第8回国試午前44問の類似問題

国試第1回午後:第30問

成人男性患者(体重60kg)に対する人工呼吸器装着の初期設定条件として誤っているのはどれか。

1: 吸気酸素濃度を百パーセントとした。

2: 吸気相と呼気相の時間的比率(I:E比)を1:2とした。

3: 換気回数を60回/分とした。

4: 1回換気量を600mLとした。

5: 呼気終末陽圧(PEEP)を5cmH2Oとした。

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第47問

呼気終末陽圧(PEEP)の作用について正しいのはどれか。

a: 能的的残気量を増加させる。

b: シャント率を減少させる。

c: 圧損傷の発生率を上昇させる。

d: 腎血流量を増加させる。

e: 脳圧を低下させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第12問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 吸気弁は吸気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。

3: 全身麻酔下でないと実施できない。

4: 患者の呼気を補助するのが主な機能である。

5: 回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

国試第6回午後:第39問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では肺胸郭コンプライアンスが変化しても換気量の変化が少ない。

b: 従量式では回路漏れがあっても換気量の変化が少ない。

c: 成人には従量式の方が多く使用される。

d: 従量式は換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

e: 長期人工呼吸には従圧式の方が適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第44問

PEEPの効果はどれか。

a: 分時換気量の増加

b: 肺内シャント率の減少

c: 気道閉塞の防止

d: 肺コンプライアンスの上昇

e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第40問

人工呼吸下の患者の最高気道内圧に影響を与えるのはどれか。

a: 肺・胸郭コンプライアンス

b: 呼吸回路の機械的死腔

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 吸気流速

e: 気管チューブの内径

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第43問

正しいのはどれか。

a: SIMVは人工呼吸器からの離脱に用いられる。

b: SIMVはIMVよりもファイティングを起こしにくい。

c: MMVでは患者の自発呼吸が低下すると低換気に陥る。

d: IRVでは呼気時間の方が吸気時間より長くなる。

e: プレッシャーサポートは患者自身の呼吸仕事量を軽減させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第29問

従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。

c: 回路の漏れは問題にならない。

d: 重症呼吸不全患者に適している。

e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第65問

内因性PEEPで正しいのはどれか。

a: 閉塞性肺疾患で起こりやすい。

b: 呼気時間が短縮すると生じやすい。

c: 気道内圧計で容易に測定できる。

d: 呼吸仕事量を軽減させる。

e: 心拍出量を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第54問

人工呼吸器からのウィーニングの際に用いられる換気様式はどれか。

a: IMV(間欠的強制換気)

b: 従圧式人工呼吸

c: 従量式人工呼吸

d: CPPV(持続陽圧換気)

e: PSV(圧支持換気)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第41問

人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。

a: 換気回数が多い。

b: 換気量が少ない。

c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。

d: 吸気酸素濃度が高い。

e: PEEPレベルが低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1: PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。

2: 至適灌流量で体外循環を開始する。

3: 大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。

4: 心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。

5: 離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第23回午前:第20問

PEEPについて誤っているのはどれか。

1: 平均気道内圧が増加する。

2: 機能的残気量が増加する。

3: 酸素化能が改善する。

4: 尿量が減少する。

5: 脳圧が低下する。

ME2第32回午後:第13問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 気道内陽圧換気法が主流である。

2: 呼気弁は吸気時に閉じる。

3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。

4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。

5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。

国試第28回午後:第65問

吸気終末停止(EIP)で正しいのはどれか。

a: 補助換気で使用できない。

b: PCV (pressure control ventilation)で設定する。

c: 吸気時間の 5% 程度に設定する。

d: 不均等換気が是正できる。

e: 静肺コンプライアンスを推定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

国試第10回午後:第44問

自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 胸腔内圧は吸気時陰圧である。

b: 気道内圧は吸気時陰圧である。

c: 換気は横隔膜の収縮作用による。

d: 吸気相で肋間筋は弛緩する。

e: 換気量は動脈血酸素分圧(PaO2)で決まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e