第45回午後第5問の類似問題

第57回午後:第82問

リハビリテーション室で訓練中に意識を失った患者への対応としてまず行うのはどれか。  

1: 主治医に報告する。

2: ベッドに移動させる。

3: 心臓マッサージを行う。

4: バイタルサインを確認する。

5: 自動体外式除細動器〈AED〉を準備する。

  • 答え:4
  • 解説:意識障害の患者への対応では、まずABC(airway, breathing, circulation)や意識レベルの確認が重要です。バイタルサインや身体所見を確認した後、適切な処置を行います。
  • 主治医に報告することも重要ですが、まずは患者の状態を把握するためにバイタルサインを確認することが最優先です。
  • ベッドに移動させることも必要な場合がありますが、まずは患者の状態を把握するためにバイタルサインを確認することが最優先です。
  • 心臓マッサージを行うことも必要な場合がありますが、まずは患者の状態を把握するためにバイタルサインを確認することが最優先です。
  • バイタルサインを確認することで、患者の状態を把握し、適切な処置を行うことができます。そのため、この選択肢が正解です。
  • AEDを準備することも必要な場合がありますが、まずは患者の状態を把握するためにバイタルサインを確認することが最優先です。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午前:第50問

自動体外式除細動器(AED)を用いた一次救命処置について正しいのはどれか。  

1: 心肺停止を疑ったら、直ちに除細動を行う。

2: 実施者は手袋を装着する必要がある。

3: 成人と小児は同じ電極パッドを使用する。

4: AEDによる解析時は患者には触れない。

5: 除細動後は速やかに電極パッドをはがす。

第52回午後:第48問

てんかん患者が作業療法中に強直間代発作の重積状態を呈したときの対応として最も優先すべきなのはどれか。  

1: 家族に連絡する。

2: 呼吸を確認する。

3: 服薬状況を確認する。

4: 四肢を押さえて固定する。

5: 心電図モニターを装着する。

第36回午前:第25問

作業療法中の心電図モニターでみられた波形を図に示す。正しいのはどれか。 

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1: 房室ブロック

2: 心房性期外収縮

3: 洞性頻脈

4: 心室頻拍

5: 心房細動

第46回午前:第4問

動悸を訴えた患者の心電図を示す。考えられるのはどれか。 

46_0_4

1: 心房細動

2: 心房粗動

3: 心室細動

4: 心室粗動

5: 心室頻拍

第36回午前:第14問

運動療法中の心電図モニターでみられた波形を図に示す。正しいのはどれか。 

36_0_14

1: 房室ブロック

2: 心房性期外収縮

3: 洞性頻脈

4: 心室頻拍

5: 心房細動

第45回午前:第18問

25歳の会社員。通勤中に電車内で突然の心悸亢進、発汗、身体のふるえ及び窒息感におそわれ搬入された。心電図、脳波および血液検査で異常を認めなかったため自宅に戻った。その後も週2、3回同様の発作が生じ、外出が困難となったため精神科を受診した。この患者に対する作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 生活リズムを整える。

