切断部位と義肢との組合せで適切でないのはどれか。
1: 肩・肩甲骨離断-フォークォーター用義手
2: クルッケンベルグ切断-能動義手
3: 下腿切断-PTB義足
4: ショパール離断-足袋式足根義足
5: 中足骨切断-スリッパ式足指義足
切断と断端長の計測部位との組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕切断―――上腕骨大結節から断端末
2: 前腕切断―――肘頭から断端末
3: 大腿切断―――坐骨結節から断端末
4: 膝関節離断――大転子から断端末
5: 下腿切断―――膝蓋骨上縁から断端末
上肢の障害と装具の組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩腱板断裂 ― 肩外転装具
2: 肘関節屈曲位拘縮 ― ターンバックル式肘装具
3: 鷲手 ― Oppenheimer(オッペンハイマー)型装具
4: スワンネック変形 ― 指用ナックルベンダー
5: ボタン穴変形 ― 指用逆ナックルベンダー
切断部位と義手の組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕骨頸部切断―――――――上腕義手
2: 上腕骨70%残存での切断―――肘義手
3: 橈尺骨35%残存での切断―――前腕義手
4: 手関節離断―――――――――手部義手
5: 手根骨レベルの離断―――――指義手
30歳の女性。上腕切断標準断端。上腕義手は差し込み式ソケット、8字ハーネス、複式コントロールケーブルシステム、随意開き式能動フックで構成されている。適合判定の際、肘90°屈曲位で手先具が完全には開かなかった。原因として考えられるのはどれか。
1: フックのゴムが弱い。
2: ケーブルハウジングが短かすぎる。
3: 残存肢の肩甲帯の筋力が低下している。
4: 前腕支持部のトリミングが不良である。
5: 切断肢の肩関節の回旋可動域に制限がある。
下肢切断について正しいのはどれか。
1: 大腿標準切断では股内転拘縮を生じやすい。
2: 下腿標準切断では外反膝を生じやすい。
3: Syme切断では断端末に創を生じやすい。
4: Chopart関節離断では足内反拘縮を生じやすい。
5: Lisfranc切断では足外反変形を生じやすい。
前腕能動義手のパーツと役割との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ソケット-切断部の長さを代償する。
2: ケーブル-手先具に力を伝達する。
3: 三角筋パッド-ハウジングの角度を調節する。
4: リテーナー-ハーネスの装着感を向上させる。
5: 手継手-手先具の開閉効率を向上させる。
切断について正しいのはどれか。
1: 上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい。
2: 前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい。
3: Chopart関節離断では足内反変形を生じやすい。
4: Lisfranc関節離断では足外反変形を生じやすい。
5: 大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい。
50歳の女性。右上腕短断端切断。受傷後3か月経過。図のような上腕義手を製作した。パーツの名称で正しいのはどれか。
1: ①ミュンスター型ソケット
2: ②単軸肘ブロック継手
3: ③肘コントロールケーブル
4: ④ターミナル(回り端子)
5: ⑤能動ハンド
30歳の女性。断端長25%残存の左前腕切断。肘関節が屈曲30°に制限されている。屈曲運動を補い、腹部前面での両手動作を可能にするため能動義手を作製する。ソケットと肘継手の組合せで正しいのはどれか。
1: 差し込み式前腕ソケット ――――― 倍動肘ヒンジ継手
2: 前腕用スプリットソケット ―――― 倍動肘ヒンジ継手
3: ノースウエスタン式前腕ソケット ― 能動単軸肘ヒンジ継手
4: ミュンスター式前腕ソケット ――― 軟性たわみ式継手
5: ミュンスター式前腕ソケット ――― 能動単軸肘ブロック継手
上肢切断はどれか。
1: Boyd切断
2: Syme切断
3: Pirogoff切断
4: Chopart切断
5: フォークォーター切断
上腕義手(手先具は能動開き式)の適合判定の際、肘90度屈曲位で手先具が完全には開かなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: ケーブルハウジングが長過ぎる。
2: ソケットが断端と適合していない。
3: 前腕支持部のトリミングが不良である。
4: 残存肢の肩甲帯の筋力が低下している。
5: 切断肢肩関節の回旋可動域に制限を認める。
付着部と筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: 大結節-棘上筋
2: 小結節-大胸筋
3: 烏口突起-小胸筋
4: 上腕骨内側上顆-長掌筋
5: 大転子-小殿筋
誤っている組合せはどれか。
1: 腰痛症-ソーミー(SOMI)型装具
2: 側弯症-ミルウォーキー型装具
3: 頸椎脱臼骨折-ハロー・ベスト(ハロー頸胸椎装具)
4: 腰椎骨折-ナイト型装具
5: 胸椎圧迫骨折-ジュエット型装具
誤っている組合せはどれか。
1: 平面関節-椎間関節
2: らせん関節-腕尺関節
3: 車軸関節-上橈尺関節
4: 臼関節-股関節
5: 鞍関節-距腿関節
30歳の男性。左上腕切断短断端。右利き。肘継手の屈曲および手先の開閉コントロールを行い、「釘打ちがしたい」との希望があり、上腕義手を作製することになった。選択する義手のパーツとして適切なのはどれか。
1: オープンショルダーソケット
2: リュックサックハーネス
3: 単式コントロールケーブルシステム
4: 能動肘ブロック継手
5: 能動ハンド
膝離断義足のソケットの利点で誤っているのはどれか。
1: 断端での体重負荷が可能
2: 膝継手の設定の簡便性
3: 回旋方向の安定性
4: 前後方向の安定性
5: 良好な懸垂機能
誤っている組合せはどれか。
1: 脳卒中片麻痺-台付き爪切り
2: 慢性関節リウマチ-ソックスエイド
3: 頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)-トランスファーボード
4: アテトーゼ型脳性麻痺-ボタンエイド
5: 変形性股関節症-リーチャー
カナダ式股義足で誤っているのはどれか。
1: ソケットの固定を両側腸骨稜の上部と坐骨の3点で行う。
2: 股継手と膝継手を通る線が踵の25~40 mm後方を通る。
3: 股継手を正常股関節軸より45°前上方につける。
4: ソケットの懸垂を切断対側の腸骨稜で行う。
5: 股屈曲制限バンドをつける。
前腕能動義手のパーツと役割の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 三頭筋パッド ― ハウジングの角度を調節する。
2: リテーナー ― ハーネスの装着感を向上させる。
3: ケーブル ― 手先具に力を伝達する。
4: ソケット ― 切断部の長さを代償する。
5: 手継手 ― 手先具の開閉効率を向上させる。