75歳の男性。高血圧と糖尿病の治療を長期にわたり行っている。徐々に歩行障害がみられるようになり、転倒することが多くなった。頭部MRIを示す。この患者で認められないと考えられるのはどれか。
1: 嚥下障害
2: 感情失禁
3: 小刻み歩行
4: 認知機能低下
5: 左側弛緩性麻痺
心電図と所見との組合せ(別冊No. 6)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: 正常洞調律
2: 心室性期外収縮
3: 完全房室ブロック
4: 心房細動
5: 心房性期外収縮
心電図と所見との組合せ(別冊No.1)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: 正常洞調律
2: 心室性期外収縮
3: 完全房室ブロック
4: 心房細動
5: 心房性期外収縮
58歳の男性。脳腫瘍と診断された。頭部MRIを示す。最も考えられる症状はどれか。
1: 体幹失調
2: 視野障害
3: 注意障害
4: 感覚性失語
5: 左半側空間無視
70歳の男性。仕事における意欲と作業能率の低下を主訴に来院した。最近、物をよく置き忘れる、金庫の暗証番号を思い出せない、得意先にたどり着けないといったことが多くなってきた。頭部MRIを示す。この患者にみられる可能性が高い症状はどれか。
1: 幻覚
2: 尿失禁
3: 希死念慮
4: 症状日内変動
5: 地誌的見当識障害
25歳の会社員。通勤中に電車内で突然の心悸亢進、発汗、身体のふるえ及び窒息感におそわれ搬入された。心電図、脳波および血液検査で異常を認めなかったため自宅に戻った。その後も週2、3回同様の発作が生じ、外出が困難となったため精神科を受診した。この疾患の特徴はどれか。
1: 男性に多い。
2: 発作は人前で起こる。
3: 背景に身体疾患がある。
4: 予期不安が生じやすい。
5: 意識障害を伴いやすい。
心電図と病態との組合せ(別冊No. 5)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: 洞性徐脈
2: 上室性期外収縮
3: 心室性期外収縮
4: I度房室ブロック
5: 心室細動
心電図と病態との組合せ(別冊No. 5)を別に示す。誤っているのはどれか。
1: 洞性徐脈
2: 上室性期外収縮
3: 心室性期外収縮
4: I度房室ブロック
5: 心室細動
51歳の男性。3年前に歩行時のふらつきが出現した。頭部MRI写真(A、B)に示す。この患者の立位姿勢はどれか。
78歳の男性。脳梗塞。左顔面神経麻痺および右片麻痺を呈する。頭部MRIの拡散強調像を示す。梗塞巣として考えられるのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 頻脈
2: 心房粗動
3: PR間隔延長
4: 上室性期外収縮
5: 心室性期外収縮
82歳の男性。右利き。突然の意識消失のため救急搬入された。入院後意識は回復した。発症後2時間のMRI拡散強調像を示す。今後この患者に生じる可能性の高い症状はどれか。
1: 観念失行
2: 左右失認
3: 運動性失語
4: 観念運動失行
5: 左半側空間無視
65歳の男性。右利き。突然の意識消失のため救急搬入された。診察時のJCSⅢ-200、血圧210/120 mmHg、脈拍90/分であった。搬送時の頭部CTを示す。意識を回復した際に認められるのはどれか。2つ選べ。
1: 左半側空間無視
2: 右上肢麻痺
3: 左下肢失調
4: 相貌失認
5: 失語症
54歳の右利きの男性。脳梗塞。図のような頭部画像病変であった。みられやすい症状はどれか。
1: 他人の手徴候
2: 観念失行
3: ブローカ失語
4: ゲルストマン症候群
5: ウェルニッケ失語
62歳の男性。心筋梗塞発症当日に入院。発症後3日から理学療法を開始している。合併症はない。発症後5日の理学療法で適切でないのはどれか。
1: ベッド上での肘関節自動運動
2: ベッド上での足関節自動運動
3: 両下肢の他動運動
4: ギャッチベッド上での座位
5: ブリッジ運動
55歳の男性。突然のめまいを自覚し、歩行困難を呈したため搬送された。頭部MRIのTI強調像を示す。みられる所見はどれか。
1: JCSⅢ-100
2: 左顔面の痛覚低下
3: 左上肢の小脳失調
4: 右上肢の運動麻痺
5: 左下肢の深部感覚低下
心不全でみられにくい所見はどれか。
1: 胸水の出現
2: 左室前壁の不動化
3: 心胸郭比(CTR):70%
4: 左室駆出率(LVEF):60%
5: 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の増加
作業療法中の心電図モニターでみられた波形を図に示す。正しいのはどれか。
1: 房室ブロック
2: 心房性期外収縮
3: 洞性頻脈
4: 心室頻拍
5: 心房細動
運動療法中の心電図モニターでみられた波形を図に示す。正しいのはどれか。
1: 房室ブロック
2: 心房性期外収縮
3: 洞性頻脈
4: 心室頻拍
5: 心房細動
85歳の男性。脳梗塞の既往がある。2、3か月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管挿管の上、入院となった。体温38.0℃、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が聴取された。エックス線写真を示す。この患者の症状が生じている原因として最も考えられるのはどれか。
1: 気胸
2: 心不全
3: 肺水腫
4: 間質性肺炎
5: 誤嚥性肺炎