第56回午後第25問の類似問題

第52回午前:第29問

注意機能の評価はどれか。  

1: SCT

2: MMPI

3: バウムテスト

4: TMT〈trail making test〉

5: Kohs立方体組合せテスト

第47回午後:第80問

運動性失語があっても、目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。2つ選べ。  

1: ベントン視覚記銘検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: レーブン色彩マトリクス検査

4: MMSE(Mini Mental State Examination)

5: HDS-R(改訂版長谷川式簡易知能スケール)

第42回午後:第61問

運動性失語があっても目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。  

1: 三宅式記銘力検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: コース立方体組合わせテスト

4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)

第48回午後:第24問

感覚検査で、その過程や結果を理学療法士が視覚的に観察できるのはどれか。  

1: モノフィラメントを用いた触覚検査

2: 関節定位覚(母指探し)検査

3: 試験管を用いた温覚検査

4: 音叉を用いた振動覚検査

5: 動的2点識別検査

第38回午前:第43問

4歳児に用いる検査で適切でないのはどれか。  

1: フロスティッグ視知覚発達検査

2: デンバー式発達スクリーニングテスト

3: 田中・ビネー式知能検査

4: 運動年齢検査

5: WISC-R

第56回午後:第40問

軽度の意識障害の評価に重要な検査はどれか。  

1: 光トポグラフィー

2: 機能的MRI

3: MMPI

4: 脳 波

5: WAIS-III

  • 答え:4
  • 解説:意識障害の評価には脳波検査が重要であり、脳波によって意識障害の程度や予後を判断することができます。軽度の意識障害では、自然睡眠に近い脳波像が見られ、刺激によって一時的に正常脳波に戻ることがあります。
  • 光トポグラフィーは近赤外線光で血流動態を評価できる検査であり、うつ病や統合失調症などの診断に用いられますが、意識障害の評価には適していません。
  • 機能的MRIは脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法の一つですが、軽度の意識障害の評価には脳波検査がより適しています。
  • MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つの返答で答えさせる人格検査であり、意識障害の評価には適していません。
  • 脳波検査は意識障害の程度を客観的に判断できる検査であり、軽度の意識障害の評価に適しています。脳波の所見によっては障害部位や予後も予測できます。
  • WAIS-III(Wechsler Adult Intelligence Scale 3rd edition)は、全体の知能と4つの知能(言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度)のIQを測定し、発達障害などの知能診断に利用されますが、意識障害の評価には適していません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第80問

図に示す課題を用いるのはどれか。 

50_1_80

1: Bender gestalt test

2: Raven's colored progressive matrices

3: Rey auditory verbal learning test

4: Rey-Osterrieth complex figure test

5: Stroop test

第57回午前:第35問

認知症のスクリーニング検査はどれか。  

1: Frenchay Activities Index

2: Fugl-Meyer Assessment

3: MMSE

4: Rorschach Test

5: WAIS-Ⅲ

第48回午前:第30問

知覚と用いる検査器具の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 圧覚 − 音叉

2: 痛覚 − ノギス

3: 二点識別覚 − 定量型知覚針

4: 動的触覚局在 − 消しゴム付き鉛筆

5: 静的触覚閾値 − Semmes-Weinsteinモノフィラメント

第56回午後:第26問

検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ── 日常生活活動

2: WISC-IV ── ワーキングメモリー

3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達

4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動

5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、検査と評価項目の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、WISC-IVとワーキングメモリーです。
  • GMFM(Gross Motor Function Measure)は、主に脳性まひの子どもの運動機能を評価するための検査であり、日常生活活動ではありません。
  • WISC-IV(Wechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition)は、5歳から16歳11ヵ月の子どもを対象とした児童用知能検査で、ワーキングメモリー指標(WMI)を含むため、正しい組み合わせです。
  • S-M社会生活能力検査は、対象児の日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査であり、心理的発達ではありません。
  • フロスティグ視知覚検査は、子どもの視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査であり、巧緻運動ではありません。
  • 遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、乳幼児発達の傾向を全般的に調べるもので、運動・社会性・言語の3分野から質問項目が構成されていますが、粗大運動ではありません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午後:第24問

