第47回午後第21問の類似問題

第34回午前:第62問

ブルンストローム法における上肢回復段階の屈筋共同運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節屈曲

2: 肩甲帯前方突出-肩関節外転と内旋-肘関節屈曲

3: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節外転と外旋-肘関節屈曲

4: 肩甲帯前方突出-肩関節内転と内旋-肘関節伸展

5: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節伸展

第44回午前:第42問

Danielsらの徒手筋力テストでみられる代償運動と筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肘関節屈曲 − 肘 筋

2: 手関節掌屈 − 浅指屈筋

3: 股関節屈曲 − 大腿二頭筋

4: 膝関節伸展 − 大腿筋膜張筋

5: 足関節背屈 − 後脛骨筋

第55回午前:第33問

肩関節の関節可動域が屈曲100°、伸展10°、外転60°、外旋5°、内旋45°の肩関節周囲炎患者で障害されやすい動作はどれか。  

1: 洗顔動作

2: 結髪動作

3: 靴下の着脱

4: 爪切り動作

5: 歯磨き動作

第42回午前:第41問

関節可動域が制限を受けないのはどれか。  

1: 手関節掌屈位での手指屈曲

2: 股関節伸展位での膝関節屈曲

3: 膝関節伸展位での股関節屈曲

4: 膝関節屈曲位での足関節背屈

5: 足関節底屈位での足指屈曲

第57回午前:第28問

上肢の形態計測と方法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕周径―――上腕の最大周囲の長さ

2: 上肢長――――肩峰から中指先端までの長さ

3: 前腕長――――肘関節中央部から手関節中央部までの長さ

4: 手 長――――三角骨と大菱形骨を結ぶ線の中点から中指先端までの長さ

5: 手 厚――――第1中手指節関節部での手背面から手掌面までの直線距離

  • 答え:1 ・2
  • 解説:上肢の形態計測には様々な方法がありますが、正しい組み合わせは上腕周径と上肢長です。
  • 正しい。上腕周径は上腕の最大周囲の長さを測る方法で、筋肉量や脂肪量の評価に使用されます。
  • 正しい。上肢長は肩峰から中指先端までの長さを測る方法で、身体のバランスや成長の評価に使用されます。
  • 間違い。前腕長は肘関節中央部から手関節中央部までの長さではなく、肘関節中央部から手首までの長さを測る方法です。
  • 間違い。手長は三角骨と大菱形骨を結ぶ線の中点から中指先端までの長さではなく、手首から中指先端までの長さを測る方法です。
  • 間違い。手厚は第1中手指節関節部での手背面から手掌面までの直線距離ではなく、第3中手指節関節での手背面から手掌面までの直線距離を測る方法です。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第5問

Danielsらの徒手筋力テストで肩関節屈曲(前方挙上)の段階3の測定をする際、図のような代償がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

52_1_5

1: 回外筋

2: 上腕二頭筋

3: 前鋸筋

4: 肩甲下筋

5: 広背筋

第51回午前:第4問

右股関節の可動域を表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 

51_0_4

1: 左Trendelenburg徴候

2: 上肢の振り幅の増加

3: 左の歩幅の減少

4: 腰椎後弯

5: 右鶏歩

第43回午後:第6問

肩関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕骨頭は骨幹に対して約30°前捻している。

2: 上腕骨頭は骨幹に対して頸体角がほとんどない。

3: 上腕骨頭とその関節窩はほぼ同じ大きさである。

4: 上腕二頭筋長頭腱は腱板機能を補助する。

5: 腱板は機能的な関節窩として働く。

第45回午前:第26問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 早期から筋萎縮がみられる。

2: 肩甲上腕リズムは正常に保たれる。

3: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

4: 結髪に比べて結帯動作の方が制限されやすい。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第46回午前:第22問

Danielsらの徒手筋力テストについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 検査しようとする筋の筋腹を押さえると、正確な筋力を測定できない。

2: 運動の開始位置から最終肢位まで抵抗をかけ続ける方法を抑止テストという。

3: MP関節伸展のはね返り運動でMP関節屈曲ができれば段階1(Trace)である。

4: 大腿骨幹部切断者の股関節外転で最大抵抗に抗することができれば段階4(Good)である。

5: 関節可動域に制限がある場合、最大抵抗に抗することができれば段階4(Good)である。

第52回午後:第30問

骨盤帯付長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。  

1: 骨盤帯は側方では腸骨稜と上前腸骨棘の間に設置する。

2: 下腿半月上縁は腓骨頭下端の直下である。

3: 股継手軸は前額面で小転子より2 cm上方を通る。

4: 膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点を通る。

5: 足継手軸は前額面で内果中央を通る。

第43回午前:第42問

筋短縮を評価する関節角度の測定における筋と測定方法との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 指伸筋 - 手関節掌屈位での第III指PIP関節屈曲角度

