第44回午前第72問の類似問題

第41回午前:第74問

脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)患者の家屋改造で適切でないのはどれか。  

1: ドアの開口部は90 cmとする。

2: 車椅子の回転スペースは直径150 cmとする。

3: スロープの勾配は1/6とする。

4: 便座の高さは車椅子のシートの高さに合わせる。

5: 電灯のスイッチは床から80~90 cmの高さにする。

第38回午前:第76問

脊髄損傷の残存髄節と可能な基本動作との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.第1胸髄節-車椅子キャスター上げ操作で段差通過イ.第6胸髄節-骨盤帯付長下肢装具、手すり使用で段差昇降ウ.第8胸髄節-長下肢装具、松葉杖で実用歩行エ.第2腰髄節-短下肢装具、松葉杖で大振り歩行オ.第4腰髄節-短下肢装具で実用歩行  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第47回午後:第40問

脊髄損傷患者(第10胸髄節まで機能残存)の家屋改造について適切でないのはどれか。  

1: ドアの開口部は90 cmとする。

2: スロープの勾配は1/6とする。

3: 車椅子の回転スペースは直径150 cmとする。

4: 便座の高さは車椅子のシートの高さに合わせる。

5: 電灯のスイッチは床から90~100 cmの高さにする。

第45回午後:第47問

脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難な項目はどれか。  

1: 車椅子のキャスター上げ

2: 車椅子で5 cmの段差昇降

3: 床面から車椅子への乗り移り

4: ベッドから車椅子までの側方移乗

5: 車椅子の積み下ろしを伴う自動車の利用

第44回午前:第25問

65歳の女性。脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)。1階は店舗のため、階段に昇降機を設置することとした。普通型車椅子での生活に必要な家屋改造計画を図に示す。適切なのはどれか。 

44_0_25

1: ①高さ100〜120 cm

2: ②直径90〜120 cm

3: ③高さ40〜45 cm

4: ④幅70〜80 cm

5: ⑤高さ80〜170 cm

第41回午前:第73問

一般的な車椅子の適合で正しいのはどれか。  

1: バックレストの高さは第7頸椎の高さとする。

2: 座幅は腰幅に5 cm加えた広さとする。

3: 座高は下腿長に5 cm加えた高さとする。

4: 座長は大腿長に5 cm加えた長さとする。

5: 大車輪は14インチとする。

第37回午前:第93問

車椅子の採寸について誤っているのはどれか。  

1: 座幅は両大転子間の幅に5 cm加えた幅とする。

2: 座の奥行は背面から膝窩までの長さから5 cm差し引いた長さとする。

3: 背もたれ高は座面から腋窩までの長さに10 cm加えた長さとする。

4: アームレストは座面から肘までの高さに2.5 cm加えた高さとする。

5: フットレストの位置は床面より5 cm以上で大腿遠位部と座面との間に指が差し込める高さとする。

第46回午前:第27問

坐骨部褥瘡の既往がある脊髄損傷者の車椅子座位の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: アームサポートを通常よりも低くする。

2: フットサポートを通常よりも高くする。

3: 移乗前にクッションのしわをのばす。

4: 定期的に前屈み姿勢を取らせる。

5: リクライニングを禁止する。

第45回午前:第44問

下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨盤帯は腸骨稜と大転子との間に置く。

2: 下腿半月の上端は腓骨頭の高さとする。

3: 膝継手の高さは膝関節裂隙に合わせる。

4: 大腿上位半月の上端は外側で腸骨稜よりも2〜3 cm下とする。

5: 膝継手から大腿下位半月の下端までと下腿半月の上端までとの距離を同じにする。

第49回午後:第41問

標準型車椅子の採寸について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 座幅は両大転子間の幅に10~15 cm加えた幅とする。