高次脳機能障害の評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: MMSE ― 失行症

2: RBMT ― 注意障害

3: SPTA ― 遂行機能障害

4: TMT-A ― 記憶障害

5: VPTA ― 視知覚障害

第57回午後:第39問

言語性記憶機能を測る検査はどれか。  

1: RBMT

2: WCST

3: RAVLT

4: Digit Span

5: Letter Cancellation Test

  • 答え:3
  • 解説:言語性記憶機能を測る検査はRAVLT(Rey Auditory Verbal Learning Test)であり、言語記憶の評価法として用いられます。この検査では、15単語を繰り返し記憶していく過程の成績を評価します。
  • RBMT(Rivermead Behavioural Memory Test)は、日常生活における記憶機能を測定するための検査ですが、言語性記憶機能を直接測る検査ではありません。
  • WCST(Wisconsin Card Sorting Test)は、前頭葉機能検査法であり、抽象的行動やセットの転換に関する機能を評価します。言語性記憶機能を測る検査ではありません。
  • RAVLT(Rey Auditory Verbal Learning Test)は言語記憶の評価法であり、言語性記憶機能を測る検査です。15単語を繰り返し記憶していく過程の成績を評価します。
  • Digit Spanは、読み上げた数字を順番または逆順に復唱する課題で、数字の即時記憶を測定します。しかし、言語性記憶機能を直接測る検査ではありません。
  • Letter Cancellation Testは、視覚的文字末梢検査であり、注意力や集中力を評価するための検査です。言語性記憶機能を測る検査ではありません。
  • 科目:高次脳機能障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第80問

人格検査はどれか。2つ選べ。  

1: WISC-Ⅲ

2: 文章完成テスト

3: ロールシャッハテスト

4: 内田・クレペリンテスト

5: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)

第34回午前:第54問

小脳性運動失調の検査の目的で正しいのはどれか。  

1: 踵膝試験で視覚的代償をみる。

2: 鼻指鼻試験で測定障害をみる。

3: 膝打ち試験で振戦をみる。

4: 線引き試験で運動変換障害をみる。

5: ロンベルグ試験で眼振をみる。

第46回午後:第3問

次の図版を使用する検査はどれか。 

46_1_3

1: レーブン色彩マトリクス検査

2: TMT(Trail Making Test)

3: ベントン視覚記銘検査

4: WAIS-Ⅲ

5: BADS

第55回午後:第30問

小児の評価領域と検査の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 粗大運動――――GMFM

2: 視知覚機能―――Erhardt(エアハート)発達学的視覚評価

3: 感覚統合機能――Kohs立方体組合せテスト

4: 知的機能――――WISC-Ⅳ

5: 日常生活能力――新S-M社会生活能力検査

  • 答え:1 ・4
  • 解説:この問題では、小児の評価領域とそれに対応する検査を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、1:粗大運動――――GMFMと2:視知覚機能―――Erhardt(エアハート)発達学的視覚評価です。
  • 粗大運動は、体の大きな筋肉を使って行う運動のことで、GMFM(Gross Motor Function Measure)は、その評価に用いられる検査です。この組み合わせは正しいです。
  • 視知覚機能は、視覚情報を処理し理解する能力のことで、Erhardt発達学的視覚評価はその評価に用いられる検査です。この組み合わせは正しいです。
  • 感覚統合機能は、複数の感覚情報を統合し、適切な反応を行う能力のことです。しかし、Kohs立方体組合せテストは知的機能を評価する検査であり、感覚統合機能の評価には適していません。この組み合わせは間違いです。
  • 知的機能は、思考や理解、判断などの能力のことで、WISC-Ⅳ(Wechsler Intelligence Scale for Children - Fourth Edition)はその評価に用いられる検査です。しかし、この問題では2つの正しい組み合わせを選ぶ必要がありますので、この選択肢は正しくありません。
  • 日常生活能力は、日常生活で必要な基本的なスキルや機能のことです。新S-M社会生活能力検査はその評価に用いられる検査ですが、この問題では2つの正しい組み合わせを選ぶ必要がありますので、この選択肢は正しくありません。また、WeeFIM(Functional Independence Measure for Children)も日常生活能力を評価する検査として知られています。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第54問

小脳性失調症患者の機能評価で必要性が低いのはどれか。  

1: 簡易上肢機能検査

2: 起居動作の観察

3: 動的二点識別検査

4: 書字課題検査

5: 徒手筋力テスト

第36回午前:第78問

検査・測定で誤っている組合せはどれか。  

1: モダプツテスト-職業適性評価

2: ソシオメトリーテスト-自己評価尺度

3: 内田・クレペリンテスト-作業能力評価

4: PGCモラールスケール-生きがい尺度

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)-認知症症状評価

第37回午前:第84問

児童・思春期の精神障害の評価方法で適切でないのはどれか。  

1: フロスティッグ知覚運動テスト

2: WPPSI知能診断検査

3: グッドイナフ人物知能検査

4: 南カリフォルニア感覚統合検査

5: MMPI(ミネソタ多面人格検査)

第52回午前:第83問

運動障害と評価方法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 運動失調―――――指鼻試験

2: 筋力低下―――――Brunnstrom法ステージ

3: 持久力低下――――徒手筋力テスト

4: 錐体外路障害―――Babinski反射

5: 錐体路障害――――Romberg試験