第37回午前第57問の類似問題

第56回午後:第43問

発症初期から易転倒性がみられるのはどれか。  

1: Charcot-Marie-Tooth病

2: 筋萎縮性側索硬化症

3: 進行性核上性麻痺

4: 脊髄小脳変性症

5: Parkinson病

第51回午前:第15問

45歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADLは自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。理学療法で適切なのはどれか。  

1: 車椅子操作の練習

2: 下肢の漸増抵抗運動

3: 両松葉杖での歩行練習

4: 感覚再教育によるバランス練習

5: プラスチックAFOを装着した歩行練習

第45回午後:第83問

痙縮が出現するのはどれか。  

1: 多発筋炎

2: 多発性硬化症

3: 腕神経叢麻痺

4: 急性灰白髄炎(ポリオ)

5: Guillain-Barré症候群

第38回午後:第49問

誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角の神経細胞変性

2: アルツハイマー病-大脳皮質の老人斑

3: クロイツフェルト・ヤコブ病─大脳皮質の海綿状変化

4: パーキンソン病-視床の神経細胞変性

5: ハンチントン病-線条体の神経細胞変性

第55回午前:第37問

関節可動域運動で正しいのはどれか。  

1: 筋収縮を伴ってはならない。

2: 意識障害がある場合は行わない。

3: 運動麻痺の改善を目的として行う。

4: 拘縮の予防・改善を目的として行う。

5: 深部感覚障害がある場合は行わない。

第39回午後:第94問

疾患と病理変化との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄

2: ハンチントン舞踏病-線条体の変性

3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性

4: パーキンソン病-大脳白質の変性

5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角細胞の脱落

第55回午後:第36問

成人期に発症するポリオ後症候群のHalsteadらの診断基準にないのはどれか。  

1: 感覚障害

2: 関節痛

3: 筋萎縮

4: 筋肉痛

5: 疲労

第53回午後:第36問

神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか。  

1: 脳出血

2: 胸髄損傷

3: 多発性硬化症

4: 頸椎後縦靭帯骨化症

5: 糖尿病性自律神経障害

第40回午前:第13問

40歳の女性。筋萎縮性側索硬化症。上肢近位筋の筋力4、遠位筋の筋力3、下肢の筋力4。最近、肺炎を2回起こしている。この患者の作業療法として適切でないのはどれか。  

1: 四肢の関節可動域訓練

2: ちぎり絵による手指筋力維持

3: 体操による上肢近位筋の筋力維持

4: 飲み込みやすい食物の紹介

5: モビールを用いた呼吸筋強化

第41回午前:第52問

筋萎縮性側索硬化症患者の食事で適切でないのはどれか。  

1: 汁物にはとろみをつける。

2: 煮魚の骨はあらかじめ外しておく。

3: 皿にフードガードを付けてすくいやすくする。

4: 歓談は避けて食事に集中させる。

5: 頭頸部伸展位にして嚥下しやすくする。

第42回午前:第84問

球麻痺でみられないのはどれか。  

1: 舌筋の萎縮

2: 下顎反射の亢進

3: 軟口蓋の挙上不全

4: 嗄声

5: 嚥下困難

第36回午後:第66問

廃用症候群に含まれないのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 尿路結石

3: 骨粗鬆症

4: 反張膝

5: 体力低下

第39回午前:第55問

パーキンソン病で転倒の原因になりにくい症状はどれか。  

1: 振 戦

2: 固 縮

3: 動作緩慢

4: 突進現象

5: 前傾姿勢

第49回午後:第37問

骨盤底筋体操の効果が最も期待される病態はどれか。  

1: 溢流性尿失禁

2: 過活動膀胱

3: 機能性尿失禁

4: 切迫性尿失禁

5: 腹圧性尿失禁

第57回午後:第44問

重症筋無力症で正しいのはどれか。  

1: 過用に注意して運動は漸増負荷とする。

2: 日内変動として午前中に症状が悪化する。

3: 低頻度連続刺激の筋電図でwaxing現象がみられる。

4: 運動神経末端からのアセチルコリン放出が障害される。

5: クリーゼによる呼吸症状悪化は閉塞性換気障害で起こる。

第57回午後:第84問

多発性筋炎にみられる所見はどれか。  

1: 蝶形紅斑

2: 深部腱反射亢進

3: 手袋靴下型感覚障害

4: 筋電図での高振幅電位波形

5: 血清クレアチンキナーゼ上昇

  • 答え:5
  • 解説:多発性筋炎は筋肉の炎症性疾患であり、筋力低下や筋痛が主な症状です。血清クレアチンキナーゼ上昇が特徴的な所見です。
  • 蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)の典型的な皮膚症状であり、多発性筋炎とは関係ありません。
  • 多発性筋炎では筋力低下が主な症状であり、深部腱反射は低下や消失することが一般的です。深部腱反射亢進は誤りです。
  • 手袋靴下型感覚障害は末梢性多発性神経障害の典型的な所見であり、多発性筋炎とは関係ありません。
  • 筋電図での高振幅電位波形は多発性筋炎ではなく、筋電図では低振幅電位波形が特徴的です。
  • 多発性筋炎の所見として血清クレアチンキナーゼ上昇が特徴的であり、正解です。また、血清LDH、AST、ALTなども上昇することがあります。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第92問

筋強直性ジストロフィーにみられるのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 下垂足

3: 斧状顔貌

4: ジストニア

5: 有痛性けいれん

第42回午前:第54問

頸髄症を併発しやすい疾患はどれか。2つ選べ。  

1: アテトーゼ型脳性麻痺

2: 筋萎縮性側索硬化症

3: 関節リウマチ

4: 重症筋無力症

5: 強皮症

第41回午後:第66問

神経・筋変性疾患のリハビリテーションで誤っているのはどれか。  

1: Guillain–Barré 症候群では訓練中の不整脈に注意する。

2: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。

3: 脊髄小脳変性症では早期から補助具を導入する。

4: 筋萎縮性側索硬化症の車椅子利用者では褥瘡の発生に注意する。

5: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。

第55回午後:第83問

Brown-Séquard症候群で損傷髄節よりも下位の反対側に現れる症状はどれか。2つ選べ。  

1: 運動麻痺

2: 触覚障害

3: 痛覚障害

4: 温度覚障害

5: 深部覚障害

  • 答え:3 ・4
  • 解説:Brown-Séquard症候群は脊髄半側の損傷によって引き起こされる症候群で、損傷髄節よりも下位の反対側では痛覚障害と温度覚障害が現れます。
  • 運動麻痺は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 触覚障害は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 痛覚障害は、損傷側の反対側の損傷レベル以下に現れるため、正しい選択肢です。
  • 温度覚障害は、損傷側の反対側の損傷レベル以下に現れるため、正しい選択肢です。
  • 深部覚障害は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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