2: 深指屈筋 - 手関節掌屈位での第II指PIP関節伸展角度

3: ハムストリングス - 膝関節屈曲位での股関節屈曲角度

4: 大腿直筋 - 股関節伸展位での膝関節屈曲角度

5: 腓腹筋 - 膝関節屈曲位での足関節背屈角度

第39回午後:第42問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.らせん関節である。イ.屈曲の最終期にはころがり運動となる。ウ.伸展位では側副靱帯は弛緩する。エ.半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。オ.完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第53回午後:第72問

下腿中央の横断面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

53_1_72

1: 膝関節の屈曲

2: 足の底屈

3: 足の内がえし

4: 母指の屈曲

5: 第2~5指の屈曲

第56回午後:第73問

脊椎の回旋運動について正しいのはどれか。  

1: 上位頸椎に比べ下位頸椎で可動域が大きい。

2: 腰椎に比べ胸椎で可動域が小さい。

3: 胸鎖乳突筋は同側回旋に働く。

4: 頭板状筋は同側回旋に働く。

5: 中斜角筋は対側回旋に働く。

  • 答え:4
  • 解説:脊椎の回旋運動は、頸椎、胸椎、腰椎の各部位で可動域が異なり、筋肉の働きによって回旋方向も異なる。この問題では、それぞれの選択肢における脊椎の回旋運動と筋肉の働きについて正しいものを選ぶ。
  • 選択肢1は間違いです。上位頸椎の環軸関節では、回旋運動の可動域が最大となり、下位頸椎よりも可動域が大きい。
  • 選択肢2は間違いです。腰椎の回旋は5〜15°の可動域であり、胸椎の回旋は30〜35°の可動域であるため、胸椎に比べて腰椎の可動域は小さい。
  • 選択肢3は間違いです。胸鎖乳突筋は対側回旋に働く。他の作用として頸部屈曲、同側側屈がある。
  • 選択肢4は正しいです。頭板状筋は同側回旋に働く。他の作用として頸部伸展、同側側屈がある。
  • 選択肢5は間違いです。中斜角筋は同側側屈に働く。他の作用として頸部屈曲、第1肋骨挙上がある。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第71問

膝周囲のスポーツ外傷と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 前十字靱帯再建術後-膝伸展可動域の制限

2: 関節鏡視下半月板切除術後-早期部分荷重訓練

3: ジャンパー膝-膝窩部への超音波療法

4: 腸脛靱帯炎-ランニングの禁止

5: 離断性骨軟骨炎-膝関節固定装具の適用

第34回午後:第45問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: らせん関節である。

2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。

3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。

4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。

5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。

第52回午後:第28問

Danielsらの徒手筋力テストで、検査する筋の段階と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋の段階3―――――側臥位

2: 中殿筋の段階1―――――腹臥位

3: 大腿四頭筋の段階3―――座位

4: 前脛骨筋の段階4――――立位

5: 下腿三頭筋の段階2―――背臥位

第40回午後:第10問

正しい組合せはどれか。  

1: 顎関節-球関節

2: 環軸関節-車軸関節

3: 肩鎖関節-靭帯結合

4: 仙腸関節-軟骨結合

5: 距腿関節-鞍関節

第54回午前:第71問

膝蓋骨で正しいのはどれか。  

1: 関節面は外側面に比べて内側面で広い。

2: 膝関節屈曲位で可動性が高くなる。

3: 膝関節伸筋の作用効率を高めている。

4: 膝関節の屈曲に伴い上方に引かれる。

5: 膝関節の伸展に伴い接触面は上方に移動する。

  • 答え:3
  • 解説:膝蓋骨は膝関節の機能において重要な役割を果たしており、特に膝関節伸筋の作用効率を高める働きがある。
  • 選択肢1は間違いです。膝蓋骨の後関節面は、外側小関節面が広く、内側小関節面が狭いです。
  • 選択肢2は間違いです。膝蓋骨の接触面積は、膝関節屈曲に伴って拡大するため、膝関節屈曲位では可動性が低くなります。
  • 選択肢3は正しいです。膝蓋骨は膝関節伸筋の作用効率を高めるために、滑車の働きをしています。
  • 選択肢4は間違いです。膝蓋骨は膝関節屈曲に伴って下方偏位し、伸展に伴って上方偏位します。
  • 選択肢5は間違いです。膝蓋骨の関節面は、膝関節の伸展に伴って下方移動し、接触面積は小さくなります。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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