

d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。

e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第82問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1: 接地極の接地抵抗は1Ω以下である。

2: 一般病室には、医用接地方式が用いられる。

3: 一般非常電源の電圧確立時間は40秒以内である。

4: 瞬時特別非常電源には蓄電池設備が含まれる。

5: 手術室にはEPRシステムを必要とする。

国試第33回午前:第26問

商用交流雑音の対策として誤っているのはどれか。

1: 測定器の電源回路にラインフィルタを挿入する。

2: 測定器の接地端子と接地極を接地線で接続する。

3: ベッドと接地極を接地線で接続する。

4: 信号線はシールドを施したものを用いる。

5: 患者とベッド間のシールドマットを接地極に接続する。

国試第23回午後:第39問

医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第38問

病院の接地設備で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 保護接地設備はすべての医用室で必要である。

2: 病院建物の地下部分を接地極として使うことが推奨されている。

3: 医用接地センタには水道管などが接続される。

4: 医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下である。

5: カテゴリAの医用室には等電位接地設備が必要である。

国試第3回午後:第79問

EPRシステムについて誤っているのはどれか。

a: すべての手術室に設けなければならない。

b: 患者環境のすべての金属表面間の電位差を10mV以下にする。

c: ミクロショックを防止することを目的としている。

d: 導電性部分と接地センター間の電気抵抗を0.1Ω以下にする。

e: テレビや電気スタンドなど医用機器以外のものはシステムの対象外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第80問

医用電気機器や病院電気設備の安全基準に関して正しい組み合わせはどれか。

a: クラスII機器------ 追加保護手段として補強絶縁を使用

b: 内部電源を使用した心電計--外部電源に接続した場合の追加保護手段は不要

c: 検体検査機器-------- クラスI機器であることが必要

d: 医用接地センタの接地極--- 病院建物の鉄骨の利用が可能

e: 胸部手術室--------- 非接地配線方式が必要

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第82問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 特別非常電源の連続運転時間は10時間以上である。

b: 一般非常電源の電圧確立時間は1分以内である。

c: 非接地配線方式の設備目的は停電時の電源供給である。

d: 非接地配線方式では機器の保護接地は必要ない。

e: 非接地配線方式の絶縁変圧器の巻数比は1:1である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第77問

クラスⅠ機器について誤っているのはどれか。

7PM77-0

a: 保護接地として基礎絶縁がとられる。

b: 追加保護手段として補強絶縁がとられる。

c: 電源プラグは医用接地極付き3極プラグである。

d: 示した図記号は正しい。

e: 病院電気設備は医用接地方式を必要とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第83問

ME機器の安全基準に関して単一故障状態はどれか。

a: 機器の保護接地線の断線

b: 電源導線の1線の断線

c: 患者コードの断線

d: 補強絶縁の故障

e: 内部電源の故障

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第85問

電気的安全性点検について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄の縞模様と決められている。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り替えて測定し大きい方をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は、0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流-1の測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テスト十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第53問

JIS T 0601-1における医用機器の安全手段について誤っているのはどれか。

1: クラスⅠ機器の電源コード内の保護接地線の抵抗は0.5Ω以下である。

2: クラスⅠ機器には接地極付2極プラグが必要である。

3: クラスⅡ機器の追加保護手段は補強絶縁である。

4: クラスⅡ機器には使用上の設備による制限はない。

5: 内部電源機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器として働く。

ME2第31回午後:第57問

手術中に非接地配線方式の絶縁監視装置のアラームが鳴った。対応として正しいのはどれか。

1: 停電の危険があるので手術を中止した。

2: 感電の危険があるので手術を中止した。

3: 手術を中断し、室内の機器の漏れ電流を測定した。

4: 手術は続行し、手術後に室内の機器の漏れ電流を測定した。

5: 安全性は確保されているので術中・術後に何もしなかった。

国試第6回午後:第80問

医用電気機器について正しいのはどれか。

1: クラスI機器は追加保護手段として補強絶縁を必要とする。

2: クラスII機器の電源プラグは3Pプラグでなければならない。

3: 保護接地はすべてのクラスの機器に設けられている保護手段である。

4: 漏れ電流を少なくする保護手段には三つある。

5: 内部電源機器には使用上の設備による制限がない。

国試第31回午後:第38問

非接地配線方式の絶縁監視装置の警報が鳴ったときに、考えられるのはどれか。

a: 地絡が発生した。

b: 接地分岐線が断線した。

c: 絶縁抵抗が100kΩ以上になった。

d: 負荷の消費電流の合計が20Aを超えた。

e: 多数のME機器が使用されていた。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第78問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1: 接地極の接地抵抗は1Ω以下である。

2: 一般病室には医用接地方式が用いられる。

3: 一般非常電源の電圧確立時間は40秒以内である。

4: 瞬時特別非常電源には蓄電池設備が含まれる。

5: EPRシステムでは、患者環境内のすべての金属表面間の電位差は10mV以下である。

国試第10回午前:第80問

医用電気機器・病院電気設備の安全基準と機器との組合せで正しいのはどれか。

a: 直接心臓に使用可能 ――――――― BF型機器

b: 迫加保護手段として補強絶縁 ――---- クラスII機器

c: 等電位接地設備 ―――――――――- CF型機器

d: 2Pの電源プラグとアース線 ――------ クラスI機器

e: 一般非常電源 ――――――――---- 生命維持装置

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第82問

接地漏れ電流に関する単一故障状態はどれか。

1: 保護接地線の断線

2: 迫加保護接地線の断線

3: 等電位化導線の断線

4: 電源導線の1本(死側)の断線

5: 患者誘導コードの1本の断線