72歳の男性。以前から心電図異常を指摘されていた。心電図を示す。正しいのはどれか。
1: 心房細動
2: 心房粗動
3: WPW症候群
4: 洞不全症候群
5: Ⅰ度房室ブロック
65歳の女性。慢性心不全。自宅でめまいと失神発作とを認めたため来院した。来院時の心電図を示す。この患者にみられるのはどれか。
1: 洞性頻脈
2: 心室頻拍
3: 心室期外収縮
4: Ⅰ度房室ブロック
5: Ⅲ度房室ブロック
72歳の男性。心筋梗塞後の心電図を示す。この心電図にみられるのはどれか。
1: F波
2: 異常Q波
3: δ波
4: PQ延長
5: ST低下
75歳の男性。冠動脈バイパス術後。病棟での運動療法中に胸部不快感を生じた。そのときのモニター心電図を示す。この患者にみられるのはどれか。
1: 心房細動
2: 洞性徐脈
3: WPW症候群
4: 心室性期外収縮
5: Ⅱ度房室ブロック
70歳の男性。急性心筋梗塞を発症した。心電図を示す。所見として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: PQ延長
2: ST上昇
3: 冠性T波
4: 異常Q波
5: 心室期外収縮
75歳の男性。糖尿病でインスリン療法中。胸部不快感で受診した。半年前と今回の心電図を示す。今回発症したと考えられる病態はどれか。
1: 狭心症
2: 心筋梗塞
3: 心房細動
4: 房室ブロック
5: 心室性期外収縮
心電図を示す。考えられる不整脈はどれか。
1: 心房細動
2: 心室頻拍
3: 房室ブロック
4: 心室性期外収縮
5: 発作性上室性頻拍
動悸を訴えた患者の心電図を示す。考えられるのはどれか。
1: 心房細動
2: 心房粗動
3: 心室細動
4: 心室粗動
5: 心室頻拍
同一患者の異なる時刻における心電図モニターを示す。認められるのはどれか。
1: 洞頻脈
2: 心房粗動
3: 心室性頻拍
4: 洞房ブロック
5: 完全左脚ブロック
67歳の右利きの男性。脳梗塞。入院時のエックス線CTを図に示す。みられやすい症状はどれか。2つ選べ。ア.半側空間無視イ.着衣失行ウ.ブローカー失語エ.観念失行オ.ゲルストマン症候群
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
60歳の女性。心不全。運動療法中に心室期外収縮が確認された。このときの心電図を示す。この心室期外収縮について正しいのはどれか。
1: 3段脈である。
2: P波がみられる。
3: Lownの分類4bである。
4: QRS幅は0.12秒未満である。
5: 洞調律よりも早く出現する心室興奮である。
図の心電図所見はどれか。
1: 心房細動
2: 心房性期外収縮
3: 上室性頻拍
4: 心室性期外収縮
5: 房室ブロック
心電図を下記に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①心室性期外収縮
2: ②洞不全症候群
3: ③正常洞調律
4: ④心房性期外収縮
5: ⑤完全房室ブロック
心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか。
1: 心房細動
2: 洞性徐脈
3: 心室性期外収縮
4: 心房性期外収縮
5: Ⅰ度房室ブロック
71歳の男性。うっ血性心不全。2週間前から顔面と下肢とに浮腫がみられるようになり、安静にしていても呼吸困難があるため入院となった。入院2日後、離床練習開始となった。医療面接における質問で重要性が低いのはどれか。
1: 「咳や痰はないですか」
2: 「仰向けで寝られますか」
3: 「喉が渇きやすいですか」
4: 「息切れは少なくなりましたか」
5: 「手足のむくみは少なくなりましたか」
不整脈を呈さないのはどれか。
1: 心房細動
2: 期外収縮
3: 房室ブロック
4: T波の逆転
5: WPW症候群
75歳の男性。高血圧と糖尿病の治療を長期にわたり行っている。徐々に歩行障害がみられるようになり、転倒することが多くなった。頭部MRIを示す。画像所見で考えられるのはどれか。
1: 視床出血
2: 硬膜下出血
3: くも膜下出血
4: 正常圧水頭症
5: 多発性脳梗塞
心電図と病態との組合せ(別冊No. 3)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: 上室性期外収縮
2: 心室性期外収縮
3: 心房細動
4: 完全房室ブロック
5: 洞性徐脈
68歳の男性。半年前から睡眠中に奇声をあげたり、気分が沈みがちになることがあった。次第に物忘れや立ちくらみ、手の震えが出現した。最近、「玄関に小人が立っている」と言うことが増えたため、家族に付き添われて精神科病院に入院し、作業療法が開始された。この患者にみられる特徴はどれか。2つ選べ。
1: 動きが緩慢になる。
2: 症状が変動しやすい。
3: 毎食のメニューにこだわる。
4: 周囲に対し一方的な要求をする。
5: 環境からの刺激を受けても集中できる。
心電図を以下に示す。不整脈として考えられるのはどれか。
1: 二段脈
2: 房室ブロック
3: 右脚ブロック
4: 上室性期外収縮
5: 多源性心室期外収縮