第8回国試午前64問の類似問題

国試第26回午後:第77問

血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。

1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。

2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。

3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。

4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。

5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。

国試第17回午前:第64問

正しい組合せはどれか。

a: 血球数 ヘマトクリット計

b: グルコース 固定化酵素電極

c: PO2 ポーラログラフ

d: 血液pH 白金電極

e: 酵素活性 ガスクロマトグラフ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第29問

カプノメータについて正しいのはどれか。

a: サイドストリーム型では測定に時間的な遅れが生じる。

b: 脱酸素化ヘモグロビンの吸光特性を利用する。

c: 窒素ガス濃度は誤差の原因となる。

d: ゼロ点校正が不要である。

e: 二酸化炭素ガスは 4.3 nm に光吸収のピークをもつ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第20問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インジゴブルーなどの臨床検査用の色素は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)の存在は測定値に影響しない。

e: 末梢循環不全で拍動が検知不良の場合、測定誤差が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第63問

正しい組合せはどれか。

a: 血中酸素分圧 ---------- パルスオキシメータ

b: グルコース ------------ 酵素センサ

c: 尿酸 ----------------- 光電比色計

d: アミノ酸 -------------- ポーラログラフ

e: ナトリウム ------------- 赤外分光光度計

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第29問

アンペロメトリック法を用いる電極はどれか。

1: 絶縁電極

2: クラーク型酸素電極

3: pH電極

4: セベリングハウス型二酸化炭素電極

5: ISFET

国試第7回午前:第78問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a: 単極導出を行うとき基準点に置いた電極を装着電極という。

b: 皮膚と電極との間に通常、電解質を含んだペーストを用いる。

c: 金属電極とぺーストとの間に分極が発生しやすい。

d: 分極により発生する分極電圧は10mVを超えることはない。

e: 不分極電極として銅(Cu)の表面に硫酸銅(CuSO4)を付着させたものがよく用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第25問

血液ガス分析のための動脈血採血について誤っているのはどれか。

1: 採血前にシリンジ内面を抗凝固剤で潤す。

2: 採血前は患者を安静にさせる。

3: 採血時には駆血帯を使用する。

4: 採血後すぐに検査できない場合、シリンジを氷で冷やした状態で保存する。

5: 採血後シリンジ内の残存気泡は誤差となるので、速やかに排除する。

ME2第31回午後:第2問

経皮的血液ガス分圧測定に必要ないのはどれか。

1: ヒータ

2: メンブレン

3: クラーク電極

4: 赤外線発光ダイオード

5: セバリングハウス電極

ME2第33回午後:第28問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 測定にはポーラログラフィを用いる。

2: 厳密な測定には二酸化炭素分圧による補正が必要となる。

3: プローブは生体の測定部位に強く密着させる。

4: 測定時はセンサ周辺の皮膚を冷やす。

5: センサ装着部位の振動は測定誤差の要因となる。

国試第5回午前:第44問

正しいのはどれか。

1: 硬膜外麻酔はバランス麻酔ともいう。

2: ソーダライムは酸素発生器である。

3: パルスオキシメータは脈拍数測定器である。

4: ライトレスピロメータで換気量測定ができる。

5: カプノグラフで動脈血酸素飽和度を測定する。

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。

e: 末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第44問

医療ガスの性質について誤っているのはどれか。

1: 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。

2: 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。

3: 窒素ガスの沸点は約-196°Cである。

4: 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31°Cである。

5: ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。

国試第2回午前:第81問

生体電気現象の検出に用いる体表面電極について誤っているのはどれか。

1: 金属電極が用いられる。

2: ペーストを介して使用することが多い。

3: 電極とペーストの接触面に静止電位が生じる。

4: 電極に電流が流れると分極電圧が生じる。

5: 銀塩化銀電極は分極電極と呼ばれる。

ME2第37回午後:第2問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 動脈血酸素分圧を計測する。

2: 赤色光と近赤外光が使われる。

3: クラーク電極を用いる。

4: 測定部位を2つのLEDで挟む。

5: 血流量を測定できる。

国試第17回午前:第60問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: ヘモグロビンの酸素飽和度を非侵襲的に測定する。

b: 緑色光と赤色光に対する吸光度を測定する。

c: 動脈性の拍動は測定の妨げとなる。

d: 低酸素血症の発見に役立つ。

e: 呼吸状態のモニタとして用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第59問

パルスオキシメトリについて誤っているのはどれか。

a: 酸素(化)ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの量の比を測定する。

b: 複数の波長の光に対する吸光度を測定する。

c: インドシアニングリーン注入によって測定値は影響を受ける。

d: 毎回の測定において校正を必要とする。

e: 心肺停止時にも用いることができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第38問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 紫外光を用いる。

b: 2波長で測定する。

c: 酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光度の差を利用する。

d: プローブを手指に装着する。

e: 血流量を測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第66問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 紫外光を用いる。

2: 使用前に既知の値と比較して調整する。

3: 酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの比を表示する。

4: プローブ(センサ)は使用前に滅菌する。

5: 脈波が検出されていることを確認する。

国試第9回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 窒素の大気中での重量比は約78%である。

2: ヘリウムの血液に対する溶解度は窒素の溶解度よりも低い。

3: 窒素は通常の圧力と温度の下では化学的に不活性な気体である。

4: 供給ガス中の酸素分圧の低下は酸素欠乏症の原因となる。

5: 酸素のヘモグロビンとの結合力は一酸化炭素の結合力よりも弱い。