2: 身体運動を取り入れる。

3: 外出の練習を取り入れる。

4: リラクセーションの練習をする。

5: 社会生活技能訓練(SST)を行う。

第35回午前:第93問

強迫神経症患者の作業療法で確認行為がみられたとき、作業療法士の対応で適切なのはどれか。  

1: 作業種目を変更する。

2: 作業を中断させる。

3: その日の作業療法を中止する。

4: 行為をやめるように話す。

5: 行為を静観する。

第46回午後:第93問

同一患者の異なる時刻における心電図モニターを示す。認められるのはどれか。 

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1: 洞頻脈

2: 心房粗動

3: 心室性頻拍

4: 洞房ブロック

5: 完全左脚ブロック

第57回午後:第11問

治療前後の心電図を示す。治療の作用として正しいのはどれか。 

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1: 不応期の短縮

2: 心収縮力の増強

3: 房室間の伝導の抑制

4: 洞房結節の脱分極促通

5: 心室筋の活動電位持続時間の延長

第35回午前:第82問

脳血管性認知症患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 患者の得意な活動をみつけて行う。

2: 決定した活動は固定化して行う。

3: 患者の生活史を参考に活動の選択をする。

4: 患者の自尊心を大切にする。

5: スタッフとの良い関係作りを心がける。

第41回午前:第80問

認知症の作業療法の対応で適切なのはどれか。  

1: 活動中は詳細な指示を行う。

2: 休息のタイミングを管理する。

3: 新しい活動を用意する。

4: 患者同士の共同作業は避ける。

5: テンポを速くして短時間で終わらせる。

第36回午前:第67問

脳血管障害の早期作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 意識レベルに応じて課題を検討する。

2: 悪心などの自覚症状があれば直ちに中止する。

3: 起立性低血圧があれば安静臥床を続ける。

4: 患肢の管理法を指導する。

5: 排泄コントロール、排泄方法を評価する。

第46回午後:第39問

神経症性障害患者の作業療法で正しいのはどれか。  

1: 心気症状への傾聴が重要となる。

2: 転換症状がある場合は行わない。

3: 強迫症状に対しては反復作業を用いる。

4: 不安発作が完全に消失するまで行わない。

5: 離人症状では自傷行為の可能性を考慮する。

第41回午前:第91問

神経症性障害患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 心気症を示す患者では、レクリエーションや運動を促す。

2: 不安発作を示すときは、作業の中断を考慮する。

3: 過剰な不安を抱くときは、作業量を増やす。

4: 身体表現性障害では、身体機能改善を優先する。

5: 自己評価が低いときは、達成しやすい作業に変更する。

第55回午前:第7問

心電図をモニターしながら訓練を行った際の訓練前と訓練中の心電図を示す。変化に関する所見で正しいのはどれか。 

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1: 二段脈

2: 心房粗動

3: 心室頻拍

4: STの低下

5: 上室性頻拍

第52回午後:第44問

急性期を脱した後、まだ外的刺激への敏感さが残る統合失調症患者の作業療法導入時の対応で適切なのはどれか。  

1: 役割を付与する。

2: 対人交流を促す。

3: 定期的な実施を心がける。

4: 複数の作業療法士で対応する。

5: 退行的行動に対しては関与を控える。

第40回午前:第91問

神経筋電気刺激(低周波治療)の留意点で正しいのはどれか。  

1: 電極下の皮膚抵抗を高くする。

2: 単極性刺激では運動点に陽極を置く。

3: 患者の身体にアース(接地)電極を付ける。

4: 電極対は筋線維の走行に垂直に配置する。

5: 定電流では電極の接触不良で火傷の危険がある。

第54回午前:第11問

30歳の男性。アテトーゼ型脳性麻痺。頸椎症性脊髄症を発症し、歩行不能となった。電動車椅子を導入し、練習開始後2週で施設内自走が可能となったが、壁への衝突等があるために見守りが必要である。上肢操作向上を目的とした作業療法で適切なのはどれか。  

1: 貼り絵をする。

2: 木工で鋸を使う。

3: ドミノを並べる。

4: 版画で彫刻刀を使う。

5: 革細工でスタンピングをする。

  • 答え:1
  • 解説:アテトーゼ型脳性麻痺の患者に対して上肢操作向上を目的とした作業療法として、貼り絵が適切である。貼り絵は指と手のコントロールを練習でき、失敗が少ないため効果的である。
  • 貼り絵は適切な作業療法である。小さな紙をのりで貼って絵を描くことで、指と手を机上でコントロールする運動が練習できる。また、不随意運動が出ても、のりで固定された紙片は動かないため、失敗が少ない点も良い。
  • 鋸を使った木工は適切ではない。上肢筋力を増強できるが、運動方向が前後に限られ、巧緻性に対してのアプローチではないため、電動車椅子の操作のための効果は限定的である。また、アテトーゼ型では不随意運動がみられるため、鋸の使用は危険性が高い。
  • ドミノを並べるのは上肢運動機能の練習になるが、アテトーゼ型のために失敗が多くなることが予測され、貼り絵のほうが望ましいと考えられる。
  • 彫刻刀を使う版画は適切ではない。アテトーゼ型の場合、不随意運動により、彫刻刀を使用することで外傷を負う危険がある。
  • 革細工でスタンピングをするのは適切ではない。アテトーゼ型の場合、不随意運動により正確に打刻ができず、スタンパーを持つ手を叩いてしまう危険がある。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第98問

てんかん患者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 生活技能訓練を行う。

2: 役割に応じた責任を持たせる。

3: 休息のタイミングを習得させる。

4: 視覚刺激の強い作業を導入する。

5: 発作の予兆を把握する。