第38回午後第49問の類似問題

第42回午前:第58問

脳卒中片麻痺患者が反張膝を示す原因として誤っているのはどれか。  

1: 下腿三頭筋の重度痙性

2: 大腿四頭筋の重度痙性

3: 大腿四頭筋の筋力低下

4: ハムストリングスの短縮

5: 下肢の重度深部感覚障害

第41回午前:第57問

誤っている組合せはどれか。  

1: 橈骨神経麻痺-オッペンハイマースプリント

2: 橈骨神経麻痺-トーマススプリント

3: 正中神経麻痺-対立スプリント

4: 正中神経麻痺-パンケーキ型装具

5: 尺骨神経麻痺-ナックルベンダー

第44回午前:第83問

誤っている組合せはどれか。  

1: 先天性股関節脱臼 − リーメンビューゲル装具

2: 特発性側弯症 − ボストン装具

3: 正中神経麻痺 − Thomasスプリント

4: 関節リウマチ − フィラデルフィアカラー

5: Perthes病 − 股関節外転装具

第40回午前:第76問

脊髄小脳変性症の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 四肢近位部への弾性緊縛帯

2: 四肢遠位部への重錘負荷

3: 膝固定装具装着での歩行訓練

4: rhythmic stabilization

5: バルーンを用いての座位訓練

第52回午後:第34問

筋萎縮性側索硬化症で生じにくい症状はどれか。  

1: 舌萎縮

2: 構音障害

3: 上下肢麻痺

4: 眼球運動障害

5: 摂食嚥下障害

第37回午前:第58問

骨粗鬆症について適切でないのはどれか。  

1: 閉経後の女性に生じやすい。

2: ステロイド治療により生じやすい。

3: 大腿骨頸部骨折をきたしやすい。

4: 脊椎圧迫骨折ではコルセットを装着する。

5: 高齢者の腰背痛には体幹前屈を指導する。

第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第38回午後:第86問

変形性膝関節症について誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨辺縁部に骨棘が認められる。

2: 二次性関節症は外傷後に起こる。

3: 大腿四頭筋に筋力低下がみられる。

4: 疼痛は初期から安静時に認められる。

5: 関節裂隙は狭小化する。

第54回午後:第35問

前頭葉と側頭葉に限局性の大脳皮質の萎縮を認める疾患はどれか。  

1: Alzheimer型認知症

2: 正常圧水頭症

3: 脳血管性認知症

4: Pick病

5: Lewy小体型認知症

第55回午前:第82問

脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: 黒質―――感覚障害

2: 視床―――嗅覚障害

3: 赤核―――摂食嚥下障害

4: 線条体――不随意運動

5: 扁桃体――筋緊張異常

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、脳の病変部位とそれに関連する症状を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、線条体と不随意運動です。
  • 黒質は中脳被蓋の最腹側部に位置し、大脳基底核と結合して運動制御に関与します。感覚障害とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 視床は特殊核と非特殊核があり、体性感覚に関与します。嗅覚障害とは関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 赤核は中脳上丘レベルに位置し、運動制御に関わります。摂食嚥下障害とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 線条体は尾状核と被殻を合わせたもので、錐体外路に含まれます。障害されると不随意運動や筋緊張の異常を生じるため、この選択肢が正しいです。
  • 扁桃体は側頭葉の前内側に位置し、生物学的価値判断や本能行動の調節に関与します。筋緊張異常とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第9問

誤っている組合せはどれか。  

1: 正中神経-長掌筋

2: 肩甲下神経-棘下筋

3: 尺骨神経-母指内転筋

4: 橈骨神経-上腕三頭筋

5: 長胸神経-前鋸筋

第57回午後:第8問

47歳の女性。多発性硬化症。30歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。この患者にみられる所見はどれか。 

57_1_8

1: 振 戦

2: 運動分解

3: 測定異常

4: 協働収縮異常

5: 反復拮抗運動不能

第34回午前:第42問

脳卒中片麻痺患者の理学療法の組合せで適切でないのはどれか。  

1: 非対称姿勢-矯正鏡

2: 痙縮-リラクセーション

3: 空間無視-傾斜台

4: 尖足拘縮-補高靴

5: 肩手症候群-愛護的関節可動域訓練

第44回午後:第76問

筋萎縮性側索硬化症でみられないのはどれか。  

1: 舌の線維束攣縮

2: 流 涎

3: 肺活量低下

4: 深部感覚障害

5: 歩行障害

第36回午前:第81問

スプリントと末梢神経障害との組合せで正しいのはどれか。  

1: コックアップスプリント - 正中神経麻痺

2: 尺側偏位防止スプリント - 尺骨神経麻痺

3: ナックルベンダー - 橈骨神経麻痺

4: 長対立装具 - 尺骨神経麻痺

5: 短対立装具 - 正中神経麻痺

第52回午前:第82問

中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 高齢者に多い。

2: 骨傷に伴って生じることが多い。

3: 頸椎の過屈曲によって発生することが多い。

4: 肛門括約筋の収縮が障害されることが多い。

5: 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い。

第42回午前:第68問

筋萎縮性側索硬化症への対処で誤っているのはどれか。  

1: 起居動作の維持

2: 呼吸能力の維持

3: 自己導尿の確立

4: 関節拘縮の予防

5: 移動手段の確保

第36回午前:第20問

50歳の女性。球麻痺症状で発症した筋萎縮性側索硬化症。発症後1年経過。自営業世帯の主婦で、病前は家業の経理を行っていた。現在、筋力は上肢近位筋群3(Fair)、上肢遠位筋群2(Poor)、下肢筋群4(Good)である。最近、肺炎を2回起こしている。現時点での評価項目で適切でないのはどれか。  

1: 筋萎縮の部位、程度

2: 会話明瞭度

3: 食事動作

4: 簿記、計算力

5: 浴室、トイレの構造

第40回午前:第51問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-腸腰筋短縮

2: ファーレンテスト-正中神経圧迫

3: ヤーガソンテスト-肩関節拘縮

4: スパーリングテスト-神経根圧迫

5: アドソンテスト-血管圧迫

第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製