2: フットレストの床からのクリアランスは5 cm以上とする。

3: アームレストは座面から肘までの高さに5~10 cm加えた高さとする。

4: 座の奥行きは背面から膝窩までの長さから10~15 cm引いた長さとする。

5: 背もたれの高さは座面から腋窩までの長さから5~10 cm引いた高さとする。

第57回午前:第44問

脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難なのはどれか。  

1: 自動車の運転

2: 車椅子のキャスター上げ

3: 車椅子で5 cmの段差昇降

4: 床面から車椅子への乗り移り

5: ベッドから車椅子までの側方移乗

第42回午前:第63問

脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第5頸髄節-手関節背屈装具

2: 第7頸髄節-短対立装具

3: 第12胸髄節-股継手付き長下肢装具

4: 第2腰髄節-長下肢装具

5: 第3仙髄節-短下肢装具

第38回午前:第74問

合併症のない脊髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)患者の住宅改修指導で適切でないのはどれか。  

1: 便座の高さは車椅子使用時の座面高に合わせる。

2: 玄関にスロープを設置する。

3: 寝室に天井走行式リフターを設置する。

4: フローリング化し段差をなくす。

5: 廊下幅を拡げる。

第36回午前:第82問

屋内歩行が可能な片麻痺患者の屋外用車椅子の適合判定で誤っているのはどれか。  

1: 座幅は殿部の最大幅に4~5 cm加える

2: 座長は座った際の膝窩に触れる長さにする。

3: 背もたれ高は肩甲骨下縁の高さにする。

4: 背もたれ角度は95~100°にする。

5: ハンドリムは健側にだけ取り付ける。

第43回午前:第69問

脊髄損傷者の機能残存レベルと車椅子の処方の組合せで適切でないのはどれか。  

1: C4:チンコントロール電動車椅子

2: C5:水平ノブ付きハンドリム

3: C6:取り外し式肘当て

4: C7:長いブレーキレバー

5: Th10:低いバックレスト

第48回午後:第32問

片麻痺患者の自走用の車椅子の寸法や構造について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 駆動輪の車軸前後位置 − 寸法基準点より後方

2: アームレストの高さ − 座位姿勢で肘頭の高さ

3: 背もたれの高さ − 肩甲骨下角の高さ以下

4: 座シートの座幅 − 殿部幅(大転子間距離)

5: 座シートの奥行き − 殿部から膝裏までの長さ

第36回午前:第58問

胸髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)患者が主婦として車椅子で家庭復帰する際の家屋改造上の留意点として誤っているのはどれか。  

1: 玄関の段差は2 cm以下にする。

2: 室内の扉は引き戸にする。

3: 廊下の幅は最低90 cmにする。

4: 台所の流し台の下の空間は、床から30 cmの高さにする。

5: 食器などの収納は床から30~130 cmの高さで行えるようにする。

第51回午前:第10問

25歳の女性。脊髄完全損傷(第5胸髄節まで機能残存)。車椅子(寸法:全長85 cm、全幅55 cm、前座高42 cm)での自立生活に向けて図のように住宅改修を行った。考えられる問題点はどれか。 

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1: ①のエレベーターに乗るとバックで出なければならない。

2: ②の玄関スロープを上ることができない。

3: ③のトイレに入った後で扉を閉めることができない。

4: ④の洗体台が高く移乗できない。

5: ⑤の車椅子用台所シンクに対面できない。

第52回午後:第30問

骨盤帯付長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。  

1: 骨盤帯は側方では腸骨稜と上前腸骨棘の間に設置する。

2: 下腿半月上縁は腓骨頭下端の直下である。

3: 股継手軸は前額面で小転子より2 cm上方を通る。

4: 膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点を通る。

5: 足継手軸は前額面で内果中央を通る。

第51回午後:第5問

身体計測を行った結果を図に示す。標準型車椅子を作製するにあたり、車椅子基本寸法として正しいのはどれか。2つ選べ。なお、座面にクッションは入れないものとする。 

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1: 座幅は50 cmとする。

2: 座奥行きは41 cmとする。

3: バックサポート(バックレスト)高は46 cmとする。

4: アームサポート(アームレスト)高は18 cmとする。

5: フットサポート・シート間距離は30 cmとする。